※「CO2」の表記についてこの記事では「2」が下付きのところ「CO2」と表記しています

2023年3月25日、「パナソニックセンター東京」(東京都江東区有明)の1階エリアに、「Panasonic GREEN IMPACT PARK(以下、パナソニック グリーンインパクトパーク)」 がオープン!
ゲーム感覚でできる体験を通じて地球温暖化問題の解決策について小・中学生の子どもたちが知る、学ぶ、考える体験ができる無料のスポットです。

この記事では、小学6年生のリツくん、ユズキくん、ヤヨイちゃん、小学4年生のミカちゃんの「いこーよモニター」4人が施設の内容を体験レポートで紹介します!
「パナソニック グリーンインパクトパーク」の詳細はコチラ!映像のナビゲートでCO2削減や資源循環の問題が自分ごとに!
「パナソニック グリーンインパクトパーク」の入口では映像のキャラクターがお出迎え!

これから未来を作っていく小・中学生に向けて、地球が抱える課題をアニメーションで紹介してくれます。自分たちと同年代のキャラクターのナビゲートに子どもたちは興味深々!早速パーク内に足を踏み入れます。

「パナソニック グリーンインパクトパーク」の4つのコーナー
(1)【CO2の削減展示】CO2って、どんなときに出るの?
(2)【CO2の削減展示】今までどおりのくらしだと、CO2って減らないの?
(3)【CO2の削減展示】電気をつくると、CO2が出てしまうの?
(4)【資源の循環展示】限りある資源を上手に使うためには?
パーク内はゲーム感覚でできる体験を通じてCO2の削減や限りある資源の有効活用について子どもたちが知り、学び、考える4つのコーナーがあります。興味を持ったコーナーから思い思いに回り、問題解決に向けて、子どもたちが自ら考えて行動するきっかけとなるよう構成されています。
また4つのコーナーの周囲には、パナソニックの環境技術を体験できる展示も設置!CO2を出さない夢のエネルギー「純水素型燃料電池」、1枚ガラスとの温度の違いを体験できる「真空断熱ガラス」などの仕組みや構造の展示にも注目です。
「パナソニック グリーンインパクトパーク」の詳細はコチラ!【CO2って、どんなときに出るの?コーナーでワクワク】風船を膨らませて「CO2」1キログラムの量を見てみよう
「CO2って、どんなときに出るの?」のコーナーでは、透明で普段はなかなか感じる機会がない「CO2」の量を、自分で風船をふくらませて具体的に知ることができます。

ミカちゃんはどんどん膨らむ風船に「CO2の1キログラムはこんなに大きいの?」と驚き顔!
続いてリツくんと一緒に、風船の隣に設置されたブロックを裏返して、日常の生活の中のどんな行動がどのぐらいのCO2を出しているか、クイズのように楽しめる展示に取り組みます!
エアコンやドライヤーの使用で排出されるCO2の量にびっくり!
まずはエアコンのブロックを裏返すなり「エアコンは1カ月で23.8キログラムものCO2出すんだ!」と、2人ともびっくり!
さらに、「私が毎日使っているドライヤーは1.4キログラムもCO2を出しているよ!」「あの大きな風船以上のCO2 をわたしは毎月出してるってことだ!」と、神妙な表情に変わるミカちゃん。
日常的に使用する家電のCO2排出量を風船からイメージし、CO2排出について自分ができることについて考えるきっかけになりました。
この展示で小学4年生のミカちゃんが考えた未来のためにできること!
「CO2は目に見えないからその量をこれまであまり考えたことがありませんでした。実際に1キロのCO2の風船を自分で膨らませてみると、数字だけでなく量として感じることができました。電気を使う時にこの風船のことを思い出してCO2を少しでも減らしたいと思いました」(ミカちゃん)
ココに注目!スタッフコメント!
「弊社では2050年までに、CO2の排出量を世界の1%に相当する約3億トン分削減することを目標に掲げています。生活の中でどれだけCO2が排出されているのか知ってもらうきっかけにしてほしいですね」
展示の詳細はコチラ!【今までどおりのくらしだと、CO2って減らないの?コーナーでワクワク】お家の中で電気を無駄づかいしているところを見つける体験にも挑戦!

くらしの中でCO2がどれだけ排出されているかわかったところで、「今までどおりのくらしだと、CO2って減らないの?」コーナーへ移動した子どもたち。電気を有効に使うには、無駄づかいを減らすことの重要性に納得顔。
日常生活の中に潜む無駄づかいをゲーム感覚で体験!
電気の消し忘れが頻繁に起こる家族の生活が再現された展示では、消し忘れた電気をオフにするゲームに挑戦!

