子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」は親子の成長、夢の育みを応援します!

今「子連れフェス」が人気!年齢別楽しみ方&服装・持ち物まとめ

掲載日: 2016年10月6日更新日: 2017年5月16日竹下沙弥香

最近、子どもを連れて音楽フェスに行く人が増えています。しかし、特に野外フェスに初めて参加する場合「子どもは本当に楽しめるの?」「何をもっていけばいいの?」と不安になることも多いもの。そこで、これから「子連れフェス」デビューする方に向けて、子連れフェスの楽しみ方や、服装や持ち物などのポイントをご紹介します。

子連れで参加しやすい音楽フェスが増えている!

以前は若者のイメージが強かったフェスですが、若かった頃に参加していた世代が家庭をもち、子連れで行くようになるのに伴って、フェス自体も子連れでも行きやすいイベントへとシフト。子ども向けのサービスがあるフェスが増えています。

各フェスで具体的なサービス内容は違うものの、下記のようなサービスを受けられることが多いようです。

フェスで受けられる子連れにうれしいサービス

  • 無料で遊具やアスレチックで遊べる「キッズエリア」
  • 子ども向けのワークショップ
  • オムツ替えや授乳スペース
  • 託児所

こうしたサービスに加えて、フェスの多くが、保護者の同伴があれば未就学児もしくは小学生以下の子どものチケット代がかからないのも、子連れフェスが人気になってきた大きな理由です。

また、フェスでの宿泊は会場内にテントを張るキャンプスタイルが主流でしたが、最近では車のまま入れるオートキャンプサイトがあったり、近くにホテルがあったりと、キャンプに不慣れな家族や、小さな子ども連れでも、ストレスなく楽しめるフェスが増えています

【参照】今年も熱い夏がやってくる!親子で夏フェスへ行こう

子どもの年齢別「子連れフェス」の楽しみ方

フェスは音楽を聴くだけではなく、さまざまな楽しみ方があるもの。子どもの年齢ごとのおすすめの楽しみ方をご紹介します。

0歳〜2歳:休憩場所を確保して、子どものペースで過ごそう

まだ大人と一緒に音楽を楽しむのは難しい年齢なので、あくまで子どものペースで過ごすことが基本です。会場についたらまず休憩場所を確保しましょう。ステージが見える位置にレジャーシートやテントの設置できれば、子どものお世話をしながらステージも観られるのでベスト。もしくは、演奏中だけステージ後方で観て、終わったら休憩場所に戻る、というスタイルで楽しみましょう。

フェスを選ぶ際は、授乳スペースやオムツ替えスペースがあるイベントを選ぶのがおすすめ。もし専用スペースがない場合は、入り口を閉められるタイプのテントを持っていくと、目隠しができるので便利です。子どもがグズったときは、おもちゃなどがあるキッズスペースをうまく使い、夫婦で交代しながら音楽を楽しむなど、臨機応変な対応を

3歳〜5歳:アスレチックやワークショップにトライ!

3歳頃からは子どもとの会話を楽しみながら、座れるエリアでのんびり音楽を聴くスタイルがおすすめ。ただし、ずっと座っているだけでは子どもは飽きてきてしまうので、事前にタイムテーブルなどをチェックして、子どもと遊ぶ時間もしっかり確保しておくことが大切です。遊び時間は、キッズエリア内のアスレチックや子ども用の遊具で体を使って親子で遊びましょう。しゃぼん玉セットやフリスビー、ボールなどを持っていくのも◎

また、キッズエリアでは未就学児でも簡単にできるワークショップが実施されている場合も多いです。

6歳以上:ステージを移動したりキャンプでアクティブに楽しもう

6歳頃になると体力もついてくるので、複数のステージを移動しながら楽しむこともできるようになります。探検気分でさまざまなステージを回ってみても楽しいですね。20時くらいまで残って、夜のフェス会場を楽しむのもおすすめ。フェスによっては、花火や焚火など、夜ならではのイベントもあります。

遊び時間は、アスレチックやワークショップも、より難易度が高いものができるように。野外フェスであれば、キャンプにして設営も子どもに準備を手伝ってもらうのもいいですね。親子で相談しながら、1日をトータルで楽しめるプランを立てましょう。


「子連れフェス」子どもの服装&お世話必須アイテム

フェス会場の近くにはコンビニなどがない場合が多く、足りないものがあっても現地調達は難しいもの。そのため、事前に必要なものをチェックして、しっかり準備することが大切です。ここでは、子連れフェスならではの「最低限これだけは持っていきたい」というアイテムをご紹介します。

