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出産経験のない女性は飲酒を全面禁止すべきではないで

掲載日: 2022年4月13日更新日: 2022年4月13日

妊婦の中にも酒を平気で飲む一部の無責任な母親がいるので出産経験のない女性は飲酒を全面禁止すべきではないでしょうか?
無責任な妊婦のお腹にいる赤ちゃんはFAS児(胎児性アルコール症候群)という重度の知的障害や発育不全などの先天性疾患を持ち生まれてくる子が一定数存在すると聞きました。
発生率は赤ちゃん1000人中0.5人と言われていますが、アルコール依存症の女性の出生児においてはFAS児となる確率が3分の1までに跳ね上がると言われています。

FAS児は生まれながらにして以下のようなハンデを負うリスクがあります。

①中枢神経系の異常
学習障害や知的障害、発達遅延、記憶障害など。
②発育不全
身長や体重が小さい。健常児と比較した場合5 - 10%ほど身体が小さく、低体重。

お酒が強い体質(ALDH2活性型)の人が遺伝子検査を受けると、「アルコール依存症になる傾向が高い」、「日常的に毎日飲酒習慣が付きやすい」ということが遺伝子検査で記載されることが多いそうです。
日本人の56%がお酒が強い体質だそうなので、妊婦さんの2人に1人以上はお酒に強い体質(NN型)ということになります。

日本人は、
56%が酒に強く飲んでも赤くならない人(ALDH2活性:NN型)
②40%が酒に弱くすぐに真っ赤になってしまう人(ALDH2低活性:ND型)
③4%が全く酒を受け付けない人(ALDH2不活性:DD型)

この①②③の3つのタイプに分布され、この3つのタイプは、完全に遺伝的要素で決定されるという科学的なデータが既に示されています。また、56:40:4という比率に男女差はないです。

武庫川女子大学が2015年に実施したアルコールの遺伝子解析調査の結果では、武庫川女子大学に通っており、かつ遺伝子解析調査の同意を得た女子大生4115 名中を対象にアルコール遺伝子解析調査をしたところ、解析可能な4060 名(55 名が解析不可能)からアルコール遺伝子結果を分析したそうです。

そして、武庫川女子大学に2015年年当時在学中だった女子大学生の結果は、

①酒に強い遺伝子型タイプ(ALDH2活性:NN型))の女子大生が2092人(51.5%)
②酒に弱く遺伝子型タイプ(ALDH2低活性:ND型)の女子大生が1522人(37.5%)
③酒を全く受け付けない遺伝子タイプ(ALDH2不活性:DD型)の女子大生が239人(5.9%)

という結果が出たそうです。
アルコール遺伝子解析調査の結果、武庫川女子大学に2015年に在学していた当時の女子大生の51.5%(2092人)が酒に強い遺伝子型を持つNN型ということになります。

ALDH2活性(NN型):ALDH2低活性(ND型):ALDH2不活性(DD型)の割合比が56:40:4で、男女差がないという科学的な事実を踏まえると、例えば今年、新成人を迎えた20歳の日本人女性の59万人の中の56%(すなわち33万人)が酒に強いということになり、33万人の新成人の20歳の女性は酒に強い遺伝子型のALDH2活性(NN型)ということになります。

また、妊娠して妊婦さんになる年齢層が高い27歳(1995年生まれ)〜21歳(2001年生まれ)生まれの日本人女性の人口累計は418万人もいます。この56%(NN型)は約234万人です。

1995年生まれ 59万人
1996年生まれ 60万人
1997年生まれ 60万人
1998年生まれ 61万人
1999年生まれ 59万人
2000年生まれ 60万人
2001年生まれ 59万人

仮にこの21歳〜27歳までの234万人の女性が全員妊娠した場合でも、全員がアルコール依存症になるわけではありません。
理論上、NN型の女性はアルコール依存症になるリスクも高く、その子供がFAS児となるリスクが高いですが、ALDH2活性型の妊婦さんの全員が妊娠後も飲酒をすることはあり得ないです。殆どの妊婦は断酒をするはずです。

しかし、残念ながら妊婦の中にも酒を平気で飲む一部の無責任な妊婦も存在します。
こういう無責任な女性ってそもそも妊娠・出産する資格がないと思います。
しかし、現実問題、妊婦が自宅で酒を飲んでいるか否かは把握しきれないです。

そこで、一律で出産経験のない女性は飲酒を全面禁止すべきではないでしょうか?

無責任な女性の下に生まれた赤ちゃんは一生ハンデを負い暮らすということを考えた場合、出産経験前の女性の飲酒の一律の禁止は妥当かつ、公共の福祉の範囲内であると考えます。


下記リンクの資料を見てください。
まず、FAS児の子供を出産した妊婦は全員ALDH2活性型の体質を持つという結果が出ています。
妊婦の飲酒量も、妊娠36週まで毎日ウイスキーダブル3〜4杯や、妊娠から出産までの全期間で毎日ビール5〜6本やウィスキーボトル1本という異常な飲み方をしている女性の子供がFAS児となって生まれています。こういう飲み方をする女性は子供を産む資格はないです。

日本の女性はNN型の女性が1番割合的に多いので、それ自体は別に珍しい話ではないですが、NN型の女性のごく稀の一部の無責任な妊婦が子供を先天性の病気にさせているという厳しい現実があります。
個人的には法律でもっと厳しい取り締まりを行なって然るべきであると考えます。

FAS、FAE報告例の母親の妊娠中の飲酒状況
https://www.nta.go.jp/about/council/sake/040421/pdf/02.pdf


遺伝子型とアルコールに対する強さの関係
https://www.kirinholdings.com/jp/impact/alcohol/0_1/proper/criteria/

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