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人気保育園の園長がおすすめ! 幼児の主体性を育む遊び場4選

ママパパにとって、子どもの遊び場は常に悩みのタネですが、せっかく遊びに行くなら、子どもの成長につながる場所を選びたいものです。特に未就学児は興味や好奇心など、小学校にあがってからも役立つ力が養えるスポットだといいですね。

とはいえ、どんな場所がいいのかわからずに、そんなに深く考えずにいつもの場所で遊ばせてしまう…ということはよくありますよね。

そこで、「夢をかなえる保育園」をテーマに、遊びを通して子どもの主体性を伸ばす教育を実践している人気保育園「RISSHO KIDʼS きらり」の 園⻑・坂本喜一郎さんに、園での教育法とオススメの遊び場を伺いました。

遊びを通して『学ぶこと』を楽しめる子どもに

坂本先生によると、子どもの教育に関して「主体性」が大事だと言います。

「親が用意したものに子どもが『参加する』こと、それは自主性。主体性はそうではなくて、子どもたちが自分自身で選択し、考えて動くことなんです。親の中でも、自主性と主体性の違いを曖昧に捉えている人が多いのでは…と僕は思います」(坂本)

子どもたちが「やりたい!」と言ったことが出発点となって、考えて動くことが「主体性の遊び」。坂本先生が園長を務める保育園「きらり」では、さらに午前中と午後で遊び方を変えて「主体性の遊び」の質のバランスをとっているようです。

例えば午前中にめいっぱいダイナミックに身体(エネルギー)を使って遊ぶと、午後は自然に『じっくり集中して活動する姿(エネルギー)』が生まれてくるのです。このパワフルな遊びとじっくりと取り組む遊びのバランスがとても大切であり、小学校以降の教育における『じっくり考える姿』の土台になっていくのです」(坂本)

「ぜひ、保護者の皆様には、お子様一人ひとりの持っている主体的に遊ぶ姿を大切にしながら、遊びを通して『学ぶことを楽しめる』&『生きることを楽しめる』子どもに育っていけるよう応援していってほしいと思います」(坂本)

そんな遊びを通して『学ぶこと』が楽しめるようになる遊び場を坂本先生に教えていただきました。

主体性を身につける生活習慣とは

【1】「好奇心のアンテナ」を伸ばして遊べるプレーパーク

プレーパークは「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーにした遊び場。子どもが自然の中で「やってみたい」と思うことをなるべく実現できるような環境を作っているのが特徴です。

世田谷プレーパーク(イベント時の様子)

例えば「世田谷プレーパーク」では、木登りをはじめ、穴掘りや工作、水遊び、泥んこ遊びに焚き火だってOK。建物の屋根に登ったり、飛び降りたりというちょっと危険に思えることもできてしまいます。

世田谷プレーパーク

一見心配になってしまいますが、子どもの遊び方を伸ばしてあげたり、大きな事故が起きないように見守ってくれる「プレーワーカー(プレーリーダー)」がいるから安心。子どもたちの「やってみたい」という好奇心を自然の中で思い切り試して実現させてくれる遊び場です。

■世田谷プレーパーク
東京都世田谷区池尻1-5-27 世田谷公園内

■坂本先生のコメント
「プレーパークに連れていったら、まずは子どもが何かに興味を持って遊び出すかを待つことが大事です。すぐに何か楽しそうなことを見つけて走り出す子もいれば、自分が何をやりたいか、何に興味があるのかじっくり探す子もいます」

「でもここで親が『こうやって遊びなさい』と押しつけてしまうと、せっかく出てきた好奇心の芽を摘んでしまうことに。まずはゆっくり待って興味を持ったものがあったら、それを応援していきましょう」

「つまり、子どもが自分で決めるという『主体性』を大切にしてあげてほしいと思います。その遊びに満足したり、ときに行き詰まったりしたときは、新たな気づきや発見につながるアプローチを教えてあげるなど、あくまで助言する立場でいてください

【2】全力で遊ぶ楽しさと達成感を得られるフィールドアスレチック

フィールドアスレチックは、丸太や綱などで作られた遊具を登ったり、高いところでドキドキしながらネットを渡ったりと、自然の中で体力とバランス感覚を養いながら達成感を味わえます

また、自分の体力や子どもの年齢に合わせた遊び方もできるので、幅広い年齢で楽しめるのも特徴。国内最大級の規模のフィールドアスレチックがある「清水公園」では、水上コースも含めた3つのコースで100種類以上のアスレチックに挑戦できます

清水公園

■清水公園
千葉県野田市清水906

■坂本先生のコメント
「子どもたちの成長のために、『達成感』はとても大切。何かを頑張った、やり遂げたという実感を持つことが自己肯定感につながり、次の好奇心への原動力になるんですね」

「アスレチックに挑戦することは、達成感と自己肯定感を味わい積み上げていく絶好の場。子どもたちが何かを成し遂げたら、ぜひしっかりと認めてあげてください。子どもは認めることで、挑戦したり、続ける意欲が沸いてきます」

「また、高所など危険な場所では、親はヒヤヒヤしてしまいますよね。そんなときは『怖いと思ったら、その場で助けを呼びなさい』と言って、いつでも助けられる距離でついていきましょう。そうすると『できること』と『できないこと』を自ら判断し適切な行動をするようになると共に、次の機会に生かすことができるようになります」

