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宝石の誕生からカットの秘密まで 地球がうみだすキセキに興奮 特別展「宝石」ガイド

掲載日: 2022年4月27日更新日: 2022年4月27日いこーよ編集部
穂積さんファミリー。長男アキナリくん(11才)、次男で鉱物好きのミキヒトくん(8才)、三男ユキマサくん(5才)、四男ナオユキくん(2才)の元気いっぱいの仲良し4兄弟とママがレポート!

東京・上野の国立科学博物館で2022年6月19日まで開催されている特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」。

開幕するやいなや、200種類以上の貴重なコレクションを見比べながら、原石がどのように生まれるのか? 原石にはどのようなものがあるのか? 宝石に科学的な視点で迫った展示に子供から大人までたくさんの人が詰めかけています。

「いこーよ」では、見どころいっぱいの奥深い宝石展示のなかから、家族でぜひ見てほしい注目ポイントを鉱物大好きなモニター家族が徹底紹介します!

チケットやアクセスをチェック!

※掲載記事は2月の取材時のものです。現在の会場は展示順序など展示内容を変更しています。ご了承ください。

ラフ(原石)・ルース(磨いた石)・ジュエリーまで! みどころいっぱい

展示は全部で5章構成。第1章の「原石の誕生」では、数千年の歴史をかけて地球が生み出した宝石の原石(ラフ)が生まれる奇跡に科学的に迫り、第2章「原石から宝石へ」と第3章「宝石の特性と多様性」では、人々がどのように宝石を輝かせる技術を発展させていったのかの歴史をたどることができます。

鉱物から宝石へ! 特別展「宝石」で出会える5つのキセキ!

●第1章 原石の誕生
●第2章 原石から宝石へ
●第3章 宝石の特性と多様性
●第4章 ジュエリーの技巧
●第5章 宝石の極み

また、後半の4章「ジュエリーの技巧」5章「宝石の極み」では、紀元前3000年に作られたジュエリーから、エカテリーナ2世やマリー・アントワネットの娘などの歴史的有名人たちの珠玉の宝飾芸術の数々、そして現代の国内外のハイジュエラーによる技術の粋を集めた作品が堪能できます。

展示構成を詳しくチェック!

見どころ(1)科学で迫る! 原石が生まれる場所

会場に足を踏み入れるや第1章の「原石の誕生」の展示スペースに並ぶ日本最大級の巨大アメシストドームや国立科学博物館やミュージアムパーク茨城県自然博物館などが所蔵する巨大な原石(ラフ)に穂積さんファミリーの目は釘付け!

写真右下 アマゾナイト (ミュージアムパーク茨城県自然博物館所蔵)

火成岩から見つかるダイヤモンドの原石や、熱水脈の温度の低下によって岩の割れ目などに沈殿してできたアマゾナイトなどの巨大な原石が、産出された状態のままで展示される様子に「すごい」「すごい」と、夢中で見入ります。

そして、科学的視点から原石や結晶ができる過程を紹介するパネルや、二ノ宮知子先生の連載漫画『七つ屋 志のぶの宝石匣』の、作中シーンで各宝石の解説をするコラボパネルを何度も見返したり、メイプル超合金のカズレーザーさんの音声ガイド(有料)を聞きなおしたりして、「今までも好きだったけれど、もっと好きになるね」と頷き合っていました。

巨大アメシストドームに圧倒 近づいてその魅力を体験!

そんな第1章の最大の目玉の一つが、日本最大級の高さ2.5メートルの巨大なアメシスト(紫水晶)ドームです。

子供たちは自分たちの身長よりはるかに大きなアメシストドームの迫力と、結晶の美しさに「すごく大きい! キラキラしてキレイ」と驚嘆の声! 見上げて大きさを確認したり、結晶をじっくり見たりしてしばらくその前を動けません。

第1章「原石の誕生」の家族のココがお気に入り!

ダイヤモンドの発掘現場からダイヤモンドが埋まっている岩をそのまま持ってきて展示しているのに驚いたよ」(長男アキナリくん)
標本の鉱物がどうやってできたかよくわかったよ」(次男ミキヒトくん)

もっと詳しくチェック! 第1章!

見どころ(2)古代エジプトから4000年にわたる指輪の変化を一気見!

第2章では国立西洋美術館から特別出品された「橋本コレクション」の指輪が制作年代順に陳列されています。

世界中から収集された貴重な指輪約200点を順番に見ていくと、4000年にわたる宝石にかける人類の情熱やカット技術への試行錯誤が感じられて、子供たちも大興奮!

展示の最初は、古代エジプト時代に、スカラベ(カブトムシ)などをモチーフにした簡単な道具で加工できる丸くて柔らかい石を使った指輪が並びます。
少し時代が進むと、硬めの石の表面を平らにカットして模様を彫りこんだ指輪が作られ、いよいよ17世紀半ば〜18世紀初めごろになるとダイヤモンドのカットで有名なブリリアントカットの原型が生まれ、一気に華やかな指輪が数多く作られるようになるのが展示からわかります。

第2章「原石から宝石へ」家族のココがお気に入り!

宝石の歴史の裏にも、昔の人々の長い技術開発の歴史があるんだね」(長男アキナリくん)
長い時代の中でたくさんの人が試行錯誤を重ねて宝石を輝かせる技術が進歩させてきたと思うと、宝石を見る目がかわってくるよ」(ママ)

もっと詳しくチェック! 第2章!