リツくんとユズキくんは2人で息を合わせて「そっちの灯りがまたついたままだよ!」、「そっちもテレビつけっぱなしで出ていっちゃったよ!」と大忙し!
体と頭を使ってCO2をできるだけ出さないくらし方を体験しました。
この展示で小学6年生のリツくんが考えた未来のためにできること!
「ボクもテレビや灯りをつけっぱなしにすることが多くてよく注意されます。電気の無駄づかいをなくせば、少しでもCO2が減らせることがわかったので、気を付けていきたいと思います」(リツくん)
ココに注目!スタッフのコメント!
「電気の無駄づかいを減らすことはもちろんですが、例えばエアコンの温度を調整するなどもCO2の排出量削減に効果的です。いろいろな方法を組み合わせて、みんなでCO2の削減について考えていきたいですね」
展示の詳細はコチラ!【電気をつくると、CO2が出てしまうの?コーナーでワクワク】火力、水力、風力、太陽光、純水素型燃料電池の5つの発電方法を組み合わせて街へ電気を送ろう

3つあるCO2についての展示の最後のコーナー「電気をつくると、CO2が出てしまうの?」では、CO2をできるだけ出さない発電や、発電方法の組み合わせで電気を効率よく街へ送電する方法があることにビックリ!
発電方法を組み合わせて、できるだけCO2を出さない取り組みを体験!
火力、水力、風力、太陽光、そして純水素型燃料電池の5つの発電装置と天井からぶら下がったチューブを繋げて街に電気を供給する体験型展示に挑戦します。

風力、太陽光などの発電は、天候や風の有無などによって発電できる時間に制約があるため、4人は時間によって変化する状況を確認しながら、「今、風が吹いてるよ。風力発電使って!」、「暗くなってきたから太陽光電池はもう使えないよ」、「火力発電を使うとCO2がたくさん出るなぁ」と、協力して高ポイントを目指して大興奮!
この展示で小学6年生ヤヨイちゃんが考えた未来のためにできること!
「私たちの生活には電気は欠かせないけど、発電の仕方によって供給量や発電できる条件が違うことがわかりました。CO2をなるべく出さないで電気を作り出す仕組みがこれからもっとできていけばいいのにと思います。私もそのために勉強していきたいと思いました」(ヤヨイちゃん)

ココに注目!スタッフのコメント!
「CO2を出さない発電方法もあることをゲーム感覚でわかりやすく体験できます。この展示のすぐわきには、ペロブスカイト太陽電池や純水素型燃料電池といった次世代のシステムを紹介する展示もあるのでぜひ注目してください!」
展示の詳細はコチラ!【限りある資源を上手に使うためには?コーナーでワクワク】ハンドルを回して資源の有効活用される仕組みを動かしてみよう!
最後に「限りある資源を上手に使うためには?」のコーナーに向かった子どもたち。シェアやリサイクル、丁寧にものを使う仕組みを生活に取り入れて資源を有効に使う方法があることを知りました。
いろいろな場面で多彩な資源の有効活用方法があることを体験!
体験型展示では、円卓についているハンドルを回すとリサイクルの様子や、捨てずに修理して使いたいものが映し出される様子に子どもたちは注目!
「ボクの自転車は壊れても直して大事に使ってるよ!」、「プラスチック容器のゴミはちゃんとわけています!」と、それぞれが実際に行動している再資源化の内容をハンドルをグルグル回しながら猛アピール。

円卓のわきには、パナソニックの製品や工場で使用されない端材を再資源化して捨てずに使う取り組みを紹介する展示もあり、「素材ごとに分けるとゴミじゃなくて資源として使えるんだね!」(ユズキくん)、「これを捨てずにもう一度使えるように考えているんだね」(リツくん)と普段は中々見られない工場内の工程や内部構造に興味津々!
ほかにも普段の生活で出ている意外なゴミの種類や、シェアサービスの参考例などもわかりやすく展示されています。
この展示で小学6年生のユズキくんが考えた未来のためにできること!
「リサイクルだけでなく、モノを丁寧に長く使ったり、一つをシェアするのもCO2の削減になることがよくわかりました。これからはリサイクルすることも考えて買い物をするようにしたいです!」(ユズキくん)
ココに注目!スタッフのコメント!
「量が限られる枯渇性資源のこと、そして資源を有効に活用するのも様々な方法があることを理解したうえで、工場などで行われている分別や分解・端材も無駄にしない取り組みについても知ってもらえればうれしいですね」
展示の詳細はコチラ!CO2の削減や限りある資源の循環について学んだ内容や気づいたことをワークシートにまとめてみよう!

「パナソニック グリーンインパクトパーク」では、体験時に冊子形式の「ワークシート」が貰えます。中には展示を見ながら回答する穴埋め問題や、展示の感想や自分なりのアイデアを記載する欄などがあります。
4人も「ボクだったら、私だったらこうする」という考えや今後の環境に対するアクションについて書き込んで、今日の思い出と共に持ち帰りました。

「課外授業みたいで楽しかったです!」、「ゲームのような体験が楽しかったよ。もっとやってみたい!」と、4名はCO2の削減や資源の循環について体験しながら学べる展示の数々に大満足!
充実したコンテンツはもちろんのこと、「パナソニック グリーンインパクトパーク」は入館無料なのもうれしいところです。親子でぜひ足を運んでワクワク体験を通じて、CO2の削減や資源の循環について学びましょう!
詳しいアクセス方法や展示については以下のリンクをクリック!
「パナソニック グリーンインパクトパーク」の詳細はコチラ!