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ユージさん&関根麻里さんら受賞! 主夫の友アワード2017

掲載日: 2017年10月6日更新日: 2017年10月6日西條一法

「主夫の認知拡大」と「男性の家事育児参画の促進」に貢献した各界の人を表彰する「主夫の友アワード2017」が2017年10月5日に開催されました。タレントのユージさんや関根麻里さんなど4人の受賞者と、「パパが活躍できるお出かけスポット」トークセッションの模様をお届けします。

「主夫の友アワード2017」今年の受賞者は?

「主夫の友アワード」は、任意団体「秘密結社 主夫の友」が10月10日を「いい夫の日」として独自に定めたことを記念し、「主夫の認知拡大」と「男性の家事育児参画の促進」に貢献した人たちを表彰するイベントです。

「主夫」とは主体的に家事育児をする夫をまとめたもの。収入や家事育児の割合は関係ないのです
「秘密結社 主夫の友」公式サイトはこちら

「いい夫の日」を10月10日にした理由は「いい夫(1=イイ、010=おっと)」というゴロ合わせによるもので、今年で3回目を迎えます。

ちなみに「いい夫の日」は、「主夫の友」の費用の問題で一般社団法人 日本記念日協会に申請しておらず、現状では公に認められた記念日ではありません

ですが、3回目を数えて協賛社が増えたこともあり、第1回は「ほぼ勝手に表彰」していたスタイルから「受賞者をゲストとしてきちんと呼べる」ように。今回は会場に一般の観覧者が入るイベントに成長しました。

そんな過去最大のスケールで行われた「主夫の友アワード2017」の受賞者は以下の通り。

【タレント部門】ユージさん/タレント・モデル

受賞者には「主夫の友」の特製エプロンと楯が贈呈されました。右は主夫の友CEOの堀込タイゾーさん

2002年に映画「アカルイミライ」でデビューし、モデルや俳優、バラエティでもタレントとして活躍しています。2014年2月に結婚。現在、3児の父親として育児に奮闘中。

様々なメディアやブログなどを通じて育児の楽しさなどを発信し、男性の家事育児参画の啓蒙に貢献していることを讃え、表彰されました。

【女性部門】関根麻里さん/タレント

バラエティ番組はもちろん、留学経験を活かし海外アーティストのインタビューなど幅広く活躍。2014年に歌手のKさんと結婚し、翌年に第1子となる長女を出産しています。2016年から仕事復帰し、子育てと両立中です。

家庭と仕事をともに明るく前向きに頑張るママの姿は、男性が家事育児進出をしたくなる存在であることを讃え、表彰されました。

【企業人部門】白鳥公彦さん/株式会社ダッドウェイ 代表取締役社長 

エルゴベビーをはじめとする育児アイテムや知育玩具などを企画・輸入・販売する株式会社ダッドウェイ。「お父さんの子育てをもっとおもしろ楽しくしたい!」を創業理念に、今年で25周年を迎えます。

海外の子育て文化の紹介や、オリジナル商品を通じて多くの父親に育児をするチャンスと楽しさを提供したことを讃え、表彰されました。

【ローカル部門】五十嵐健裕さん/やまがたイグメン共和国 大統領

2012年の第3子の誕生とともにパパスイッチが入り、父親の家事育児参画への使命感から翌2013年に「やまがたイグメン共和国」を設立。

現在およそ140人のメンバーを従え、地域密着型の活動を展開することで男性の家事育児参画推進に貢献してくれたことを讃え、表彰されました。

「パパが活躍できるスポット」とは?

