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身近な材料で夏休みの宿題が解決!? 美術専門家監修の工作4選

夏休みも真っ只中! 子どもを持つパパママとしては、工作や自由研究などの宿題が気になるところ。そこで今回は、美術専門家による指導を取り入れた工作アイデアを数多く紹介している「芸術による教育の会」に、身近な材料を使った工作を紹介してもらいました。牛乳パックやペットボトルなど、身近な材料を使ったものばかりなので、家族みんなで作れます。

ワクワクがつまった4つの「工作」を紹介!

ただの入れ物だった箱やペットボトルなどが、アイデアによって楽しいおもちゃに変身する。子どもたちにとっては「魔法」ともいえるかもしれませんね。それでは、さっそく楽しい工作アイデアを紹介しましょう!

牛乳パックのもぐもぐくん

牛乳パックのもぐもぐくん

「口をもぐもぐ動かすと、怒ったり、びっくりしたりとさまざまな表情になります。動物の形に見立てたり、折り紙でいろいろな食べ物を作ったりしてアレンジできるのもポイント。波段ボールを切ったり曲げたりするのが楽しい工作です」

用意するもの

牛乳パック、ストロー、波段ボール、折り紙、セロハンテープ、ハサミ、木工用ボンド、カラーペン

作り方

【手順1】牛乳パックを高さ9cmの輪切りにします。

「牛乳パックのもぐもぐくん」作り方:手順1

【手順2】波段ボールの波部分が横になるように、幅7cm、長さ19cmに切り、先端から8cmのところで波が外側になるように折ります。同じものを2枚つくります。

「牛乳パックのもぐもぐくん」作り方:手順2-1
「牛乳パックのもぐもぐくん」作り方:手順2-2

【手順3】曲げた部分がそれぞれ外側になるようにして、セロハンテープで貼り合わせます。

「牛乳パックのもぐもぐくん」作り方:手順3

【手順4】牛乳パックの輪切りに通して、曲げた部分の先をセロハンテープで留めます。後で動かしたときに、取れてしまわないようにしっかりと留めましょう。

「牛乳パックのもぐもぐくん」作り方:手順4-1
「牛乳パックのもぐもぐくん」作り方:手順4-2

【手順5】波段ボールの折らなかった側に、セロハンテープでストローを貼り付けます。

「牛乳パックのもぐもぐくん」作り方:手順5

【手順6】ストローを前後に動かしてみて、口が開いたり閉じたりするか確認しましょう。

「牛乳パックのもぐもぐくん」作り方:手順6-1
「牛乳パックのもぐもぐくん」作り方:手順6-2

【手順7】折り紙で作った顔のパーツを木工用ボンドで貼ったり、カラーペンで体に模様を描いたりすれば完成です。2体作ってお話しさせてもいいですね。

「牛乳パックのもぐもぐくん」作り方:手順7

<作り方動画も参考に!>


ペットボトルと風船のたいこ

ペットボトルと風船のたいこ

ペットボトルと風船で作ったたいこをバチで叩き、リズムをつけて演奏しましょう。ペットボトルの形や大きさを変えて、いろいろなたいこを作ってみてください。風船の張り方で音が変わるため、音の変化を聞き比べたり、並べて演奏したりすると盛り上がります」

用意するもの

500mlのペットボトル(お茶や炭酸水などの丈夫なもの)、風船(16cmくらい)、ビニールテープ、割り箸、アルミホイル(10cm角くらい)、油性カラーマジック、ハサミ、カッターナイフ、セロハンテープ

作り方

【手順1】ペットボトルの底を切り取ります。カッターナイフで切り目を入れてから、ハサミを使うと簡単です。切り口がギザギザしないよう丁寧に。固くて大変なときは、大人が手伝ってあげてください。

「ペットボトルと風船のたいこ」作り方:手順1

【手順2】本体に、油性のカラーマジックで模様を描きます。凹凸などにしたがって色をぬり分けていくと、ペットボトルの造形に改めて目を向けられます。全部塗らずに、透明な部分を残してもいいですね。

「ペットボトルと風船のたいこ」作り方:手順2

【手順3】次に、風船のふくらみかけたところを切ります。

「ペットボトルと風船のたいこ」作り方:手順3

【手順4】切った風船をペットボトルの切り口にかぶせます。張りがきつすぎると、切り口がゆがんだり、風船が切れたりしてしまいます。ほどよいところで調整できたら、ビニールテープを巻きましょう。この作業も少し難しいので、大人が手伝ってあげてください。

「ペットボトルと風船のたいこ」作り方:手順4

【手順5】最後に割り箸でバチを作ります。割り箸をアルミホイルの真ん中に置き、セロハンテープで留めます。クシャクシャに丸めて出来上がりです。

「ペットボトルと風船のたいこ」作り方:手順5

<作り方動画も参考に!>


コインスライダー貯金箱

コインスライダー貯金箱

コインを転がして、遊びながらお小遣いを貯められます。転がっていく様子をボールに見立てて、好きなスポーツをテーマにして作ってみましょう。転がるコインが出す音も楽しめ、何度も遊びたくなってしまいます」

用意するもの

空き箱(タテ30〜40cm、ヨコ25〜30cmくらい)、割り箸、厚紙または段ボール、透明トレー(ヨコ20cmくらい)、ハサミ、カッターナイフ、木工用ボンド、カラーペン、絵の具

