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夏のキッズ向け映画ガイド2016

2016年8月13日大下孝枝

『ファインディング・ドリー』や『ペット』など注目作品が続々登場している2016年の夏休み映画。何を観たらいいの? キッズ向けの映画といえばこの方!「子ども映画プラス」を運営する工藤雅子さんに訊きました。

2016年の夏休み映画は「友情」をテーマにしたものが続々登場!

©2016 Disney/Pixar.

2016年の夏休み映画は「友情」がテーマのものが多く見られます。ディズニー/ピクサー「ファインディング・ドリー」では、ナンヨウハギの「ドリー」とカクレクマノミの「ニモ」たちとの友情が、児童文学の不朽の名作『ルドルフとイッパイアッテナ』では、迷子の猫「ルドルフ」と都会の大きなボス猫「イッパイアッテナ」の友情が。親子で楽しく映画を観て、感じたことを話し合うのも素敵な時間ですね。

『ファインディング・ドリー』

パパやママとはぐれてしまったナンヨウハギの「ドリー」が、「ニモ」と「マーリン」親子とともに、両親を探しに旅へ出る物語。親とはぐれてしまうという、子どもにとってはショッキングな設定でではありますが、ディズニー/ピクサー作品ということもあり、最後にはハッピーエンドが約束されていると、親子ともに安心して観ることができます。

いろいろなことが覚えていられないドリーをポジティブに描きながら、仲間たちと力を合わせて困難を乗り切ること、友だちのウィークポイントを受け入れて仲良くしていくことの大切さを自然と感じ取ることができる作品です。

※おすすめの年齢
5歳〜

『ペット』

人間がいない間ペットが何をしているんだろう? という誰もが思う疑問をもとに描いた作品です。アイデアが非常に面白く、犬や猫たちのキャラクターが非常にたっていてブラックユーモアが満載です。主人公はテリアのミックス犬「マックス」と、マックスと飼い主の愛情を争う大型犬「デューク」。ある日二匹はニューヨークの真ん中で迷子に! 二匹の犬の友情はどうなるの? 二匹は無事飼い主のもとに戻れるの? と、ワクワクドキドキしながら観ることができます。

『ミニオンズ』のイルミネーション・エンターテインメントとユニバーサル・スタジオによる長編アニメーションということもあり、イマジネーションをかきたてるエピソードが次から次へとでてきて、お腹をかかえて笑い転げてしまう映画になっています。『ファインディング・ドリー』が優等生的な友情映画だとすれば、こちらは親子で大笑いしたい! そんなファミリーにぴったりです。

※おすすめの年齢
6歳ぐらい〜

『ルドルフとイッパイアッテナ』

『ファインディング・ドリー』と『ペット』がアップテンポ次々と場面が展開していく息つくく暇のない友情映画だとすれば、こちらはゆったりと物語がゆったりとすすんでいく良質なキッズ向け映画といえるかもしれません。日常の風景や街角が丁寧に描かれ、安心して映画のストリーに集中することができます。

大好きな飼い主と突然離ればなれになった主人公の黒猫「ルドルフ」は、大都会・東京で最も恐れられているボス猫「イッパイアッテナ」と出会いノラ猫として生きていくことになります。その中で「イッパイアッテナ」の秘密が少しずつ明らかに…!

劇中の「イッパイアッテナ」の印象的なセリフに、「生きていくために『教養』を身に着けることが大切なんだ」。字を覚えたり、世界のことを知ったりすることが、自分を助けてくれる武器になるというのものがあります。「いこーよ」ユーザーのパパやママを持つ子どもたちには、グッとくるセリフかもしれません。また、映像の中で猫たちの「モフモフ」した毛の雰囲気が非常に美しく再現されているため、「モフモフ」好きなパパや、ママ、子どもたちにもおすすめです。

※おすすめの年齢
4・5歳〜

続いて、『ジャングル・ブック』と、『ソング・オブ・ザ・シー』のポイントをご紹介します!


『ジャングル・ブック』

ジャングルで生き抜くためのショッキングなシーンも多いため、現実とフィクションの区別がきちんとつきはじめる9歳以上の子どもたちに観てほしい作品。主役の人間の男の子『モーグリー』以外はすべてCGで再現された3D映画です。

オオカミに育てられた人間の子どもが主人公ということもあり、血のつながらない家族という、現代的なテーマを扱っているともいえます。また、子どもたちに、仲間たちと力を合わせて勇気をもって困難に立ち向かうことの大切さを教えてくれる作品でもあります。

ディズニーにはアニメ版の怖くない「ジャングル・ブック」もあります。実写版を映画館で小学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんが見て、未就学児の弟や妹はお家でDVDでアニメ版を観るというのもいいかもしれません。

※おすすめの年齢
9歳ごろ〜

『ソング・オブ・ザ・シー〜海のうた』

アカデミー賞にノミネートされた長編アニメーション。アイルランドを舞台に、10歳の少年と6歳の妹が神話の世界を冒険して成長していく物語です。こちらは友情ではなく兄弟の成長物語ですが、子どもたちの成長を描くという意味でピックアップしました。

背景は手描きの水彩画、キャラクターはタブレットで描かれています。アニメーションが映像の表現の豊かさや絵の持つ力に心打たれる作品です。郷愁を誘うアイルランドの音楽の美しさも必聴です。

子どもたちには、この映画の美しい映像や音楽をきっかけにアイルランドってどこにあるんだろう? という疑問をもとに、世界中の国々の文化に目を向けてほしいと思います。

※おすすめの年齢
7・8歳ごろ〜

夏休み、人気の定番映画もチェック!

『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』

やなせたかしによる国民的人気アニメ「それいけ!アンパンマン」の劇場版シリーズ第28弾。あらゆるものを玩具に変えられるおもちゃスティックを落としてしまったおもちゃの星の姫ルンダとアンパンマンたちが繰り広げる冒険!

『ONE PIECE FILM GOLD』

人気アニメ「ONE PIECE」長編劇場版のシリーズ13作目。世界中から海賊、海兵、大富豪たちが集う世界最大のエンタテインメントシティ「グラン・テゾーロ」で繰り広げられる大冒険!

夏休みは楽しくお出かけ!

映画以外には、夏休みに家族でお出かけするならどこがいい!? 家族の「最高の夏休み」におすすめの人気のテーマパーク、動物園、水族館、プールに海水浴など注目のスポットとイベントをどしどしご紹介します。

夏休みのイベント&スポット

お話を聞いたのは…

  • 工藤雅子さん

    株式会社チャイルド・フィルム代表。平成元年より23年間にわたり、映画買付、宣伝等にかかわる。平成23年3月東京テアトル株式会社を退職後、フランス、イギリスの映画教育機関をリサーチ。準備期間を経て「こども映画プラス」を開設。子ども向けの上映会・ワークショップを企画・運営。共同著作に「こどもと映画」を考える~13才までに見せたい名作映画50ガイド」(キネマ旬報社刊)、「こども映画教室のすすめ」(春秋社刊)がある。

  • こども映画プラス
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ライター紹介

大下孝枝

「いこーよ」編集部。いこーよサイト編集とタイアップを中心に担当。 モンテッソーリ教育教師 小学生の女の子二人のママです。 子どもと一緒にお出かけすることが好き!お料理するのが好き! 子どもと一緒に成長していきたい、一緒に幸せな体験沢山していきたいと願っています。

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