【子どもの服装】寒暖差に対応できる上着&レインコートは必須

  • 肌着
  • 靴下
  • Tシャツ+半ズボン
  • 長袖Tシャツ+長ズボン
  • 上着(薄手のものとウィンドブレーカーの2タイプがおすすめ)
  • レインコート(抱っこするならポンチョタイプが便利)
  • 履きなれたスニーカー(雨用に長靴もあるとベスト)
  • 肩掛けバッグ(お菓子やおもちゃなどを入れるのにあると便利)

山間部で行われる野外フェスの場合、都市部と違って朝晩の冷え込みが激しいので、Tシャツの上に羽織れる上着を1着〜2着持参して、気温に応じて大人が着せたり脱がせたりしてあげるようにしましょう。

また、山は天気が変わりやすいので、晴れの予報でも、必ずレインコートは持参を! 薄手のレインコートだと、豪雨の場合、水が染みてしまうので、防水スプレーなどで対策をするか、厚手の防水性能が高いレインコートがおすすめです。

ここでは子どもの服装を紹介しましたが、大人も同様に、重ね着スタイルで、寒さや雨対策はしっかりとするのが基本です。


【大人の持ち物】暑さ&雨対策は必須!子どものケガ・病気にも注意

  • 財布(千円札や小銭を多めに持参。カード類などは必要最低限に)
  • 雨対策グッズ(肩掛けできるビニールや防水スマホケース)
  • ビニール袋(ゴミ捨てや防水対策など何かと役立つ)
  • スポーツ飲料(子ども用の水筒も忘れずに!)
  • 帽子
  • ボディバッグ(肩掛けで両手があくもの。荷物が多い場合はリュック)
  • 日焼け止め・虫よけスプレー
  • 風邪薬・絆創膏
  • ティッシュ・ハンドタオル・アルコールティッシュ
  • デジカメ・スマホ・充電器類(キャンプの場合は、替えのバッテリー)
  • 懐中電灯(夜に移動する場合はあると便利)

野外フェスの場合、屋根のある建物はなく、特に夏場は炎天下で過ごす時間が長くなります。日焼け止めや帽子、首にかけるタオルなどは必ず持参しましょう。また、急な雨に備えて、肩掛けできるビニールバッグや、首からスマホを下げられるケースがあると便利です。

フェス会場は舗装された道は少なく、山道を歩くことが多いものです。ケガ対策&靴擦れ対策に絆創膏があると便利です。気温の変化が激しく、子どもが体調を崩す場合もあるので、風邪薬も持参しておきましょう。特に年齢が小さいうちは市販薬が使えないので、病院でもらった風邪薬があれば、必ず持参を

このほか、オムツセットや子どものお菓子、抱っこ・おんぶ紐、レジャーシートやテントなどのキャンプ用品を必要に応じて持参しましょう。荷物が多い場合は、両手があくリュックが便利です。


子どもと参加する場合の注意点

子連れでも楽しめるフェスが増えているとはいえ、あくまでフェスは大人が音楽を楽しむことがメインのイベント。周囲の参加者への配慮を忘れずに、子どもの体調などに気を配り、無理せずのんびり楽しみましょう

事前に子どもの参加可能エリア&ベビーカー利用可否の確認を

逆に、ステージ前の立ち見エリア(モッシュピット)は、安全上の理由から子どもは立入禁止となっていることが多いです。また、ベビーカーを使う予定がある場合は、フェスによっては利用を制限していることもあるので、あわせて事前に確認しましょう。

スケジュールに余裕をもって計画を!

子連れフェスで大切なのは、子どものペースで行動すること。大人が観たいからと無理に子どもを連れ回すのではなく、子どもと遊ぶのをメインで、音楽はタイミングが合えば聴く、くらいがベストです。「どうしてもこれだけは立ち見エリアで観たい!」といったものは、事前に夫婦で話し合って、交代で子どもをみるようにしましょう。


キッズエリアが充実しているフェスは年々増えています。今年は行けなかった方も、来年は子連れフェスデビューしてみてはいかがでしょうか。「いこーよ」では、9月に秋フェス「New Acoustic Camp」に参加した体験レポートを掲載中。実際の子連れフェスの過ごし方の参考にしてみてくださいね。

「New Acoustic Camp」子連れフェス体験レポ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • RSS
  • follow us in feedly
  • チェック

ライター紹介

竹下沙弥香

ダイビング雑誌編集や、某大手通信会社のWEBマガジン編集を経て、ひょんなことから「いこーよ」編集部にジョイン。プライベートでは、3歳&7歳の娘の母。「思い立ったら即行動」がモットーで、猪突猛進どこまでも突っ走る、元気だけが取り柄の熱いヤツ☆  Don't worry!Be HAPPY. IT'S MY LIFE!!

ライターの最新記事

あなたにオススメの記事