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参考にしてね!赤ちゃん連れ旅行トラブルエピソード

掲載日: 2016年7月29日更新日: 2017年5月16日友藤まひる

いよいよ夏休み! これから家族旅行を予定している方も多いのではないでしょうか? 小さな子どもとの移動や宿泊には、楽しみと同じくらい、不安もあるものですよね。今回は、「いこーよ」ユーザーのみなさんから寄せられた、赤ちゃん連れ旅行でのトラブル体験や、それを踏まえての工夫をご紹介します。

半数以上が赤ちゃん連れ旅行の経験あり

(単一回答 N=332)

まず、赤ちゃん連れ旅行の経験についてアンケートを実施したところ、51%の人が「したことがある」と回答。ほぼ半数のママ・パパが赤ちゃん連れで旅行に行ったことがあるという結果に。


旅行する上で避けては通れない難関は「移動」

まずは、赤ちゃん連れでの旅行で、どういったトラブルが起こったのかを質問。最も多かったのは移動に関するトラブル!

「飛行機で、自分にも座席が欲しくて大泣き。耳抜きができなくて大泣き」(I・Tさん/7歳・5歳の男の子のママ)
「実家まで飛行機を使って帰省。母1人で子ども2人(下の子は8カ月くらい)を連れての荷物持ち、チケットの出し入れ、切符の購入、オムツ替え…すべてが大変でした」(ガーナさん/4歳・2歳の女の子のママ)
「新幹線の指定席を確保していたのにも関わらず、ずっと立って抱っこしてあやすはめに…」(ずびさん/5歳の女の子のパパ)
「電車の中で大泣きして近くの人に舌打ちされた。荷物が多く、ベビーカーもあったため、移動に苦労した」(ばぼちゃんさん/10歳の男の子・5歳の女の子のママ)
「電車で騒いだら大変だと思い、車で移動したら、事故渋滞にあって倍の時間がかかった。まだ授乳もしてたし食べ物や飲み物を持ってたので対応できたが、ぐずったときのあやすものがあまりなくて焦りました」(H・Sさん/1歳の男の子のママ)

確かに、赤ちゃんにとって長時間の移動は負担になることも。とはいえ、旅行する上で避けては通れないポイントだけに、なんとか無事に乗り越えたいものですよね。

高熱、嘔吐、下痢…体調不良で大ピンチ!

続いて目立ったのが、旅行中の赤ちゃんの体調不良。まさかの事態に見舞われて、予定変更を余儀なくされたファミリーも…。

「ホテルで高熱が出て旅行どころではなく、翌朝帰宅して病院に駆け込んだ」(T・Wさん/10歳・8歳の女の子のパパ)
「旅先で熱を出し、近くの救急は30人待ち。家の方に戻りながら県内の救急に行ったところ、やはり長蛇の列。結局いつもの救急に行ったが、その頃には熱が下がった」(natsumiさん/7歳の男の子・3歳の女の子のママ)
「高速道路で嘔吐下痢を発症して、走行中パニックでした」(I・Mさん/7歳・3歳の男の子・1歳の女の子のパパ)
「突発性発疹にかかり、帰りの車で機嫌がとても悪く、仕方ないとは思いつつ出先だけに辛かった」(A・Nさん/10歳・8歳・6歳の女の子のママ)
「子どもが海外旅行中に脱臼してしまった」(S・Aさん/7歳の男の子・と5歳の女の子のママ)

赤ちゃんは体調を崩しやすいものと分かってはいても、旅先で症状が出ると焦ってしまいがちです。慣れない土地での看病突然のキャンセルなどに追われて大騒動になりかねません。


精神的にも肉体的にも疲労困憊

他にも、親のほうが気力と体力を使ってヘトヘトになったという体験談がいっぱい。

「旅行中、ずっと授乳やおむつ交換ができる場所を探しているだけで終わったことがあります」(あすかさん/7歳の女の子のママ)
「キーキーと大声で叫ぶので周りの人の目が気になった。うるさくして迷惑をかけてしまった」(忠真さん/2歳・0歳の女の子のママ)
「旅館やホテルの備品を壊さないか、ヒヤヒヤしっぱなしでした」(I・Tさん/7歳・5歳の男の子のママ)
「ビジネスホテルに宿泊したのですが、お風呂の際にバストイレ一体型だったので、子どもの体や頭を洗うのが大変でした」(shion.hinato-papaさん/2歳の女の子・0歳の男の子のパパ)
「お正月に伊勢神宮に行った時、参拝に並んだのだが、あまりの人混みでベビーカーが広げられず、ずっと抱っこの状態だったのが厳しかった」(S字フックさん/7歳の女の子のママ)

あらゆる場面で、大人だけの旅行と同じようにはいかないことが伝わってきます。共感したり労いの言葉をかけたくなったりした方もいるのではないでしょうか。

赤ちゃん連れ旅行を成功させる秘訣とは?

それでは、赤ちゃん連れ旅行のトラブル防ぐためにはどうすればよいのでしょう。経験者のみなさんに、実践している工夫を教えてもらいました。

「子どもが飽きないようなおもちゃやお菓子を用意したり、昼寝の時間に合わせて乗り物移動したりする。子どものペースで旅行の予定を組む」(ぽむにゃあんさん/6歳の男の子のママ)
「なるべく過密スケジュールにならないようにする。離乳食として取り分けられるように、朝食はバイキングのところにして、部屋は和室か和洋室を選ぶ。移動は自由のきく自動車で」(かんたろうさん/11歳の女の子、8歳・0歳の男の子のママ)
「着替え、おむつ、飲み物、食べ物、おもちゃは十分あるか? 旅館やホテルなどでどんなことに対応してくれるのか? 自分たちばかり楽しんでいないか? 休憩はしっかり取れているか? 体温調節はできているか? などをチェック」(N.S/1歳の男の子のママ)
「子どもが食べられるものがあるかどうかは、行ってみないとわからない。電話で確認できるようなら、細かく聞くこと。食べさせたことのない市販の離乳食はほとんど食べてくれないので、もし市販の離乳食を持参するなら、食べたことのあるものにすることが大切だと思う」(あきはママさん/8歳の女の子、4歳・2歳の男の子のママ)
「よく熱を出す子だったので、熱がこもらないように水分補給と着替えには気をつけました」(ガーナさん/4歳・2歳の女の子のママ)
「保険証、常備薬の持参。何が起きても大丈夫なように目的地近辺の病院などをリサーチしておく」(まさたんさん/9歳の女の子・6歳の男の子のママ)

赤ちゃんに合わせて余裕のあるスケジュールを組むこと、持ち物や設備についてしっかりチェックしておくこと、体調管理には特に気をつけること…。みなさん、いろいろな工夫をされているようです。

これから初めての赤ちゃん連れ旅行を計画している方も、何度目かの家族旅行を予定している方も、参考にしてみてください。できるだけトラブルを回避して、楽しい思い出を作ってくださいね。

ライター紹介

友藤まひる

1979年生まれ。フリーライター。女性誌やWEBなどで執筆。著名人インタビューを軸に、 美容、恋愛、芸術、占いなど、読み物テーマを幅広く担当。現在、0歳の長男を育児中の新米母親。最近見つけた趣味は、ベビー向けのアイテムやイベントをチェックすることです。

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