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本当にあるの?みんなはどう乗り越えた?「小1の壁」

小学校入学を機に、働く親が直面するといわれている「小1の壁」。言葉だけは聞いたことがあるという人もいるのではないでしょうか。そこで、もうすぐ迎える入学シーズンを前に、「いこーよ」ユーザーに「小1の壁」についてのアンケートを実施しました。

「小1の壁」って知っていますか?

「小1の壁」とは、主に共働きの家庭において、小学校入学を機に直面する問題のことをいいます。それまで通っていた保育園では延長保育などがあり、遅い時間まで子どもを預かってもらえていたのに対し、小学生になると学童保育を利用しても18時には利用時間が終わってしまうところが多いようです。また、子どもが小学生になると、短時間勤務が使えなくなるという企業も多く、働き方を変えていく必要が出てくるケースも。

その他にも、小学校は平日参加の行事が多いなど、ワーキングマザーにとって様々な点で苦労が増える「小1の壁」。この「小1の壁」という言葉は、どのくらい浸透しているのでしょうか? 「いこーよ」ユーザー274名に尋ねたところ、以下のような結果が出ました。

(単一回答、N=274)

およそ4割の親御さんが、「小1の壁」という言葉や意味を知っている、と答えました。お子さんがまだ幼く入学まで時間がある場合は、まだあまりピンとこないという人も多いかもしれません。また、なんとなく言葉は聞いたことがあるけれど、実際どんな問題かは知らない、という人も多いようです。


教えて、先輩ママ!「小1の壁」は実際にあるの?

(単一回答、N=160)

続いて、小学生以上のお子さんを持つ共働きの親御さんに、実際に「小1の壁」があったかどうかを尋ねたところ、17%の人が「あった」という結果に。全体としては少数派ではあるものの、主にママの勤務形態や企業の制度によっては、「小1の壁」に直面する場合もあるようです。

みんなはこう克服した!

では実際に、「小1の壁」に直面したという人に、具体的にどんなことが大変だったか、そして克服するためにどんな対策をしていたか尋ねると、様々な声が寄せられました。

学童に入れなくて、特別な対応で児童館預かりをしていただきましたが、それでも入学してから1カ月半くらいは、預かり不可とのことで、給食が始まるまでは時間給などとりました。職場には頭を下げっぱなしでかなり辛かったです。(晴れた空に桜咲くさん/9歳・4歳男の子のママ)
嘱託職員のため、週2回は帰宅時間に在宅できるが、残り3回のために学童に入れるのもどうかと思い、鍵を持たせ自分で開けて帰宅、2時間ほど一人で留守番をさせていた。帰宅後の戸締りや生活リズムを習慣づけるため、GW明けまで時間給をとったり、週1回だけ祖母に来てもらったり、家族で協力した。(I・Mさん/7歳男の子のママ)
入学前から、平日に仕事を休まなければならない行事などが多くて困った。職場で自分の現状をよく話すようにして、申し訳ありません、という態度で仕事を休んだ。年休は子どもの学校関係でほぼ消化。自分の休養のために休暇はとれなかった。休日は用事を作り、一人で外出する機会をつくってリフレッシュを心掛けた。(natureさん/7歳・3歳男の子のママ)
保育所と違い6時までにお迎えに行かないといけなくなり、毎日ギリギリになってしまったこと。残業を減らすことと子どもに鍵を持たせる練習をして乗り切りました。(T・Kさん/11歳女の子・7歳男の子のママ)
学童に入れましたが、学童終了時間に帰宅できなかったため、1年ほど近所のお友達の家に帰宅させてもらい、親が帰宅時にそのお宅まで迎えに行くという生活をしていました。(T・Mさん/11歳男の子・8歳女の子のママ)

まずは学童保育に入れるかどうか、利用できた場合も帰宅時間が間に合わないという人が多く、祖父母やお友達、近所の人の協力を得て乗り切っていた、という人が多いようです。また、子どもが一人で帰宅し、家にいる時間が増えるため、鍵の掛け方を練習しておいた、防犯についてしっかりと教えておいた、という声も。

同時に、退社時間や時間給・有給の取得に関して、職場の協力が大切だということがわかりました。中には、どうしても時間帯が合わず、仕事を辞めたという人もいました。


先輩ママからアドバイス

調べれば調べるほど、保育園の頃には考えもしなかったような多くの問題に直面する「小1の壁」。これからお子さんが入学を迎えるママの中には、戦々恐々としている人もいるかもしれませんね。最後に、先輩ママさんからこの春「小1の壁」を経験するであろうママたちへ、アドバイスをもらいました。

知り合いの子は、鍵は持たせておらず親の方が後から帰るのですが、毎回トイレを我慢しながら帰り、知人宅でトイレを借りたりしていました。人に迷惑をかけるのは嫌なので、私は鍵を持たせました。また、キッズ携帯を持たせることで、子どもと連絡を取りやすくなりました。料金も安いですし、かなり便利です。学校には持っていけませんが、遊び先や自宅からも私に連絡を取りやすいみたいです。(ららママさん/7歳男の子のママ)
やらせてみる前から『うちの子にはできない!』と決めつけているお母さんが多いので、『やればできる!』に考え方を変えてほしいな!と思います。あっという間に子どもなりに考えて行動するようになるので、心配だけどわが子を信じてなんでもやらせてあげてほしいです。(S・Tさん/10歳男の子のママ)
子どもは少しずつだが、確実に自分でいろいろ考えて行動するようになると思います。失敗も大事な経験と思いながら広い心で関わっていきたいと私も思います。(ひらこさん/8歳男の子のママ)
PTAや授業参観など大変な事は多いが、大変だからこそ最初に経験しておかないと、他の親御さんとの関係が希薄になったり、役員を後で押し付けられることがあるので、要注意です。(O・Tさん/7歳・5歳男の子のママ)
子育てにはまずお金がかかりますし、働かないと生きていけないというのが正直あると思います。近所に親がいて頼れる人は甘えていいと思います。それができない人も、まずは子どもにとって一番は何なのかを考えて決断してほしいです。(さくらんぼさん/7歳女の子のママ)

いかがでしたでしょうか? 「小1の壁」は確かにあります。でも、頑張れば乗り切れます。先輩ママからのアドバイスは、何よりも力になりますよね。職場の理解、夫や親など周囲のサポート、そしてファミリーサポートや預かり時間が長い民間の学童保育など、頼れる人や場所はすべて頼って、「小1の壁」を乗り切りましょう!

民間学童保育に関する過去記事はこちら
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ライター紹介

水谷 映美

1979年生まれ。出版社勤務、受付嬢、社長秘書を経て、現在はwebを中心にライターとして活動中。男・女・女の3児の母。気になることは何でも試してみないと気が済まない典型的B型女子。子育て世代のリアルな声を反映した記事を得意としている。

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