シーズン真っただ中のワカサギ釣り。チャレンジしてみたいけど、初心者には難しいのでは…? いえいえ、ちょっとしたコツを知っていれば、子どもでも初心者でも楽しめるんですよ!
これからの寒い季節にも楽しめるレジャーのひとつ「ワカサギ釣り」。とくに、氷が張った湖の上で糸を垂らす姿は、冬の風物詩にもなっています。うちには5歳の娘がいるんですが、飽きっぽい子供でもあの釣りを楽しめるものなんでしょうか? 釣り情報サイト「管理釣り場ドットコム」を運営する今井敦之さんに聞きました。
「たとえば関東だと、山中湖でワカサギ釣り用の屋形船(ドーム船)が出ていますが、船底に穴が開いていて、そこから糸を垂らすんです。詳しい船頭さんが釣れるスポットまで連れていってくれるし、魚群探知機も積まれていますから、素人でも釣れる確率が高い。なにより暖かくて安心感がありますから、子連れでのレジャーということなら最適だと思います」(同)
「たくさん釣るためのポイントは、当たりがあっても焦らないこと。ひとつの仕掛けには5〜7本くらいの針がついているんですが、1匹かかると竿先が揺れて餌が動くので、群れの魚が競って食べるようになります。じっくり待って、すべての針に魚がかかると場が盛り上がりますよ」(同)
ワカサギの餌として一般的なのは、ラビットと呼ばれる幼虫。生餌と比べると釣果は落ちるそうですが、虫に抵抗があるようならバイオワームなどの疑似餌を使う手もあります。場所によって食いつきのいい餌や釣り方が変わるので、船や管理釣り場で釣る場合は、現地に詳しい船頭さんや管理人さんから、うまく釣るコツを上手に聞き出しましょう。
「今は全国の漁協さんなどがインターネットで情報を流していますから、釣りが解禁される時期や釣果を調べていくといいでしょう。だいたい秋口からオープンするところが多いですが、10月から12月には比較的数が釣れるけどサイズが小さい。年が明けると魚自体は大きくなるけど、数は少なくなる傾向があります。釣りやすさと食べ応えを考えると、一番いいのはちょうど冬休みに入った頃ですかね」(同)
そうそう、船を使ったワカサギ釣りは、事前予約が必要です。竿などの道具は現地で借りられますが、釣ったワカサギを持ち帰るための保冷バッグは持参しましょう。釣れたてのワカサギを、天ぷらやマリネで食べるのは格別。自分で釣った魚なら、魚が苦手なお子さんでも喜んで食べてくれるはずですよ。
これからの寒い季節にも楽しめるレジャーのひとつ「ワカサギ釣り」。とくに、氷が張った湖の上で糸を垂らす姿は、冬の風物詩にもなっています。うちには5歳の娘がいるんですが、飽きっぽい子供でもあの釣りを楽しめるものなんでしょうか? 釣り情報サイト「管理釣り場ドットコム」を運営する今井敦之さんに聞きました。
子連れなら、暖かくて安全な屋形船からの釣りがおすすめ
「ワカサギ釣りは秋口から翌春先までがシーズンです。確かに氷上の穴釣りは絵になりますし、日本人にも馴染み深い情景です。もちろん氷上釣りも子供にとって普段なかなか味わえない面白い体験ですが、実際、山奥まで凍った道を通っていく親御さんが大変という声も聞きます。子供連れで行くなら、もっとお手軽な屋形船やドーム船のワカサギ釣り体験もお勧めですよ」(今井さん)写真提供:つちやボート
ワカサギ釣りといえば氷の上というイメージがあったんですけど、実はそういう釣り方ができる場所は、北海道や東北が大半。結氷する湖というのは関東でも群馬県以北へ行かないとないらしく、全国的に見ると船や桟橋からの釣りの方がメジャーなのだそうです。残念ながら氷上での釣りは娘が大きくなるまで待つとして、船を使ったワカサギ釣りってどういうものなんでしょう?「たとえば関東だと、山中湖でワカサギ釣り用の屋形船(ドーム船)が出ていますが、船底に穴が開いていて、そこから糸を垂らすんです。詳しい船頭さんが釣れるスポットまで連れていってくれるし、魚群探知機も積まれていますから、素人でも釣れる確率が高い。なにより暖かくて安心感がありますから、子連れでのレジャーということなら最適だと思います」(同)
写真提供:つちやボート
1匹かかっても焦らない! すべての針にかかるまで待つ
今井さんによると、道具がシンプルなのもワカサギ釣りの魅力。とくに屋形船で使う竿は数十センチの小振りなものが多く、子供でも簡単に扱えて疲れにくいとか。力よりもタイミングの取り方が重要なので、大人より子供の方がたくさん釣ることも珍しくないそうです。もっとも、筆者は大人げない父親なので、娘に負けないための「大漁のコツ」も聞いてきました。「たくさん釣るためのポイントは、当たりがあっても焦らないこと。ひとつの仕掛けには5〜7本くらいの針がついているんですが、1匹かかると竿先が揺れて餌が動くので、群れの魚が競って食べるようになります。じっくり待って、すべての針に魚がかかると場が盛り上がりますよ」(同)
ワカサギの餌として一般的なのは、ラビットと呼ばれる幼虫。生餌と比べると釣果は落ちるそうですが、虫に抵抗があるようならバイオワームなどの疑似餌を使う手もあります。場所によって食いつきのいい餌や釣り方が変わるので、船や管理釣り場で釣る場合は、現地に詳しい船頭さんや管理人さんから、うまく釣るコツを上手に聞き出しましょう。
「今は全国の漁協さんなどがインターネットで情報を流していますから、釣りが解禁される時期や釣果を調べていくといいでしょう。だいたい秋口からオープンするところが多いですが、10月から12月には比較的数が釣れるけどサイズが小さい。年が明けると魚自体は大きくなるけど、数は少なくなる傾向があります。釣りやすさと食べ応えを考えると、一番いいのはちょうど冬休みに入った頃ですかね」(同)
そうそう、船を使ったワカサギ釣りは、事前予約が必要です。竿などの道具は現地で借りられますが、釣ったワカサギを持ち帰るための保冷バッグは持参しましょう。釣れたてのワカサギを、天ぷらやマリネで食べるのは格別。自分で釣った魚なら、魚が苦手なお子さんでも喜んで食べてくれるはずですよ。