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2016/2/2 全国のパパ・ママに聞いた2016年の抱負に関するアンケート調査

16/02/02 12:00
アクトインディ株式会社

【全国のパパ・ママに聞いた2016年の抱負に関するアンケート】
2016年の家族の過ごし方、人気のテーマは「笑」・「楽」
~新たな1年、子育てに関して絶対にしたくないことは「子どもを否定する」こと~

アクトインディ株式会社(本社:東京都品川区 代表:下元敬道)が企画運営する国内最大級の子供とおでかけ情報サイト『いこーよ』では「家族の2016年のテーマ」に関するアンケート調査を実施しました。ここに、調査結果の要旨を報告いたします。

 

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【本リリースのポイント】

1)2016年の過ごし方、親子に人気のテーマは「笑」・「楽」

2)昨年の子育てで行ってしまったネガティブな振る舞い(子どもを「否定」する態度、他の子と「比較」する態度、モノゴトを「強要」する態度)の理由は 「子どもの行動・態度を黙って見過ごすことができなかった」

3)2016年、子育てに関して絶対に行いたくない態度は「子どもを否定する態度」

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1)2016年の過ごし方、親子に人気のテーマは「笑」・「楽」

【2016年の親子のテーマ】

(自由回答、N=215)

 

「2016年を家族でどのように過ごしたいか、漢字一文字で回答してください」と質問した所、一番人気だった漢字は「笑(13.5%)」という結果になった。次いで「楽(10.7%)」、「絆(5.6%)」という一文字が人気を集めた。

 

その漢字を選択した理由(フリーコメントより上位3つに関するコメントを抜粋)

【 笑 】

●どんな辛い事があっても笑って頑張りたい。怒ってるより泣いて

るより笑ってれば福が来るから。

●いつも笑顔を絶やさず明るい家庭にしたい。イライラした時も一

瞬こらえて笑顔で、仲直りする時も笑顔で。その様に振る舞えば周りを笑顔にできると思います。

 

【 楽 】

●楽しく、そして楽チンに過ごしたい。

●何をするにも楽しんで挑戦してほしいし、それが出来たら楽しいと思う。

 

【 絆 】

●家族なら安心して頼って欲しい。

●家族全員で協力しながら一年を過ごしたい。

 

2)昨年の子育てで行ってしまったネガティブな振る舞い(子どもを「否定」する態度、他の子と「比較」する態度、モノゴトを「強要」する態度)の理由は 「子どもの行動・態度を黙って見過ごすことができなかった」

 

①子どもを「否定」する態度をとってしまった頻度とその理由

Q.子どもを「否定」する態度をどの程度とっていたと思いますか?(単一回答、N=220)

イメージ)「それやっちゃダメ!」、「何でできないの?」、「本当にダメな子ね」、「そんなことをする子は嫌い」と言ってしまう

Q.子どもを「否定」する態度をとった理由は何ですか?(単一回答、N=220)

 

子どもを「否定」する態度を「頻繁に行った」、「数回程度行った」と回答した親の数値を合算すると92%となり、ほとんどの親が子どもを否定する態度をとってしまった経験がある結果に。その理由を見てみると「子どもの行動・態度を黙って見過ごすことができなかった」と回答した親が68%と最も多く、大きく差を開いて「(子どもとは関係のないことで)自分がイライラしていた」が17%となり、2番目に多い理由となった。

 

②他の子と「比較」する態度をとってしまった頻度とその理由

Q.他の子と「比較」する態度をどの程度とっていたと思いますか?(単一回答、N=220)

イメージ)「お兄ちゃんはできたよ」「●●ちゃんはお利口さんなのに」、「お姉ちゃんの方がかわいい」、「お母さんが小さい頃はできてたのに」、「お友だちはみんなやってるよ」と言ってしまう


Q.他の子と「比較」する態度をとった理由は何ですか?(単一回答、N=220)

 

他の子と「比較」する態度を「頻繁に行った」、「数回程度行った」と回答した親の数値を合算すると71%という結果になった。その理由を見てみると「子どもの行動・態度を黙って見過ごすことができなかった」と回答した親が56%と最も多かったが、「無意識のうちに(口癖になっている)」と回答した親の割合は24%となり、「否定」「比較」「強要」のネガティブな態度をとってしまった理由の中では最も高く、約4人に1人が無意識に他人と比較する態度を行っていたという結果となった。

 

③子どもの意見を尊重せずにモノゴトを「強要」する態度をとってしまった頻度とその理由

Q.モノゴトを「強要」する態度をどの程度とっていたと思いますか?(単一回答、N=220)

