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『「勉強って役に立つの?」に直感で応える』パナソニックセンター東京/AkeruE(アケルエ)のrgjamtさんの口コミ

パナソニックセンター東京/AkeruE(アケルエ)

東京都江東区有明3-5-1 パナソニックセンター東京
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いこーよからのお知らせ
※この口コミは理数ミュージアム「リスーピア」(2020年12月閉館)についてです。

「勉強って役に立つの?」に直感で応える

幼児5.0

さん

お出かけした月:2020年8月

  • 「勉強って役に立つの?」に直感で応える
    コイルの中に磁石を通すことでLEDを光らせる展示。コイルが磁束を切ることで電気が生まれることがとてもよくわかります。流れる方向まで説明できるのが素晴らしい。
  • 「勉強って役に立つの?」に直感で応える
    三階の展示の一つ。蜂の巣がなぜ六角形なのかを説明する映像です。アクリルのブロックをセットすることで、数学をテーマにした複数の動画を見られます。子供はこれを気に入って何度も見ていましたが、親は全種類見たかった、、、

教育上素晴らしいところで何度も足を運んでいます。

光や電気といった物理の分野でも難しく、わかりづらいところを、簡単に、更に面白く体感できます。算数や理科で勉強していることが、実生活でどんな風に生きてくるのか自分の目で確かめることができる数少ない施設です。決して広くはないですが、一点一点の展示がよく練られています。勉強はなんの役に立つの?という子供の素朴な疑問に答えるならここに連れていけばいいと思います。

通常は1階2階は無料、3階は有料です。現在はコロナの影響で、全て無料ですが、コースが決められた上、3階で利用する機具は配布されません。今回はコロナの影響で1時間しかいられなかったので、目当ての展示をじっくり見て全部は見きれませんでしたが、本当にいいところです。コロナの影響で、一部フロアの展示がなかったり、使えなかったりしますが仕方ないかな。それでも子供にものを教えるなら十分な展示です。

今回の訪問の目当ては、プラレールや電車で電気のことに興味を持ち始めた子供のために電気と磁力について説明することでした。

今回特に子供に見せたかった展示は無料コーナー2階の2つ。

一つはコイルの中に磁石を通すことで電気が生まれることを実感できる展示。電球はおそらくダイオードを極性を変えて並列に並べた回路になっていて、磁石の動きの向きによって電流の流れの方向が変わることまでわかるようにしてある手の込みよう。ここが豆電球でないことに脱帽です。すごい人たちが一生懸命考えて一つ一つ展示品を作り込んでいるのがよくわかります。子供が小さいので少し早いかなぁと思いましたが、コイルが磁束を切ることで電気が生まれることをこれだけ単純に分かりやすく展示している場所は他にありません。

もう一つの目当ては発電機とモーターを相互に接続してある展示。片方を発電機として使えばもう片方がモーターとして動くようになっています。発電機とモーターが同じ構造であることが、これまた直感で分かる素晴らしい展示。電気のエネルギーと機械のエネルギーが変換されるその瞬間をを自分の手で作り出すことができます。

その他、子供はまだ興味を持っておらず、早いので説明しませんでしたが、三角錐の体積の計算について、マスに水を入れながら理解する展示がありますが、これも滅茶苦茶よくできてます。子供が図形に興味を持ったら間違いなくここに来ると思います。

三階は光がテーマになっており、屈折や波長の話が遊びながら学べます。本当は光の三原色の説明がしたかったのですが、先客がいたので断念しました。

子供がいつか理科や物理の勉強を始めたときに、それがどういった意味を持つのか、この展示を思い出してくれるといいなーと思って連れてきています。ここに来たら勉強は役に立たないなんて言えなくなりますね笑

何回も来ていますが、詳しい解説ができるスタッフさんがいて、自分では説明が難しいものも優しく教えてもらえます。他のスタッフさんもみんなとても感じが良いです。

家に帰って早速おもちゃのモーターを分解して、「今日見たのとおんなじ!」と喜んてました。こちらには本当に感謝です。また何度も行くと思います。

パナソニックさんが運営されているようですが、会社の得意分野を見事に活かした素晴らしいCSRの場だと思います!こんなところがもっと増えたらいいのになぁ。

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