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先輩ママ&専門家が明かす! 赤ちゃんの後追い乗り切り術!

ママにべったりくっついて離れない赤ちゃんの後追い。かわいいけれどトイレにもゆっくり行けないし、家事もはからず困っているというママも多いのではないでしょうか。そこで、「いこーよ」ユーザー約500人に聞いた「後追い対策法」を紹介するとともに、専門家のアドバイスもお届けします。

後追いをした赤ちゃんは約8割

(単一回答、N=482)

まずは、「お子さんが赤ちゃんの頃、後追いをしましたか?」と質問したところ、74%が「はい」と回答しました。「まだ後追いできる月齢ではない」という数を除くと、8割の赤ちゃんが後追いをしたという結果に


後追いの始まりは1歳前後が圧倒的多数!

(単一回答、N=354)

では、後追いの時期はいつ頃なのでしょうか? 先の質問に「はい」と回答した人に「赤ちゃんの後追いはいつ頃から始まりましたか?」と尋ねたところ、「6カ月〜1歳」がもっとも多く65%、続いて「1歳〜1歳半」が19%という結果となりました

(単一回答、N=351)

続いて、「後追いはいつ頃なくなりましたか?」と尋ねると、「1歳半〜2歳」が32%、「2歳〜2歳半」が22%、「1歳〜1歳半」が21%、「それ以上」が21%と、回答がかなりバラけました

この結果を受けて、臨床心理士の木村美奈子さんに理由を伺いました。


1歳半以降は「後追い」ではなく「分離不安」から泣くことも

木村さん曰く、「後追いは、一般的には6カ月頃から始まり、1歳半過ぎまでに消失していくもの」だそう。とはいえ、今回のアンケート結果からもわかるように、子どものなかには2歳を過ぎてもママの後をくっついて離れない、姿が見えなくなると泣く子も多いようです。これは後追いとは違うのでしょうか?

「1歳半を過ぎて言葉の理解も進んで、目の前からママがいなくなってもちゃんと戻ってくるということがわかっている時期になっても、ママと離れることへの不安が強い状態を『分離不安』と呼びます。分離不安のある子は、初めての場所や知らない人に接したときだけでなく、知っている環境や人でも慣れて安心感が持てるまでかなり時間がかかります。大人でも、海外などに行くと勝手がわからず心細くなるのと同じ心境ですね。そのようなときに、絶対的な安心感を与えてくれるママにくっつくことで、子どもは安心感を取り戻すのです。後追いと分離不安は少し意味合いが違いますが、どちらもママという絶対的に安心できる存在を求める行為だといえます

まるでストーカー!? ママたちの後追い困ったエピソード

続いては、「赤ちゃんの後追いで大変だった、困ったことはどんなことですか?」とアンケートで尋ねたところ、「あるある!」と共感できるエピソードが多数寄せられました。

トイレに入る時までついてきてしまうので、おんぶしながら入っていました。(kazyuさん/11歳女の子のママ)
キッチンで揚げ物や炒め物をしているときに寄ってきたり、泣いたりするので大変でした。ベビーサークルの中に入れると狂ったように泣くので結局抱っこになり、ご飯が適当になったりしました。(こまくまく0202さん/2歳女の子のママ)
面倒を見るつもりで両親が来てくれたのに、抱っこしてもらっても大泣き。かえって気を遣わなければいけなくなり、不穏な空気が流れたことがありました。(A・Hさん/10歳・6歳・3歳女の子のママ)

なかでも、「ママがいないと泣いてしまうため、誰かに預けて出かけられない」という声が多かったのですが、どうしても預けなくてはいけない状況になったときのポイントを木村さんに教えてもらいました。

「よく、泣かれると困るので子どもが気付かないうちにこっそり出かける、というママがいますが、たとえ泣かれたとしてもちゃんとお別れをして出かけた方がいいと思います。内緒で出かけた場合、ママがいなくなったことに気付いた子どもは大泣きしますよね。知らない間にママがいなくなったことで『騙された』と感じたり、不安や怒りを感じたりする子もいます。そうすると、『次もまたいなくなるかも!』という不安から、後追いがエスカレートすることがあります。『ママはこれから◯◯に行ってくるね。必ず帰ってくるからね』と声がけしてあげるといいと思いますよ


こうやって乗り切った! みんなの後追い対策法

では、みなさんどうやって後追いの時期を乗り切ったのでしょう? 赤ちゃんが後追いする期間にしていた工夫を聞いたところ、さまざまなアイデアが寄せられました。

おんぶをして家事をする。また、後追いをする時期は、早め早めの行動を心がけました。(まるまるこさん/5歳女の子・3歳男の子のママ)
歌ったりお話ししたりしながら料理していた。冷蔵庫にかわいい手書きイラストの磁石を貼っておいて、遊ばせながら料理していた。(A・Iさん/5歳男の子のママ)
自分の着ているもの、匂いのついているものを渡した。(N・Nさん/2歳男の子のママ)
手の届く範囲にわざと興味をひく物をしまっておいて、引っぱり出したりするのを楽しませる。そうすると、しばらく1人遊びをしていてくれます。(M・Iさん/0歳女の子のママ)
最低限の家事だけして、パパにも家事ができない状況を理解してもらった。(A・Aさん/1歳女の子のママ)

みなさんいろいろと工夫されていて、とても参考になりますね。ちなみに、木村さんおすすめの対策法はなんでしょうか?

「子どもはどうしてもママと一緒にいて同じことをしたがりますよね。私自身がしていたのは、料理のときにしゃもじなどを渡して『ママも持ってるよー! 一緒にお料理しようか』と声をかけたり、キッチンの一番下の引き出しに使わないタッパーを入れておいて、その場所は赤ちゃんがイタズラしても困らないようにしたりしていました。洗濯のときは子どもに渡すタオルを用意しておいて、それを手渡したり。とにかく、本人が満足できるような環境作りを工夫していましたね

なるほど。ママに相手にしてもらえていると感じられれば、子どもは満足できるのですね。

「それから、対処法は1つだけでなく、段階的に考えておくといいですよ。たとえば料理をしたいとき、お気に入りのアニメを30分だけと決めて流してみる。30分見続けてくれれば大成功ですが、10分くらいで飽きてキッチンに寄ってきた場合に備えてゲートのところに好きなおもちゃを置いておく。それでもダメなら、ゲートの中に入れて危険ではない調理器具を渡す…などいろいろチャレンジしてみてくださいね」

後追いは赤ちゃんの成長の証。この時期だけと割りきって、楽しみながら乗りきれるといいですね!

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夏休みは家族旅行やイベントなど、親子でさまざまな体験をするチャンス。キャンプや海水浴で自然を満喫したり、遊園地やプールで体を動かして遊んだり。たくさんの思い出を作りましょう!親子におすすめの旅行先や夏休みのイベント情報をご紹介します。

体験&イベントを楽しむ夏休み特集2017

お話を聞いたのは…

  • 木村美奈子さん

    地域の子育て相談室などに14年間勤務、延べ1万2000組以上の相談を担当。現在は、自身の苦しい夜泣き体験を救った『夜間断乳&ネントレのレッスン』を提供し、子育て中のママを応援。ママがきちんと眠ることと、子どもと関わる際の優先順位を決断する力が、子育てをもっと楽しくする!と多くのママたちに伝えている。

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ライター紹介

水谷 映美

1979年生まれ。出版社勤務、受付嬢、社長秘書を経て、現在はwebを中心にライターとして活動中。男・女・女の3児の母。気になることは何でも試してみないと気が済まない典型的B型女子。子育て世代のリアルな声を反映した記事を得意としている。

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