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もしや私も!? 実際にあった「過保護すぎる親」エピソード集!

掲載日: 2017年10月23日更新日: 2017年10月23日水谷 映美

今年の夏はドラマ『過保護のカホコ』が人気でしたが、身の回りにもドラマ顔負けの過保護な親は意外と多いのではないでしょうか。そこで今回は、アンケートで「あなたの周りの過保護すぎる親」を調査してみました。衝撃、いや笑撃エピソードの数々をどうぞ!

「過保護な親」は意外と身近に多い!?

今回「いこーよ」ユーザー761人に「身近な人(知人・友人、兄弟姉妹、親戚)や外出先などで見かけた『過保護な親』のエピソード」を募集したところ、200件を超える回答が寄せられました。

一言で「過保護」といっても捉え方はさまざま。今回のアンケート調査をもとに「過保護な親」を分類すると、大きく下の4つのタイプに分けられました。

  1. 危ないことを先回りして止める【心配性タイプ】
  2. 子どもの意思は無視して親がすべて決めてしまう【過干渉タイプ】
  3. 汚い物には触れさせない【潔癖症タイプ】
  4. 子どもを一切叱らない、欲しがる物はすべて買う【激甘タイプ】

今回はこの4つのタイプ別に具体的なエピソードをお伝えします。

「心配性タイプ」の過保護エピソード

まずは、【心配性タイプ】のエピソードから。子どもを心配する想いはすべての親に共通するものですが、ちょっと行き過ぎてしまった人もいるようで…。

4歳くらいの子どもの脱ぎ着をすべて母親が行い、お菓子の袋も開けてやり、汚れないように前掛けまでしていたのを見ました。(M・Mさん/8歳・2歳男の子のママ)
「虫に刺されないようにしてください!」と保育園にお願いする親を見たことがあります。正直、それくらい仕方ないのでは…と。(ゆうとママさん/1歳・0歳男の子のママ)

「過干渉タイプ」の過保護エピソード

続いて、【過干渉タイプ】のエピソード。子どもが何歳になってもつい干渉してしまう、すべて先回りしてやってしまう親の目撃談が集まりました。

20歳になっても、「いつ・どこで・何をしているか」を常にメールで報告させる母。(アコさん/3歳女の子のママ)
着替えるのも、靴を履くのも、おもちゃを出すのも、片づけるのも、すべて親。子どもの意見は皆無で親がすべて。「○○ちゃんはかわいいからね、やらないのよ〜」などと言っていて、これでは子どもが伸びないなと思った。(みつばち母さんさん/10歳・2歳男の子のママ)

「潔癖症タイプ」の過保護エピソード

【潔癖症タイプ】の親のエピソードも多く寄せられました。何かというと除菌シートが手放せないというママは少なくないようです。

3歳くらいの男の子に、「外出先で触ったものはすべて汚いから」と言って、すぐにアルコールで除菌していた。(K・Nさん/2歳男の子のママ)
オムツ替えのベッドを、くまなく除菌シートで拭いてから子どもを寝かせていた。(のしんさん/1歳男の子のママ)

「激甘タイプ」の過保護エピソード

最後は、叱らない子育ての意味を取り違えているのでは?と思えるような【激甘タイプ】のエピソードです。子どもの要求にはすべて応える、欲しがる物はなんでも買い与えるという親もいるようですよ!

6歳の男の子がワガママを言っても怒らないで、何でも言うことを聞くママがいる。食べたい物や欲しい物があってダダをこねると、すぐに子どもの言うことを聞いている。悪いことをしても絶対に怒らない。(りーにゃんさん/5歳女の子のママ)
姉の子どもが小1、年長、年少の男の子なのですが、3人ともに同じおもちゃをひとつずつ与えていること。小さなものから大きなものまで…!(ななPさん/12歳女の子のママ)

さまざまな過保護な親の目撃エピソードが寄せられた一方で、「もしかしたら自分も過保護かも!?」と思っている親もいるようです。続いて、自身の過保護エピソードも聞いてみました。


実は私も「過保護な親」かも…?

「自分自身を『過保護な親』だと思ったことがありますか?」と尋ねたところ、約3割の人が「はい」と答え、過保護な親と感じた経験があるよう! 

(単一回答、N=761)

多くの場合は人から過保護だと指摘されて気づいたとのことですが、具体的にどんな場面で「自分って過保護」と感じたのかも聞いてみました。

子どもが小さい頃、公園の遊具で遊ぶときにずっとついて回って見守っていた。転びそうになると、すぐに手を出していた。ちょっと過保護すぎたと思う。今思えば、転んだり失敗させたりする経験をさせることも必要だった。(ぴっぴちゃんさん/4歳男の子のママ)
子どもが2歳のとき、食事の介助やブランコなど遊びの際にすぐに手を添えたり、子どもがするより先に手を貸したりしようとして、何回か子どもに「じぶんで!」と言われたことがあります。(まるるんさん/10歳・6歳女の子のママ)
子どもが使うおもちゃや寝具、食器は毎日除菌して、常に清潔な状態を保つように心がけており、外での遊びや食事は過剰に気にしてしまいます。除菌グッズの減りがとんでもなくはやく、人から少し過保護だと言われましたが、言われるまでは母親として当たり前の考えだと思っていました。子どもの自由を奪うほど縛りつけたり規則を作ったりしているわけではないので、子どもの安全のために自分が動くだけなら問題ないかなと思っています。(axxさん/2歳女の子のママ)

いかがでしたか? 私の周りにもいる!と思った人、なかには自分自身が当てはまるとドキッとした人もいるかもしれませんね。子どもを守りたい、大切にしたいと想う気持ちは皆同じですが、度を越した過保護は子どもの自立を妨げることもありますので注意しましょう!

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ライター紹介

水谷 映美

1979年生まれ。出版社勤務、受付嬢、社長秘書を経て、現在はwebを中心にライターとして活動中。男・女・女の3児の母。気になることは何でも試してみないと気が済まない典型的B型女子。子育て世代のリアルな声を反映した記事を得意としている。

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