最初のトークテーマは「子どもとのお出かけでパパができることパパにしてほしいこと」。ここでは「いこーよ」が提供した「パパが活躍できる関東お出かけスポット7選」をもとに、トークを敢行しました。

写真右側でマイクを持っているのが弊社代表・下元敬道

じつは「主夫の友アワード2017」より、「いこーよ」(アクトインディ株式会社)が協賛社の1つになっています。弊社代表の下元敬道がトークセッションに加わり、パパのタイプ別におすすめのスポットをプレゼンしました。

それぞれの施設を下元のプレゼン内容とともに紹介します。

【理系パパには】国立科学博物館

上野恩賜公園にあり、常設の展示物もかなり充実しています。この博物館は、心使いが素晴らしい。子どもを抱っこしてあげて見せることで、より見えやすいような展示の仕方をしています。

子どもが「これなぁに?」って聞きやすい仕掛けをしていたりと、非常に親子のコミュニケーションが円滑にできる施設です。「いこーよ」でも人気があります。

【運動系パパには】清水公園

ガチで「アスレチックを子どもよりも子どもらしくやりたい」というパパに向いています。

体重があるお父さんはどうやっても濡れる、というようなアスレチックが用意されているので、爆笑間違いなしです(笑)! 子どもが濡れずに渡ったあとに、お父さんが「ばしゃーん」となるという、ステキなシーンが見られると思います。

【アクティブ系パパには】さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト(マッスルモンスター)

CMでもやっているんですけど、めちゃくちゃ高いところの一本橋の先に鐘があって、それを鳴らしたり、一本橋を自転車で渡るとか、やせがまんをして子どもの前でやりとげると、帰り道に子どもから見た「お父さんの背中」が広く感じられるんじゃないかなと、という施設です。

【運転好きなパパには】三菱みなとみらい技術館

最新のジェット機などが展示されています。国産初のジャンボジェットのMRJの展示もあり、シミュレーターで操縦もできます。土日はかなり人気で待つこともあるんですが、親子で体験するにはまず見られない景色なので、非常に盛り上がるんじゃないかなあと思います。

【子だくさんパパには】軽井沢おもちゃ王国

歳がちょっと離れているきょうだいがいても、一日中楽しめると思います。小さな子には「鉄板」のプラレールとか、女の子でも楽しめるようなおもちゃが勢ぞろいしているうえに、アスレチックとか親子で漕いでレールの上を走っていく空中自転車、ゴーカートもあります。シースルーの観覧車「パノラマゴンドラ」もあります。

【多趣味なパパには】クロスポ 千葉浜野店

千葉市にある屋内型の24時間運営している施設です。じつはもともと若者向けにやっていたのですが、この夏「いこーよ」で紹介されたところめちゃくちゃブレイクしました

ボウリングとかビリヤード、卓球、カラオケなどあらゆるものが1カ所に集まっています。壁を登るクライミングもありまして、子どもとガチで勝負するというのにはいい場所。シャワーもついていますので、汗を流して帰れます。

【アウトドアなパパには】ツインリンクもてぎ

小学校3年生以上で自転車に乗れる子どもは「モトレーサー」というバイクに乗ることができます。私も週3くらいで5歳の息子を乗せて、幼稚園まで送っているんですが、息子が小学校3年生になったら絶対連れていきたい場所です。

今はやりのグランピングもありますし、サーキットだけでなく遊園地や自然も多くあるところです。

※記事の最後に紹介した施設のリンクがあります。

ユージさんと関根麻里さんが語る、「いい夫」と「いい妻」そして「いい家庭」に必要なものとは?

トークセッション終了後は、受賞者の4人に囲み取材を行いました。

「いこーよ」が紹介した7つのスポットの中で「行きたい!」と思ったスポットは?

ユージさん:僕は軽井沢おもちゃ王国。年齢が離れた兄妹がいるので。

関根麻里さん:全部いいですよねー。1つ選ぶとすれば、国立科学博物館の付属自然教育園のリピーターズパスを持っているので、ぜひ何度も行きたいです。コンパスという子どもと遊べるものがあるのもいいですよね。

白鳥公彦さん:子どもと一緒になって遊ぶなら清水公園ですね。ツインリンクもてぎはグランピングだけでなく、普通のキャンプができるのもいいですよね。レース観戦など、いろんなことができるので行きたいです。

五十嵐健裕さん:イベント前に白鳥さんと「ツインリンクもてぎに行きたい」という話をちょうどしていたので、僕もツインリンクもてぎですね。山形にも近いので行きやすいですし。

自分自身で「いい夫だなあ(いい妻だなあ)」と思うところは?