【3】自立心と交通ルールを学べる交通公園

交通公園は、子どもが交通マナーや交通ルールを覚えることができる公園。 園内にはミニ道路や信号機、道路標識が設置されており、自転車や三輪車などの乗り物で園内を走ることができます。子どもの自転車の練習ができるだけでなく、自分たちのペースで安全に交通ルールを覚えられる場所です。

場所によってはさまざまな施設が併設されており、今井児童交通公園は貸出用の自転車をはじめ、足ふみゴーカートや、空中サイクリングが楽しめる「レインボーサークル」という遊具も人気です。

今井児童交通公園

■今井児童交通公園
東京都江戸川区江戸川4-10

■坂本先生のコメント
「子どもと自転車でお出かけをするとき、普通は親が先導しがちですよね。でも、子どもがだんだん安定して自転車に乗れるようなってきた時は、逆に『子どもに先導してもらう』というのをオススメします」

「行き先を決めたら、そこへのルートや行き方も子どもに考えてもらい、大人は後ろからついていく。そうすると自分で考えながら、交通ルールを守って安全に目的地へ向かうことを学んでいくものなんです。交通公園なら車もこなくて安全ですから、親子で思い切り試してみることができますよ」

小学生になると、一人や子どもたちだけで登下校することもあります。入学前から交通ルールを覚えたり、何が危険かを知っておけるといいですね。

こちらもおすすめ! 入学前に確認したい危険ポイントと対策

【4】集中力や好奇心を育める職業体験施設

実際の職業を子どもたちが体験したり、自分たちの使うものを子どもたちの手で作ったりできる「職業体験施設」。楽しみながら自分たちの身近な生活や職業に関する体験をしていくことで興味や関心、好奇心を育めます

キッザニア東京

「キッザニア東京」で体験できるアクティビティ(仕事やサービス)はなんと100種類以上。手触りを感じながら作るパン職人やピザ職人に挑戦したり、本格的な設備や道具を使ったリアルな体験が楽しめます。

キッザニア東京

■キッザニア東京
東京都江東区豊洲2-4-9アーバンドックららぽーと豊洲 NORTH PORT 3F

■坂本先生のコメント
「さまざまな職業の体験をし、いろいろな魅力や楽しさを知ることで、その先の『学び』へとつながっていくものが多い場所だと思います。また、身体を使って体力を発散するタイプの遊びとは違うので『ひとつのことに「じっくり」と集中し、取り組む姿勢』が身につきますよね」

「体験する職業は親主導ではなく、まず子ども自身に決めさせてあげてください。子どもの『〇〇になりたい!』という気持ちを大事にし、それをうまく伸ばしてあげられるといいですね。親にとっても、これまで知らなかった子どもの一面や、好奇心の向かう先がわかるチャンスだと思いますよ」

学ぶことの面白さに自然と気づかせる遊びを

坂本先生は今回紹介したような遊びの中で「学ぶことって面白いという気づきや経験が自然と生まれ、繰り返し体感&体得されていくことが大切」と言います。この気づきこそが小学校や、その先の人生において重要になってきます。

「小学校に入ると、みんなが同じ教室で、同じ授業を受けます。逆に言うと、就学前は自分が『これが面白そう』と感じたことをどこまでも突き詰めていける、貴重な時期といえます。つまり『自分で考えて、自分で決める』姿勢が育めるときなのです」(坂本)

「小学校に入ってからは、そういった力が必要になるので、生まれてから小学校入学までの6年間こそが『人生の土台を作る重要な時期』だと確信しています。」(坂本)

主体性を伸ばしつつ、じっくり集中する力やその習慣づくりが大事

小学校に入るまでに大切なことは、「自分で考えて、自分で決める」力を身につけること。特に小学校に入ると勉強面や生活習慣が大きく変わるので、それらを今のうちから家庭で身につけられるといいですね。

年長さんの入学準備を応援している「チャレンジ1ねんせい」でも、⾃分で考えることの⼤切さを軸に、小学校入学に向けたさまざまなお役⽴ち情報をお届けしています。

例えば、就学時健診のチェックポイントや、新1年生の「困った」あるある、「1日10分」からの学習習慣づくりのコツなど、今から知っておくとよい情報を厳選。これから入学準備をはじめたいと考えているおうちのかたにぜひご覧いただきたい内容です。

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また、年長さんのうちから入会のお申し込みをされたかたには、先行して入会特典「1年生準備スタートボックス」が届きます

時間通りに起きられると名前を呼んで褒めてくれる目覚まし時計や、「自分から」机に向かうことが楽しくなる電子教材など、生活面と勉強面の習慣づくりのサポートも充実。入会特典がフルセットで届くのは2017年11月18日までですので、お見逃しなく!

※ お申し込み時期によりお届けする内容は異なります。詳しくは「チャレンジ1ねんせい」のWEBページをご確認ください。

お話を聞いたのは…

  • 坂本喜一郎さん

    社会福祉法人 たちばな福祉会 RISSHO KID'Sきらり園長。小学校の先生時代に幼児教育に興味を持ち、幼稚園の先生に転身。その後、実家が経営する保育園に就職し副園長を務めたあと、2012年にRISSHO KID'Sきらりを立ち上げる。現在、4歳と1歳の娘を持つパパでもある(2017年9月現在)。

  • 社会福祉法人 たちばな福祉会 「RISSHO KID’Sきらり」

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