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海デビューの子供も大喜び! 親子でおすすめ海遊び&楽しみ方も

掲載日: 2020年8月12日更新日: 2020年8月18日高橋 珠子

いこーよ協力の育児本「非認知能力が育つ3〜6歳児のあそび図鑑」(池田書店/税抜1,300円)の発売を記念して、神奈川県鎌倉市の海岸で、親子体験イベントを開催しました! 書籍で紹介されている子供の心を育む海遊びをたくさんの親子が実際に楽しんでくれました。

今回参加してくれたのは、神奈川県の学童保育「天才キッズクラブ」所属する小学1年生の子供を持つ親子9組です。当日密着したイベントの様子をレポートします。

非認知能力を育む「3〜6歳児のあそび図鑑」の詳細はこちら

海は子供の想像力や積極性を育む遊び場!

今回の海イベントは、未来を担う子供が、海を身近に感じて興味を持ったり、海を好きになってもらいたいという日本財団「海と日本プロジェクト」の活動も担っています。

書籍のテーマ「非認知能力」とは、好奇心や探究心、目標に向かって意欲的に進む力、チャレンジ精神、コミュニケーション能力など、生きる力として必要とされている能力のことで、子育てや教育分野で注目されています。

書籍でも紹介しているとおり、海は非認知能力を高めてくれるピッタリの場所です。

イベントの指南役は、書籍でも海遊びで監修をしてくれた現役ライフセーバーの林亮太さん。海での安全教室なども手掛けています。

「プールと海との違いは?」という林さんからの質問でイベントがスタート! 子供から「永遠に続いている」「塩っぱい」「広い」など、さまざまな回答が飛び交い、みんな元気いっぱい。

子供たちは、少量の海水がたまった場所で生き物探しを始めたり、砂浜を掘ったり、勢い余って海に駆け出したり、海に入りたくてしょうがない様子! いつも以上に積極的になって、好奇心を刺激されるので、子供の想像力や積極性を育む遊び場として、海は最適ですね。

ラジオ体操のウォーミングアップをしたあとは、2〜3人のペアになって、お互いの安全も確認できる「バディ」体制をとります。

海ならではの体験に大はしゃぎ!

ウォーミングアップを終えたら、林さん先導のもと、いよいよ海に入ります! お待ちかねの海に「わー! 冷たい!」と大はしゃぎしたり、慎重に歩く子供など、自分のペースで進んでいきます。

「足元見える?」「プールに比べて海はどうかな?」という林さんの言葉に、「見えづらい!砂で濁ってる!」と、プールとの違いを体感しながら海ならではの楽しみを満喫! これなら海デビューの子供も安心ですね。

海で早く走る遊びに挑戦!

次は、海の中で走る遊びに挑戦します! 「ちょっと怖い…」という子供は、ママが手を引きながらゆっくり進みます。海中走りの前に、林さんから「海の中ではどうやったら早く走れる?」という課題が出されました。

「よーい、スタート!」という声で一斉に海へと走りだします。走り終わったら、一旦浜辺に戻って、実際に海の中で走った感覚や課題をみんなで話し合うことに。

子供たちからは、「足をあげるといい!」という回答もあり、体験しながら自分たちで答えを導き出していきます。

さらに、ライフセーバースタッフによる「足を上げない人」と「足を上げる人」での検証レースを敢行! 結果は足を上げて走ったスタッフの圧勝でした。実際に自分で体験したことを検証すると、より深く理解できそうですね。


海中で浮遊体験!

次のプログラムは、海での浮遊体験! まずは、何も付けずに体を浮かせます。次にペットボトルを持って、最後はライフジャケットを着て浮遊の違いを検証しながら、海遊びを楽しみました。

体だけで海に浮くのはちょっぴり怖かった子供も、ペットボトルやライフジャケットを使うと簡単に浮けることを体感して、海ならではの浮遊感を満喫していました!

ニッパーボードでパドリング体験!

お昼を食べたあとは、ニッパーボードを使った遊びに挑戦。ボードの上に子供が腹ばいになって、手で漕いで海上を進む初めてのパドリング体験に子供は大喜び! 

パドリングをマスターしたら、ママパパと一緒にボードパドリングレースに挑みました! ものすごいスピードで上手にパドリングする子供や、体力不足でママパパが苦戦する姿など、親子入り混じった白熱のチーム戦に一同大盛りあがり! 

約5時間に及ぶ海イベントは大盛況に終わりました。

海は最高の遊び場!

終了後のアンケートでは、「自然環境下では、工夫次第でさまざまな遊びが可能」「自然の魅力を感じられる」「五感を使ってさまざまな遊びができる」など、海ならではの魅力を改めて確認できたママパパも。

一方で、「プールで水には慣れていたが、海では怖さを知るきっかけになって良かった」など、自然には危険が伴うことを知っていれば、対応力も育めそうですね。

海は、波や冷たい海水、砂浜の感触など、海に生息する生き物など、五感で感じる体験や新しい発見がたくさんありますね!

なにより、子供たちが生き生きとして「また海に行きたい!」と言ってくれたことがうれしいです!

今後も、いこーよ×日本財団「海と日本プロジェクト」で、海での親子イベントを開催予定です。お楽しみに!

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ライター紹介

高橋 珠子

かつて…欲しいものは車のパーツ、週末は青空ガレージ…そんなメンズ要素大・満載だった私。が、今や小学生の姉妹ママ。現在…週末は親子でもっぱらキャンプにどっぷり♪ 子供たちからたくさん学んで親としてもっと成長した~い!と思う日々。深海生物、水族館が大好物★

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