見どころ(3)特性から迫る! 宝石のバリエーションの多様さ!

第3章の「宝石の特性と多様性」では、「光る宝石」や「アンモナイトの宝石」「巨大宝石」などのほか、ダイヤモンド、ルビー、サファイアなどの広く知られる宝石の「美しさ」に科学的に迫る展示です。

紫外線を当てると「光る宝石」にビックリ!

そんな会場の一隅には紫外線で発光する宝石の小部屋があります。数秒おきに紫外線が当てられると、青、緑、赤、オレンジなどの蛍光色に光ります!

その様子には「石が生きてるみたいだね!」(3男ユキマサくん)「僕の石も光るのかな? お家に帰ったら紫外線ライトをあてて試してみよう!」(次男ミキヒトくん)と、子供たちもビックリ!

虹色に輝く「アンモナイトの宝石」に夢中!

古生代や中生代を代表する生物としても有名なアンモナイトの化石のうち、特殊な環境下で化石になったものは虹色の輝きをはなつ「アンモライト」という宝石となります。

見て! アンモライトのペンダントがあるよ!」(長男アキナリくん)
貝の表面がこんなにきれいな緑色に輝くのにはビックリだね!」(次男ミキヒトくん)
鉱物だけでなく、アンモナイトや、サンゴ、琥珀などの生き物からできた宝石も子供たちの興味を惹きつけます。

ラグビーボールサイズ⁉ 「巨大宝石」にくぎ付け!

第3章で子供たちがひときわ大声をあげたのが巨大な宝石のコーナーです。
真ん中のラグビーボールみたいに大きいのも宝石なの⁉  ダイヤモンド?」(3男ユキマサくん)

ロッククリスタルとあるからこれは水晶だよ。すごく大きいな。21,290カラットって書いてある!」(次男ミキヒトくん)
小さいものでも800カラットほどもある巨大宝石に鉱物好きな子供たちもビックリです。

写真左/トルマリン 写真右/ミャンマー、カシミール、スリランカの3産地から採られたサファイアの比較

第3章には、そのほかにSNSで「まるでネギのよう!」と話題になったトルマリンや、産地が違う3種類のサファイアの指輪の色を比べられるコーナーなどの見どころもいっぱいです。

第3章の「宝石の特性と多様性」家族のココがお気に入り!

「夏休みの自由研究で鉱物を分類した標本を作ったけれど、今回の展示で原石のことを詳しく知ることができたから、次はもっと深い研究をしたいな」(次男ミキヒトくん)

もっと詳しくチェック! 第3章!

芸術のような宝石にも大興奮!

“一輪車にのって”ピンズ ギメルトレーディング所蔵

終盤の第4章では世界的なハイジュエラー・ヴァン クリーフ&アーペルや、兵庫県芦屋発のブランド、ギメルの技巧が光るジュエリーが並びます。

ギメルの展示の中には、大変希少な「トラピチェエメラルド」の放射状の模様を上手くデザインに利用したジュエリーも見られます。

また第5章では、世界的な宝飾コレクション・アルビオン アートの特別協力によるアンティークジュエリーが見られ、ママは思わずため息をもらします。

ナポレオン帝政下の名将、モルティエ元帥が娘の結婚に際して作らせたというピンク・トパーズとアクアマリンのパリュール(セット)や、エカテリーナ2世、マリー・アントワネットの娘マリー・テレーズのジュエリーなど、歴史上の著名人の名品も多く展示されています。

なかなか見ることができない宝飾芸術の世界を心ゆくまで堪能することができて、ママも子供たちも大満足です。

もっと詳しく! 第4章・第5章の見どころチェック

鉱物標本から書籍・オリジナルスイーツまで! 会場内特設ショップも充実

展示の最後には、特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」のオリジナルグッズをはじめ、鉱物、書籍などが並ぶミュージアムショップも!

展示されている鉱物を琥珀糖で再現した「こうぶつヲカシ」(税込3,024円)や、第3章冒頭に実際に展示されている365の宝石を色彩や光沢などにより配置した「宝石色相環」が載った「大色相環 吸水コースター」(税込880円)、SNSを中心に大注目の色鉛筆画家・長靴をはいた描(ねこ)さんの描き下ろし作品を用いたグッズなどが人気です。

※本展オリジナルグッズは完売している場合もございます。完売・再入荷状況は本展Twitterでご確認ください。

そんななかでも子供たちが特に夢中になったのは、やはりパワーストーンや光る石、鉱物の標本などのコーナー。奥の展示ケースには数百万円の値段がつくアンモライトも並び、ショップだけでも時間はあっという間に過ぎていきます。

注目グッズをもっとチェック!

家族で行こう! 特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」の後には常設展も見れちゃう!

自然科学、技術、歴史、芸術文化とあらゆる角度から宝石のヒミツに迫る特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」
解説も充実し、子供の「なぜ?」や「もっと知りたい!」という知的好奇心を引き出してくれます。展示、解説ともにとても内容の濃い充実したものになっているので、時間をたっぷりとってでかけましょう。

特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」を見た後は「国立科学博物館」の常設展もみられるので、1日たっぷり楽しみたいときにぴったりのおでかけ先です。

特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」

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いこーよ編集部

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