イメージ)「いいからやりなさい」、「なんで怒られているか自分で考えなさい」、「黙って言うこと聞きなさい」と言ってしまう

Q.モノゴトを「強要」する態度をとった理由は何ですか?(単一回答、N=220)

 

子どもの意見を尊重せずにモノゴトを「強要」する態度を「頻繁に行った」、「数回程度行った」と回答した親の数値を合算すると75%という結果になった。その理由を見てみると「子どもの行動・態度を黙って見過ごすことができなかった」と回答した親が57%と最も多かったが、「(子どもとは関係のないことで)自分がイライラしていた」と回答した親の割合は19%となり、「否定」「比較」「強要」のネガティブな態度をとってしまった理由の中では最も高く、約5人に1人が自分がイライラしていたことが原因でモノゴトを強要する態度を行っていたという結果となった。

 

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①~③の結果を見てみると、2015年に子どもを「否定」する態度、他の子と「比較」する態度、モノゴトを「強要」する態度をとってしまった親はそれぞれ92%、71%、75%となり、3つのネガティブな態度の中で最も行った頻度が高かったものは子どもを「否定」する態度となった。また、ネガティブな態度をとってしまった理由はいずれも「子どもの行動・態度を黙って見過ごすことができなかった」ことが最も多い結果となった。

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3)2016年、子育てに関して絶対に行いたくない態度は「子どもを否定する態度」

Q.上記3つの中で、2016年は絶対にやりたくないと思うものは何ですか?(単一回答、N=220)


「2016年の子育てにおいて絶対にやりたくないと思う態度」に関して質問した所、「子どもを否定する態度」と回答した親が54%と最も多く、半数以上の親が子どもを否定する態度はとりたくないと思っていることが分かった。次いで「子どもの意見を尊重せずモノゴトを強要する態度(24%)」、「他の子と比較する態度(22%)」という結果に。

 

2)の「2015年に行ってしまったネガティブな態度」の割合と照らし合わせて見てみると、2015年に行ってしまったネガティブな態度の頻度が高い行為ほど、今年は改めたいと思っている親が多いことが分かった。

 

■2016年の子育てにおいて、絶対にその態度をとりたくないと思った理由(フリーコメントより抜粋)

【 子どもを否定する態度をとりたくない理由 】

●自分にとっても否定されることはとても嫌なことだし、まずは受け入れて認めるようになりたいと思うので。

●悪いことは悪いと教えるが、間違っていてもとりあえずは自分でやらせるようにして、失敗したことは何で失敗したのか考えて成長してもらいたい。

●ダメ!とよく言ってしまうので、良いところを見るようにしたい。

 

【 他の子と比較する態度をとりたくない理由 】

●他人と比較しても正解は見つけられないから。

●子どもにはそれぞれ個性・個人差があるから

●人と比べるのは、子ども自身を見ていない証拠だと思うから

●自分の子は自分の子。他の子は他の子。

 

【 子どもの意見を尊重せずにモノゴトを強要する態度をとりたくない理由 】

●強要するのではなくて進んで出来るように分かりやすく導いてあげたい。

●親の意見を押し付けるのではなく、自分で考えて行動できる子に育ってほしいです。

●子どもが納得しなければ、良い行動も身につかないと思うから。

 

考察

2)~3)の結果から、2016年は2015年に子どもに対してとってしまったネガティブな態度を改めたいと考えている親が多いということが分かった。また、3)で回答されたフリーコメントからは、多くの親が「子どもの個性を尊重したい」、「子どもの考えを受けとめたい」という思いを抱いている様子がうかがえる。

 

2015年の反省・2016年の抱負と、1)の家族のテーマとして人気が高かった「笑」、「楽」の結果を踏まえると、子どもの行動・態度を見過ごすことができないと感じる親が多い一方、理想としては子どもとのコミュニケーションを大事にし、しっかり向き合っていきたいという思いを抱いている親が多いということが言えそう。

 

 

【アンケート概要】

■実施方法 『いこーよ』サイト上で実施

■実施期間 2015年12月1日~2016年1月4日

■回答数  220名

■回答者  0歳~9歳までの子どもを持つ全国の親

いこーよとは?

「いこーよ」(https://iko-yo.net/)は、2008年12月にサービスを開始した、親子でお出かけする場所を探す情報サイトです。「いこーよ」を通じて、次世代を担う子ども達の笑顔が増え、感謝の気持ちをもった子ども達が育ち、良い社会を創りたい。そんな気持ちでサイトを運営しております。

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