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帝王切開の術後が辛かった。陣痛はもっと大変ですよね

掲載日: 2016年10月31日更新日: 2016年11月1日

未産婦さんには刺激の強い内容かもしれません。陣痛を経験した方には失笑しちゃう内容です

帝王切開の術後の痛みを含めた、わたしの痛み体験を数値化・・・

レベル2:指の骨折
レベル3:ズキズキして痛くて眠れないくらいの歯痛
レベル5:虫歯が数本神経まで達したのを痛みどめでごまかしていたのが、ついに痛みどめが効かなくなった痛み。駅のホームで痛み出したのですが、もう転がりまわりました。
レベル7:群発頭痛(ズキズキを通り越すものすごい歯や顎、顔の激痛、眼窩をドリルかつるはしでえぐられ続けているような激痛、後頭部をハンマーでおもいっきり殴られつづけているような痛みでした。あまりにすさまじい痛みに、2階の窓から飛び降りて自死しようとするも(2階からでは死ねないということまで思考する余裕などなかった)激しい痛みに身体が勝手に毬のように部屋中転がりまくり、のたうちまわるので、窓に近づけず、そのまま階段をまっさかさまに転落。でもそんなのどうでもいい痛み。転落したはずみなのか片脚骨折、指を3本ほど骨折したのですが気付きませんでした。虫歯が数本神経まで達したときの痛みなんか、たいしたことないと思えるくらいの痛みでした。


帝王切開を受けるまでは、群発頭痛の痛みが、わたしの人生で最大の痛みでした。あの痛みの中では、仮に指先を切断されたほうがマシなのではないかと後になって思えるほどの痛みでした。
(太股とか切断されたら、群発よりそっちのほうが痛いだろうなーと思いました)

で、その群発頭痛の痛みをレベル7として帝王切開の術後の痛みはレベル10でした。

わたしは帝王切開の後に痛みがあることなど知りませんでした。周りにも帝王切開をした人はいませんでした。帝王切開というのは麻酔がかかって楽な出産だと思っていました。実母も「いいねラクできて」と言いました。実妹は「普通分娩でも3日で退院させられたから(安産です)帝王切開なんてラクして産んでるから、翌日か翌々日には退院できるでしょ。月曜に出産だから木曜日には遊びに行くねー、△△観光したいから、いろいろ案内して☆」と言ってきました。

案内には入院は10日間となっていましたが、病院によるものと思いました。帝王切開が10日なら普通分娩は2週間以上~20日間くらいかと思いました。(実際にはこの病院での普通分娩の入院日数は初産で目安6日、経産婦で3日~4日でした)

「おなかを痛めて産むからこそ愛情が湧く」神話の価値観を植え付けられていたわたしにとって
帝王切開に至ってしまった自分の妊娠経過管理、出産方法は「母親失格」と感じて自分を責めました。その一方で術後の痛みなど知らないわたしは、普通に過ごせるものだと思っていました。
趣味の手芸の道具なんかをしこたま持って行きました。

麻酔は硬膜外麻酔で行われました。手術室に入って、腕に「気分をリラックスさせるため」と筋肉注射を打たれました。あんまり痛くなかったです。(普通筋肉注射が痛い、皮下注射はマシといいますが、わたしの場合皮下注射のほうが堪えます)

手術は、グロイの平気、興味深々なわたしにとって、とても楽しい体験となりました。目隠しさせられているのですが、いっこうに始まらないなーと思っていたら「グチャグチャ、ブチャ!」とスプラッタホラーの音。これですでに開腹されていたのだと知りました。

触られたり、ひっぱられたりの感覚がはっきりとあるのに、内臓を切られたりして痛みだけがないとはなんとも不可思議な感覚でした。

子が娩出され、目隠しをどかしてもらい子を見せてもらいました。ものすごい盛大な声で泣いていました。

手術中、お医者さんが「胎盤が落ちかけてるね。帝王切開でよかった」「子宮壁がだいぶ薄くなっていた」「よくここまで無事にもったものだ」と言いました。

もともと普通分娩でいくはずだったのが、臨月になっても子供が降りてこない、子宮口もかたい
今の状態で子宮口を開く薬を入れたら、子供はかえって上にあがってしまうし、過強陣痛になって下手したら子宮破裂も考えられる。わたしの体格から骨盤の大きさをはかったが、胎児がとおれるかとおれないか微妙なところ。なにごともなくお産が進んでも最低3日、場合によっては5日かかる。わたしの体格から旋回異常を起こす可能性が高い。旋回異常が起きたらムリ。仮に旋回異常を起こさなくても肩甲難産になる可能性がある。予定日が明後日だから、もう時間がない。明日朝イチで切りましょう。8時にオペ開始するので7時かそれ以前に来てください・・・と言われて、慌てて夫に連絡しました。このとき夜の7時過ぎ。

