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シャンプー・ドライヤー嫌いを解消!親子でお風呂を楽しむコツ

お風呂には入れてもシャンプーやドライヤーが苦手という子は多いですよね。毎日のことだけに、あまり嫌がられるとパパやママもつらいもの。そこで今回は、AllAboutの家事・掃除・子育てガイドとして長年活躍している藤原千秋さんに、シャンプーやドライヤーを嫌がる子どもへの対処法をお聞きしました。

子どもがシャンプーを嫌がるのはなぜ?

親子やきょうだいでわいわい楽しく過ごせるお風呂の時間ですが、いざシャンプーとなると嫌がって大泣きしてしまう子どももいます。子どもはどうしてシャンプーを嫌がるのでしょうか。

シャワーのお湯やシャンプー(リンス)が、目や鼻や口に入ったりするのが不快、入ってきそうで怖い…というのが、子どもがシャワーやシャンプーを嫌がるおもな原因だと思います」と藤原さん。

同じような悩みを持つパパやママが多いのか、目にしみにくいものやキャラクターのパッケージのものなど、子ども向けのシャンプーが多数販売されています。また、シャンプーハットなどの洗髪グッズもありますね。こういったものは使ったほうがいいのでしょうか。

「シャンプーやグッズを選ぶというような小手先のテクニックより、不快感や恐怖心の原因を大人ができるかぎり取り除いてあげるほうが効果的です。また、シャワーやシャンプーを苦行ではなく、むしろ楽しみなものと思えるようにしてあげることも肝心ですね。」

藤原さんによると、シャンプーのやり方次第で子どもの恐怖心を減らすことができるそう。おすすめの洗い方を教えてもらいました。


快適で怖くないシャンプーの方法は?

藤原さんおすすめの洗い方は「美容院スタイル」。洗い方の手順は以下の通りです。

1.子どもを自分と向かい合わせに抱っこする
2.仰向けにし、大人の手で頭を支える
3.耳を指でふさぐ
4.おでこから鼻あたりまでタオルをのせる
5.爪を立てないように手早く洗う
6.シャワーで流す

ポイントは、目や耳などに水が入らないように気をつけること。

耳をふさいで仰向けにし、顔にタオルをのせることで、目・耳・鼻・口にお湯やシャンプーが入るのを防ぎ、恐怖心を取り除くことができます。また、洗い流すシャワーの温度は少し低めにしましょう。ぬるいと感じるくらいの方が、子どもは嫌がりません。

2歳〜3歳以上の抱っこが難しい年齢の場合は、子ども用のお風呂イスや裏返した洗面器に座らせる方法も。自分で浴槽のふちをつかんで体を後ろに反らせてもらい、抱っこの場合と同じ手順で洗います。また、のぼせやすいので注意が必要ですが、浴槽につかった状態でふちに首をのせる方法もあります。この場合は首の下にたたんだタオルをさしこむと、痛くならず快適です。

「こうして髪を洗う気持ちよさを知れば、子どもはシャンプーを嫌がらなくなります。結果的に早く自立して、ときには自分自身で洗い始めることもあります」と藤原さん。

親の声かけ&水泳・水遊びで恐怖心をなくすのも大切!

また、シャンプーをしている間の言葉かけも効果的だそう。

「小さい頃から、お風呂やシャンプーのときは『気持ちいいね〜、スッキリするね〜』とポジティブな言葉かけをしてあげることを習慣にしましょう。」

さらに、シャワーやお湯に顔をつけることなど、水が苦手でシャンプーを嫌がっている場合には、水泳などの習い事が効果をもたらしてくれる場合もあるそうです。

「水泳を習っていると水に慣れるため、家のシャワーくらいなら平気になったというのもよくあることですね。」

実は、筆者の子どももそのタイプでした。直接的な対策ではありませんが、検討の価値はあるかもしれません。水泳を習うほかにも、親子で遊びながら水に慣れるのも、子どものシャンプー・シャワー嫌い克服の近道になりそうですね

【参考】子どもがお風呂好きになるお風呂遊び

続いては、嫌がる子が多い「ドライヤー」を使うときのポイントを紹介します。


子どもがドライヤーを嫌がるのはなぜ?

シャンプーが終わったあとに課題となるのが、ドライヤーです。こちらも嫌がる子が多いですが、濡れている時間が長いと髪が傷みやすくなったり、菌が繁殖してにおいの原因になったりすることも。また、風邪をひかせないためにも早めに乾かしたいものですよね。

音が怖い、熱風が怖い、熱い…というのが、子どもがドライヤーを嫌がるおもな理由です。まず音に関しては、気をそらすのがいちばんのコツ。あえてリビングなどに移動し、子どもが集中しやすいテレビ番組などを大きめの音でつけて、髪を乾かします。乱暴に髪をかき乱さないように心がけ、ドライヤーの音に集中させないようにしましょう。」

「熱さに関しては、ときどき冷風を使いながらドライヤーをかけると解消できます。また、ドライヤーを使う前のタオルドライの段階から心地よさを味わわせてあげるのも効果的。ふわふわしたタオルを使ってあげるなど、子どもがなるべく快適に感じるよう工夫をしてみましょう。」

「お風呂限定」のしかけでもっと楽しく!

最後に、お風呂をもっと楽しくするコツもお聞きしました。

「毎日、お風呂限定の手遊びや、歌、ゲームなどを用意してみましょう。『またお風呂でやろうね!』などとお風呂に入るきっかけになります。ゆっくり肩までつかって温まってほしいときの口実にもなりますね。」

「あとは、『入浴剤を入れる係』『石けんを交換する係』など、お風呂に関係したお手伝いを頼むのもおすすめ。子どもが毎日お風呂を楽しみにする理由の一つになります。」

子どもが嫌いなシャワーやドライヤーなどを、ちょっとした工夫で快適でリラックスできる時間に変えて、「お風呂限定」のしかけをご褒美に、親子での入浴を楽しみたいですね。

▼この記事のポイント

  1. シャンプーやシャワーを嫌がる子どもには「美容院スタイル」がオススメ
  2. 親の声替え、水遊びで恐怖心をなくすことが大切
  3. ドライヤーは、音に集中させないように気をそらす
  4. 「お風呂限定」のしかけで、親子で入浴を楽しもう

お話を聞いたのは…

  • All About「家事・掃除・子育て」ガイド 藤原千秋さん

    家のこと、子どものこと、仕事の三つ巴をたのしむ三児の母。AllAboutの家事・掃除・子育てガイドとして16年に渡って記事を執筆している。住まいに関する記事を専門に執筆するライターとしても活躍中。「この一冊ですべてがわかる!家事のきほん新事典」など著書多数。

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ライター紹介

高柳涼子

雑誌編集部勤務を経てフリーランスに。ライティングと校正を中心に、ときどき編集もやる3児の母です。これまでに関わった分野は、求人、進学、ウェディング、アート、手芸、田舎暮らし、食育、仏教、料理など。

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