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「みんなのコード」が扱うプログラミングってどんなもの?

掲載日: 2016年5月23日更新日: 2016年5月25日島袋 芙貴乃

「公教育でのプログラミング必修化の推進」をミッションに掲げている一般社団法人「みんなのコード」。2013年にアメリカのNPO「Code.org」が始めたプログラミング普及活動 「Hour of Code(以下アワー・オブ・コード)」 の日本における普及を推進しています。では一体、「アワー・オブ・コード」ってどんなことをやるのでしょうか?

まずは1時間「プログラミング」に触れてみよう!

「アワー・オブ・コード」は、アメリカの非営利活動団体「Code.org」が主唱しているメッセージで、「まずは1時間、プログラミングに触れてみよう!」というもの。「全ての児童・生徒がコンピューターサイエンスを学ぶ機会を得る」ことをミッションに掲げ、世界的にプログラミング教育の推進活動を行っています。

プログラミングを体験するだけで、モノの見方が変わる!?

「アワー・オブ・コード」がこの動画で発信しているメッセージは「世界を変えよう」。プログラミングを体験することで新しいモノの見方が身につき、あらゆる問題を解決するヒントを得ることができる。コンピューターサイエンスを学べば、世界も変えることができる! というもの。まずはその入口として「1時間のプログラミング体験」を推進しています。

多数の著名人が「アワー・オブ・コード」に賛同!

アメリカ合衆国のオバマ大統領やFacebook創業者であるマーク・ザッカーバーグ氏、マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏など、多数の著名人が「アワー・オブ・コード」の活動に賛同。こちらの動画では、プログラミングを学ぶことで広がる世界の魅力について語っています。

誰もが、最初は遊び感覚でプログラミングを始めている

コンピューター業界で「天才」と呼ばれている著名人たちが語っているのは、始めは遊び感覚でプログラミングを行ったということ。

最初に書いたプログラムは〇×ゲームでした。足し算と引き算、それだけです。(マイクロソフト創業者:ビル・ゲイツ氏)
プログラミングの勉強を始めたのはコンピューターサイエンスの全てを知りたいとか、原則をマスターしようとか、そんなことでは全くありませんでした。ただ、自分と自分の妹たちが楽しめるものを作りたいと思っていた。(Facebook創業者:マーク・ザッカーバーグ氏)
始めは本当にささやかな感じでした。一番最初に書いたコードは好きな色と年齢を聞くプログラムです。プログラミングは、楽器を弾いたりスポーツをしたりすることと、何も変わらない。(DropBox創業者:ドリュー・ヒューストン)

実際に「アワー・オブ・コード」を体験した人達の反応は?

2013年から始まった「アワー・オブ・コード」の活動。世界180カ国以上・34言語に翻訳され、2015年までに2億人以上の児童・生徒が参加しています! わずか1時間で、プログラミングの可能性に魅了されたという人も続出。動画の中に登場している生徒たちも「アワー・オブ・コード」でのプログラミング体験に大興奮です。

では具体的に「アワー・オブ・コード」ではどんなプログラミング体験をしているのでしょうか!

「アワー・オブ・コード」では、ゲーム感覚でプログラミングを体験

「アワー・オブ・コード」のサイト画面

アワー・オブ・コードのサイト上には、無料でプログラミングを体験できる教材が用意されています。「マインクラフト」や「スター・ウォーズ」、「アナと雪の女王」など多くの人にとって身近なテーマを扱っており、親しみを持って始められる所が嬉しい!

「マインクラフト」で「アワー・オブ・コード」に挑戦!

子ども達にも大人気の「マインクラフト」でのプログラミング体験画面がこちら。まずはキャラクターを選ぶ所からスタート!

各ステージに入る前にはプログラムを作る「ヒント」が解説されているので、スムーズにプログラミングを始めることができます。

本格的なコードを直接打ち込むのではなく、「言葉」で動作の指示を作っていくので、特別な知識の必要もゼロ!

ステージが上がるごとに、指示も少しずつ複雑なものに。一方で、コンピューターを使って「できる」ことが増えることに喜びと感動を静かに感じる自分がいるかもしれません…。こんな風に、気がつけばプログラミング夢中になり、1時間の体験はあっと言う間に終了です。

全ステージをクリアすれば、修了証の授与も!

全ステージをコンプリートした後は、サイト上で修了証が発行されます。希望に応じて修了証に自分の名前を入れることも可能。プリントアウトしてカタチに残すことで達成感を感じ、次のモチベーションにもつながるかも!?

さぁ「アワー・オブ・コード」でプログラミングを体験してみよう!

アワー・オブ・コードのサイト上には(https://studio.code.org/)、全年齢が対象の無料プログラミング教材が豊富に揃えられています。インターネットとパソコンかタブレットさえあれば場所を選ばずに体験することができるので、気になったその日に、ぜひチャレンジしてみてください。

日本で「アワー・オブ・コード」の普及活動を進める「みんなのコード」に関する記事もCheck!

みんなのコード代表理事:利根川 裕太さん
「みんなのコード」代表インタビューを読む

全国から1万2千人以上が参加した「こどもの日のアワー・オブ・コード」イベントレポートはこちら!

「こどもの日のアワー・オブ・コード」イベントレポートを見る
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ライター紹介

島袋 芙貴乃

沖縄生まれ、沖縄育ち。東京生活9年目。編集畑で図太く育ち、2014年11月から「いこーよ」にジョイン。心に愛と太陽を。海山川、星、月、朝日、夕日、虹etc.自然に関わること、きゅんっとすることが好き。お米派。幼稚園教諭一種免許保有。

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