手術が終わったときはまだ麻酔が効いていました。自分で普通に手術台の上に起き上がって、「お世話になりました。ありがとうございました。みなさん朝早くからお疲れ様です」とペコリと挨拶して、自力でストレッチャーに移りました。

その後猛烈な痛みが襲ってきました。(普通硬膜外麻酔の場合は術後の継続麻酔があるらしいのですが、わたしが出産した病院ではありませんでした)その痛みは前述のとおりです。3時ぐらいまではぼやけていても目が見えていたのですが、いつからか目が見えなくなっていました。

看護師さんが様子を見に来てくれたのですが、痛み止めをお願いしたいのに、もう口を開くことすらできないほどに痛みで体力がそがれていました。でも血圧が200を超えていることから痛み刺激によるものと看護師さんが判断してくれて、痛みどめを入れてくれました。

痛みどめを入れても「夜中、虫歯がズキズキして眠れないくらい痛い」よりやや痛いくらいだったのですが、それまでの痛みと比べたら天国のように楽になったと感じました。

2日目はレベル9くらいの痛みでした。寝返りをする以前に身体をほんの5センチ傾けるだけで
目玉が飛び出しそうな痛みでした。それこそ心臓が爆発するのではないかと思いました。起き上がるのに20分以上かかりました。でも身体を起こす途中の段階で激痛に泡吹いてぶっ倒れました。安静にしていても痛みで全身ががくがくと痙攣し、もう自分がそこに存在していることに
死に物狂いでした。付き添いがいないので、自分でやらなければならず、足元にぐしゃっとなっていたタオルケットをかけ直そうとして、50キロくらいあるかとおもうくらい負担がかかる。
ぜいぜい、はあはあ言っていました。

3日後にはレベル7くらいの痛みに収まっていました。このころになり、多少余裕が出てきていました。うー、うあーとうなり、ベッドの柵を握りしめたり、口にハンドタオルをくわえて噛みしめたり、ベッドや壁を拳で殴り続けたりしながら痛みに耐えていました。

4日後に導尿の管がはずされました。歩行訓練開始で、これまた起き上がってベッドの横に座るのに30分くらいかかりました。立ち上がろうとして、またすさまじい痛み。気絶しました。

その後もベッドから起き上がっていいとなっても、個室内のトイレに行こうとしてぶっ倒れ・・・痛みに気絶しかけ・・・6日目から育児が開始したのですが、15メートル先にある新生児室にたどり着くまでに何度も倒れたりしました。

この期間、何度も過呼吸を起こしました。

8日目に抜糸というか、ホッチキスみたいなのが取られました。ネット上の知識ですごい痛いと覚悟していたのですが、全然痛くなかったです。ホッチキスみたいなのがはずされたのが昼過ぎで、この日の夜中から痛みが嘘のようにひいていきました。

この間わたしの見舞客も付き添いもひとりもいなかったです。実家は「帝王切開はラクでしょ!赤ちゃんみたら、観光して帰るねー」義実家は「舅や姑がいたのでは心も身体も休まらない。実家のお母さんがみえているところへ、余計なおせっかいをしてはいけない」夫は激務で、昼夜問わず呼び出されて、高速飛ばして2時間とか5時間(片道)の距離へシステム障害対応に駆けつけなければならない仕事でした。

わたしの子宮は、帝王切開した翌日には10日分戻っており、退院前診察のときには、通常カ月とかかけて戻るところが、ほぼ完全に戻っていました。

同じころ出産したお母さんは大変な難産で「産みの痛みも味わっていない癖に、母親面するな。わたしもどれほど切ってくれと懇願したか。陣痛の合間に土下座までして頼んだのに、帝王切開してもらえなかった。帝王切開だったらどれほど楽だったか。というか帝王切開なんてラクしてずるして出産しましたなんてよく言えるね、ひきょう者」と言われました。この方には術後のおなかをの傷のところをおもいっきりつかまれてつねられ、ここでもまたしても倒れました。とおりがかった他の産婦さんが看護師さんを呼んでくれました。で、病院側が配慮して、わたしとこの人が鉢合わせにならないようにしてくれました。

陣痛は、わたしが体験した痛みやつらさなど比較にならないほどすさまじく大変なものだということは、頭では分かっています。帝王切開は帝王切開なりにつらかった。帝王切開の痛み程度では「陣痛の痛み」「産みの痛み」にはとうてい届かないかもしれません。帝王切開の術後の痛み程度ではとうてい「産みの痛み」とは言えないでしょう。

でも、実体験として陣痛を経験していないから、こんな甘ったれたことが言えるのかもしれませんが、あれで「陣痛と比べたら、たいした痛みじゃない」「あんなの出産の痛みやつらさのうちに入らない」というのはきついのです。

それでもやはり陣痛とくらべたら、わたしの術後の痛みは「ラクした」のでしょうか?
陣痛ってどんなふうですか?あと帝王切開をした方、術後はどうでし

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