ユージさん:どこだろう(笑)? えーと…明るいところ! うまくいかないこともたくさんあるけど、それでも次の日は笑顔で明るく子どもたちを楽しませようと必ず努力しているところです。自分で言うのは恥ずかしいですね(笑)。

関根さん:私は「楽しい妻でありたい」です。それはいつも心がけていることなので。やはり楽しい家庭、明るい家庭には「笑顔がある」ということで、常に家族がいるところでは笑顔でいたいです。でも、家では娘がおもしろいので「いよう」って思わなくても自然と笑顔になりますね(笑)。

白鳥さん:子育て中は、いつも子どもと同じ目の高さで遊んでいたことですね。子どもと相撲するときもしゃがんでしてました。あれ、結構しんどいんですけど(笑)。そうやってスキンシップを楽しんでいました。今は妻の足を毎朝もんでいることを意識してやっているところです。

関根さん:ステキ〜!

白鳥さん:エライでしょ。それが「生きる術です」(笑)。

五十嵐さん:家事スキルで言ったら妻にはぜんぜんかなわないんですけど、自分のやれるところを「ここまでがんばったよ」というのが2人のコミュニケーションとしての落としどころになっているかなあと。それが子どもにも伝わっていると思うんですけど「お父さん、やるだけはいつもがんばっているね」と言われたりします(笑)。

いい夫、いい妻が最終的に目指すのは「いい家族」です。「いい家族」を作るために大事にしていることは?

ユージさん:妻を好きでいること。これが大切だと思っています。今一番気をつけなきゃいけないのは、夫婦間で2人とも子どもは大好きだけど、妻と夫が向かい合っていないこと。

子どもを通して連絡を取り合っていることが多くなりがちなんですよ。カップルのときと同じように妻を好きでいれば、子どもたちはそれだけでハッピーなはずだから。

関根さん:コミュニケーションを大切にすることですね。お互いにきちんと話し合うこと。それをやって小さいことでも解決しておくとケンカにならないんですよね。うちではケンカをしたことがないです。

もちろん話し合いをすることはあるんですけど、お互いに違う環境で育っているので違っていて当たり前。それをお互いがわかっているという前提があったうえでコミュニケーションをとって、一緒に生活するというところだと思います。

五十嵐さん:「相手のことを尊重する」妻をはじめ、相手の父母や祖父・祖母まで含めた家族をきちんと見つめて、尊重してあげるということなのかなあと思います。

白鳥さん:ユージさんと意見が似ているんですけど、私の大好きな言葉の「愛するとは、愛し続けること」です。一番気を使っているのは、子どもと妻の話をまず聞くということです。そこから自分の意見を言う形です。あとは…とにかくすぐに謝る!

一同:(笑)。

受賞者たちによるトークセッションやインタビューで大きく盛り上がった「主夫の友アワード2017」。受賞者の方のお話から「いい夫」でいるためのポイントがたくさん見えてきました。

ぜひ「いい夫」「いい妻」「いい家庭」を作るためのポイントを押さえて、今回紹介した「パパが活躍する施設」にも遊びに行ってみてください。

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ライター紹介

西條一法

39歳のときに子どもが生まれて育児の楽しさを知り、40歳にして某ゲーム雑誌から「いこーよ」編集部に電撃移籍した。「きかんしゃトーマス」で感動して泣く41歳。最近のマイブームは、子どもに絵本を読むことと、体力が続く限り一緒に遊ぶこと。お風呂と寝かしつけも担当しているが、最近は息子より先に自分が寝てしまう。

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