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6歳になったら机を作ろう!プロジェクトのご紹介

掲載日: 2017年5月19日更新日: 2021年2月25日村下優美

「6歳になったら机を作ろう!」プロジェクトは、国内の間伐材を使って親子で学習机を作るプロジェクト。2014年の開始以来、全国の12カ所で開催し、のべ320組以上の親子が学習机を作りました(2021年2月25日現在)。

親子で力を合わせて机を作るイベント!

自分が使うホンモノの学習机を作る体験は、子どもの自信を育てます。

高知や東京八王子で開催した木こり体験は、自分の手で木を切り倒すところからスタート。山の恵みについてのお話をきいたら、森に入って親子でノコギリを使って木を切り倒します。その後、約2ケ月かけて木を乾燥させたら、再び親子で集まり、学習机を手作りします。

木こり体験in八王子レポートはこちら!

机作り体験は、東京品川開催のイベントでは高知、滋賀彦根開催の時は地元滋賀の間伐材を使用して、学習机を手作りしました。ノコギリ・ハンマー・電動ドリルなどの本格的な工具を子どもが使い、親子で協力しながら机を仕上げていきます。

机作り体験in彦根のイベントレポートはこちら

「6歳になったら学習机を作ろう!」イベント動画公開中!

2017年に開催した、親子で力を合わせて机を作るイベントの動画はこちらです。

「やればできた!」の体験を繰り返すことで自信につながり、協力して机を作るという目標を達成することで、喜びを分かち合うことができます。親子で作った机は子どもの大切なパートナーとして、長く自宅で活躍することでしょう。

学習机の、3つのこだわり

「6歳になったら机を作ろう!」のイベントで実際に作る学習机の3つのこだわりを紹介します。

1.日本の木で作る!

野菜なども地産地消が良いといわれますが、実は木材も同じ。なるべく地元の山にはいって間伐を行い、地元の間伐材で学習机を手作りしたいと考えています。
高知開催のイベントでは、すべすべの手触り、やさしい木の香りとぬくもりが特徴の、高知県本山町の山で育った木材を使用します。滋賀彦根や八王子のイベントでも、地元の木材を使用しました。

2.シンプルで長く使えるデザイン

ほんのりピンクがかった自然の柾目(まさめ)を活かした机です。シンプルなデザインなので圧迫感がありません。またコーティングされていない無垢の机が、年月を経て風合いが変わっていくのも魅力です。自分の好きな色に塗装してカスタマイズすることも可能です。

3.組み合わせ自由

年齢や好みによってレイアウトを変更したり、パーツを追加したりすることができます。はじめに机に合った椅子を、学用品が増えたらキャビネットや本棚を追加するなど、自分のスタイルに合わせてレイアウトを楽しむことができます。

製品情報

サイズ:幅100cm×奥行60cm×70cm
原材料:国産木材(高知県本山町、他)
表面加工:無塗装
特徴:引き出し付き

「6歳になったら机を作ろう!」委員会とは?

親子で木を切った体験は、一生残る思い出になることでしょう。

当プロジェクトは、次世代を担う子供ども達に、人や自然とふれあい、さまざまな経験を通して学んでほしいと考える「いこーよ」と、次世代に元気な山を残して豊かな生活をつなぐため、山の価値を多くの人に知ってもらいたいと考える「ばうむ合同会社」との共同プロジェクトです。

自然の恵みを次世代につなぐ体験を全国でも!

きれいな川や田畑、海の幸があるのは山と森が生きているからです。でも山を手入れする人が減り、植林した常緑樹の杉や檜などが生い茂り、落葉が減って下草も生えなくなり、山が本来持っているはずの保水力や浄水力が、失われつつあります。

川や海を支えている山。その山の木を活用した学習机を作る体験は、自然の恵みに感謝する心を育みます。私達は、このイベントを体験した子どもたちが、よりよい未来を創る担い手となることを願っています。

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ライター紹介

村下優美

宮崎県生まれ、のびのび育った後に「いこーよ」を運営するアクトインディに加わる。ミュージカルや演劇、演奏会など人のエネルギーや音楽が好き。人生は幸せ探しゲームだと思っていて、日々ハッピーなことを探している。

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