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「親子リンクコーデ」おすすめアイテム&おしゃれのコツ

掲載日: 2016年5月25日更新日: 2016年5月25日宮平なつき

今、人気急上昇中の「親子リンクコーデ」。子どもと一緒にしてみたいと密かに思っている人も多いのでは? そこで、初心者でも使いやすいアイテムやおしゃれに見せるコツを、パーソナルコーディネーター(R)で、ご自身のリンクコーデ写真をSNSなどで発信している内田亜実さんにお聞きしました。

リンクコーデは同じ色・柄で合わせるだけでOK!

まったく同じアイテムを身につける「ペアルック」と違い、柄や色が同じ服やアイテムを1カ所以上そろえる「リンクコーデ」は、あえて親子でおそろいのアイテムを買い足さなくても、手持ちの服でも簡単にトライできるのが魅力だそう。

「おそろいのTシャツなど、同じアイテムを買って着れば簡単にリンクコーデができますが、私はほとんど手持ちの服で考えています。なので、私が子どもとリンクコーデをするときはむしろ、同じブランドの服同士になることがないんです。」

「別々のアイテムでも、同じ色のものや柄を合わせるだけで、親子で一緒に着るとリンクしているように見えます。厳密にルールを決めるよりも、『似ているものを一緒に着てみよう』という軽い気持ちでコーディネートしてみてください。」


初心者でも使いやすい!リンクコーデおすすめアイテム

そうはいっても、なかなか何を組み合わせればいいのか迷ってしまうもの。そこで、初心者でもすぐにトライできる、リンクコーデにおすすめの柄&色を内田さんに聞いてみました。

リンクコーデにおすすめの柄:ボーダー&ストライプ

リンクコーデで一番活躍するのがボーダー(横縞)やストライプ(縦縞)のアイテムなのだとか。

「ボーダーは、誰もが1枚は必ず持っている柄ではないでしょうか。ボーダーは男女問わず似合う柄ですし、太さや色が多少違っていてもリンクして見えるので便利です。また、ストライプも同じく使いやすい柄ですね。ストライプとボーダーは縞の向きが縦と横で違うだけなので、親はストライプ、子どもがボーダーという形でも、リンクアイテムとして使えます。」

リンクコーデにおすすめの色:白&赤

「白のトップスやボトムスがあれば、見た目でわかりやすいリンクになります。白は、色柄問わず何にでも合うので、コーディネートもしやすいです。赤もインパクトがある色なので、わかりやすくリンクコーデになります。ただし、ワンポイントや面積が広くないアイテムで使うほうが、うるさくなく済みます。」

性別や年齢を問わずに着られる柄・色を選ぶことがリンクコーデのポイントのよう。まずはこうした定番アイテムからスタートしてみましょう。


リンクコーデをおしゃれに見せるコツは?

定番アイテムでのリンクコーデに慣れたら、よりおしゃれに見せる工夫をしてみましょう。

素材やデザインに季節感を取り入れて

これはリンクコーデに限らず、ファッション全般にいえることですが、季節にあった素材を選ぶことが大切です。同じ素材でも、春夏は明るめ、秋冬は暗めの色を選ぶと、季節感を出すことができます。

「デニム素材は誰でも持っているアイテムのひとつだと思いますが、サックスブルーなどのうすい色のデニム素材のほうが春夏っぽい格好に見えます。」

また、アイテムのデザインも季節感を出す重要なポイント。チュールスカートやサロペットは、春夏にぴったりのさわやかに見えるリンクコーデができるそう。

「この2つのアイテムは、おとなでも子どもでもかわいいデザインが展開されています。また、個性的な素材や形のアイテムなので、色違いでもかわいくて、おしゃれなリンクコーデに見えます。他にも、ハットやスリッポンなどの春夏ならではの小物でそろえるのもいいと思います。」

リンクしつつも使うアイテムを変えればグッとおしゃれに

リンクコーデでは、トップスならトップス、ボトムならボトム、と同じアイテムを親子でそろえるのが定番ですが、素材や色、柄が一緒でも親子で使うアイテムを変えることで、よりおしゃれに見せることができるそう。

「トップスやボトムとアイテムは違っても、素材や色・柄をそろえて子どもと着るタイミングを合わせればOKです。使う場所を変えてさりげなくそろえるのが、おしゃれに見えるポイントです。例えば、バンダナだと、子どもは首元に巻いてよだれかけにして、私はバッグに巻いたりしています。」

日頃から手持ち服を確認しておけば、コーデの幅が広がる!

うまくリンクコーデを楽しむには、自分と子どものワードローブを把握しておくことが重要、と内田さん。

「手持ち服をしっかり把握していると、子ども用のアイテムを買うときにも『この色だったら、私が持っているあの服とうまくリンクするかも』などと具体的なコーディネートを考えながら買い足すことができます。」

新しい洋服を購入するのも、そのアイテムで子どもとリンクできると思うと、今まで以上にワクワクしますね!


「リンクコーデ」で服だけでなく、気持ちも子どもと繋がろう!

「子育てをしていると、子どもが第一で自分のことは後回しにするお母さんも多いと思いますが、子どもとリンクコーデをすると、自分のオシャレも楽しめるようになるんです。」

「そのおかげで、子どもと外出することも楽しくなりますし、アイテムを買うときやコーディネートを考えているときに『これを着てどこに行こうかな』と明るい気分にもなります。洋服だけでなく、子どもとお出かけを楽しむ気持ちを共有できるのも、リンクコーデの魅力です。」

また、内田さんの経験上、リンクコーデをしているほうが外出先で出会った人たちにも声をかけられやすく、話のネタになることが多いそうです。ママ友などとのコミュニケーションにも役立ちそうですね。

意外と簡単にでき、親子の絆を深め、周りの人との交流にも繋がる「親子リンクコーデ」。すぐにでも、手持ちのアイテムを確認したくなったのでは? これからは、子どもと一緒にオシャレを楽しんでみてください!

お話を聞いたのは…

  • 内田亜実さん

    日本パーソナルコーディネーター協会認定パーソナルコーディネーター®。
    アパレル企業に入社するが、結婚、出産を機にファッション業界から一時離れる。現在は、子育てをしながら、雑誌のスナップモデルとして、テーマに沿った親子リンクコーデを発信したり、個人向けのスタイリストとして活動中。大阪府在住、2男、1女の母。

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ライター紹介

宮平なつき

フリーライター。美容、健康、ダイエット、恋愛、結婚、子育て、教育、インテリアなど、“女性のライフスタイル”にまつわる記事や著名人のインタビュー記事を主に執筆。趣味は、スポーツ観戦と旅行。最近の最も気になることは、甥と姪の成長。

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