作り方

【手順1】カラーペンや絵の具などで、空き箱の中をぬります。

「コインスライダー貯金箱」作り方:手順1

【手順2】透明トレーを切って、コインが入るゴール部分を作ります。深さ7cmくらいになるようにしましょう。木工用ボンドをトレーのふちにぬり、空き箱に貼り付けます。

「コインスライダー貯金箱」作り方:手順2-1
「コインスライダー貯金箱」作り方:手順2-2

【手順3】割り箸を割って、上から順番にボンドで貼っていきます。コインが転がるようにゆるやかな傾斜をつけて、コインが通るように隙間をあけてください。ゴールの前だけは、半分に切った割り箸を付けます。

「コインスライダー貯金箱」作り方:手順3

【手順4】厚紙または段ボールを割り箸の長さに合わせて切って、帯を4本作ります。幅は2cmくらいです。帯を割り箸の上にボンドで貼り、コインが落ちないためのガードレールにします。

「コインスライダー貯金箱」作り方:手順4

【手順5】カッターナイフを使って、コインを投入する穴を開けます。

「コインスライダー貯金箱」作り方:手順5

【手順6】ガードレール部分を塗り、箱にはサッカーコートを描きましょう。紙で選手を作り貼ると、より本格的になります。

「コインスライダー貯金箱」作り方:手順6

<作り方動画も参考に!>


発泡トレーのギター

発泡トレーのギター

発泡トレーで作る、世界に1本だけのギターです。ゴムの貼り方によって音が変わります。きれいな響きになると、とても気持ちがいいですよ。家族や友だちと演奏会を開き、歌を歌いながらかき鳴らして遊びましょう」

用意するもの

発砲トレー(同じサイズを2枚)、段ボール、輪ゴム、割り箸、シール、折り紙、油性カラーマジック、シール、梱包用ビニール紐、セロハンテープ、ガムテープ、カッターナイフ

作り方

【手順1】発砲トレーの中央に丸く穴を開けます。コップなどを置いて丸を書き、それに沿って切りましょう。子どもが小さければ、大人が手伝ってください。サークルカッターがあると便利です。

「発泡トレーのギター」作り方:手順1

【手順2】穴を開けた発泡トレーと、穴の開けていないもう1枚の発砲トレーをセロハンテープで貼り合わせます。これがギターのボディになります。

「発泡トレーのギター」作り方:手順2

【手順3】ギターのボディに油性カラーマジックで色をぬったり、お絵かきしたり、シールで飾りをつけてデザインします。自分だけのオリジナルギターにしましょう。

「発泡トレーのギター」作り方:手順3

【手順4】割った割り箸を半分に切り、発砲トレーの穴の両サイドにセロハンテープで留めます。割り箸の上を通るように、4、5本の輪ゴムをボディにかけていきます。これが弦になります。

「発泡トレーのギター」作り方:手順4

【手順5】輪ゴムの弦がずれないように、セロハンテープでしっかり留めます。ボディの両サイドと裏側の計3カ所を留めましょう。

「発泡トレーのギター」作り方:手順5-1
「発泡トレーのギター」作り方:手順5-2

【手順6】細長く切った段ボールをボディの裏側からガムテープで固定し、ギターのネック部分を作ります。ネックもカラーマジックやシール、折り紙などで自由に飾り付けをしてください。

「発泡トレーのギター」作り方:手順6-1
「発泡トレーのギター」作り方:手順6-2

【手順7】梱包用ビニール紐をボディとネックにセロテープで固定し、首からかけられるようにしましょう。かわいいギターの完成です。

「発泡トレーのギター」作り方:手順7

<作り方動画も参考に!>

工作の喜びが子どもの創作意欲をかき立てる!

工作は、自由な発想で作るため、完成する作品も子どもによって変わります。その試行錯誤こそ、子どもにとって大切なのだといえます。

ものを作ることは、それ自体が『生きる喜び』。自分のアイデアで作品が完成したときほどうれしいことはありません。だれかにそれを『見てほしい、認めてほしい、ほめてほしい』と心から思います。作り方がわからなければ、ゆっくりと手ほどきをしてあげてください。そして、工作を一緒に楽しんでください

年齢や成長によって、できることは違います。子どもの創意工夫を見守りながら、ときには手助けして、この夏一番の大作を作ってみてはいかがでしょうか。

お話を聞いたのは…

  • 芸術による教育の会

    60年以上の実績をもとに、言葉の壁をアートで乗り越えた未来を目指す。「世界の子どもたちとアートを通してつながりたい!」を将来のビジョンとし、5つの事業(美術教室事業・幼保造形指導事業・イベント講座事業・出版事業・インターネット事業)を通して、独自に持つ美術専門家の指導を社会へ広げる活動に取り組む。

  • 芸術による教育の会 ホームページ
  • どこでもアートforきっず
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ライター紹介

菊地貴広

編集プロダクション・しろくま事務所(http://whitebear74.jimdo.com)代表。2014年に出版社から独立し、ファッション、グルメ、ビール、猫、タレント本など幅広く活動。2015年11月に男子が誕生し、息子に夢中。その成長を見るたびにフルフルと感涙する日々。

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