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塾系!キッズ科学教室最前線!

2015年12月10日有賀まゆ

塾系のキッズ科学教室の最前線は?

「ケントくんが実験教室でロボットを作ったんだって!」
「青組のリンちゃんは、サイエンス教室はじめたって」
理科離れが進んでいると問題視される昨今、子育て中の保護者の間で、じわじわと人気が高まっている習い事のひとつが「科学実験教室」や「サイエンス教室」。

白衣を着た我が子を見てみたい、子供が実験に興味を持ち始めた、手先を使った細かい作業が好き、など参加の理由はさまざまですが、なにより一番気になるのが教育への効果。楽しい実験や体験学習を通して、子供が自分自身で問題を発見する力や、論理的に考える力が身につくと言われています。

理系が得意になれば、リケダン・リケジョの進路もさまざま。「将来は我が子もノーベル賞」「めざせ、米村でんじろう先生」「獣医さんになって動物の病気をたくさん治す」「国立天文台の研究員になって宇宙の謎を解き明かす」などなど…。未来の可能性に、夢は大きく広がります。

キッズ科学教室・サイエンス教室の種類は?

科学実験教室をひらいている教室は数多くありますが、ざっくりとわけて数種類の系統に分類することができます。塾系、専門機関系、ロボット教室系、博物館系、大学系などがその代表ですが、今回は塾系科学実験教室をピックアップ。

お邪魔したのは、大手進学塾「栄光ゼミナール」が開いている、年長〜中学生向けの科学実験教室「栄光サイエンスラボ」。幼稚園年長から中学2年生までの子供たちを対象に、毎日のように実験プログラムが展開されています。

実際に、小学2年生の男の子を通わせているお母さんは、「幼稚園の年長からです。将来に役立てる…というよりは、本人がやりたいと言い始めたのがきっかけ。もともと、実験や細かいことをするのが好きでしたので」と、教えてくれました。
将来の選択肢を増やしたい受験に役立てたいという理由もありますが、子供がやりたがっている、というのが一番の理由のようです。

授業の内容は?

では実際に、どんなふうに授業が進められるのか、気になりますね。さっそく、小さな博士たちが集まる教室の様子をのぞいてみましょう。

小学1〜2年生向けの「バチュラーコース」に潜入! こんなふうに授業がすすみます!

この日の実験テーマは、「手作り望遠鏡」。レンズのしくみを学びながら、レンズを使って実際に望遠鏡を作る実験です。まずは真っ白な白衣(入会時に購入)に袖を通し、授業の準備を整えます。

ワクワクして待つ子供たちに、先生から実験の内容が詳しく説明されたあと、教材が配られました。レンズは500円玉より少し大きなサイズと、1円玉サイズの2枚を使います。各テーブルに1人補助の先生がついて、子供たちをしっかりサポートしてくれます。

栄光サイエンスラボでは、PLAN(計画)、DO(実験、やってみよう!)、CHECK(結果、確認)、ACTION(考察)と、タイトルのプリントシートに従って授業がすすめられます。

広報室の大久保紘子さんは、「実験して、ただ“楽しかったね”で終わるのではなく、授業はすべて“PLAN”で仮説を立ててから、DCAのサイクルで行います。ここがラボの一番大切なところなんです」と、ポイントを話してくださいました。

まずは、PLANシートで仮説をたてるところから出発

レンズを扱う前に、まずは虫めがねを使って遠くを見たり近くを見たり、見え方をチェック。また、光がレンズを通るときはどんな進み方をするか、実際にライトを当てて調べます。ミニ実験でレンズの性質を確認できたら、望遠鏡の見え方について仮説を立てます。実験する前には、自分なりに仮説を立てることが必須。みんな、表情が真剣!

DOシートに従って、さっそく実験スタート!

先生のデスクまわりに集合して、レクチャーを聞きます。はさみで台紙を切り抜き、小さいレンズを貼りつけて、接眼レンズを作成するという内容。もし聞いていない子供がいたら、先生からのお叱りが飛ぶことも。自由が丘校の講師をされている室長の大島一彦先生は、教室の方針をこう話します。
「御膳立てしすぎたり、甘やかさないというところは、保護者の方々も私たちに求めているところ。保護者の許可を得たうえで、厳しくやらせていただいています」

透明シートに油性ペンで「」と書いたものを、ライトの光るところに貼りつけます。次に、紙定規の0のメモリのところに作成した接眼レンズを、15センチメートル離したところにスクリーンを接着。きちんとできたかどうか、その都度先生のチェックを受けに行くことを習慣づけられています。

「CHECK(結果・確認)」もきちんと!

さっそくライトを当てて、レンズを照らします。ライトを自分で動かして、「」の文字がはっきりとスクリーンに写る場所を探索。映像がよりはっきり見えるように部屋の明かりも落とされ、子供たちもいっそう実験に集中します。「」の文字が見えた瞬間、子供たちは「見えたよ!」と報告。喜びの声があちこちであがる瞬間です。

この実験の結果は、CHECKシートに書き込んで再確認。

レンズのしくみを学んだあとは、実験2の望遠鏡作りへ

まずは、太い筒と前出の接眼レンズの間に大きいレンズをはさんで、テープで貼りつけます。完成したら、太い筒と細い筒にウータン柄の巻き紙を貼りつける作業を。先生のレクチャー通りに貼りつけられたら、集合して先生のチェックを受け、合格をもらえたら完成です。

「実験の手順を教えるときは、子どもとしてではなく、大人として通用するような指示の出し方や手際を伝えるように心がけています」(大島先生)

完成した望遠鏡を手に取って、全員集合!
接眼レンズのピントを合わせて、遠くのものが大きく見えるかをチェック。
のが大きく見えるかをチェック。
黒板の文字が大きく見えた!」「近くにあるみたい!」と興奮しつつも、実験の結果を忘れずにCHECKシートに書き込みます。

最後に「ACTION(考察)」!

望遠鏡で教室内の景色を観察した結果を元に、考察をします。自分で作成した望遠鏡でなにが見たいのか、そして、それがどの様に見えるのか考えます。
ACTIONシートにも自分なりの考えをまとめたら、実験はすべて終了です。

楽しく理系脳を育てる塾系科学教室!

無理なく楽しく「理系脳」を育ててくれる科学実験教室。塾系の授業は、こうして終了します。

「指示待たずして自分で判断したり、判断基準を持って行動ができるようになったり、PDCAのサイクルで学ぶことにより、身に付くことはたくさんあります。
それは受験のタイミングなど、自分で計画を立てて物事をやり遂げるとき、必ず役に立つと思います」(大島先生)

いかがでしたか。無料体験授業を受けられるので、まずは一度試してみてはいかがでしょうか!
次回は、専門機関系科学実験教室にお邪魔して、教室の様子をレポートします。

教室の様子を見せていただいたのは…

栄光サイエンスラボ 自由が丘校
東京都世田谷区奥沢5-24-11自由が丘ビル1階
03-5731-1815

まだまだあります!サイエンス教室

Benesse サイエンス教室

知的好奇心を刺激する科学実験を通して、「発見する力」をはぐくむBenesseサイエンス教室。1人ひとりに白衣とゴーグル、実験器具(顕微鏡など)を用意しています。年中コースは保護者と一緒に、年長〜小6コースはひとりで実験に参加。講師やお友達とコミュニケ—ションをとりながら、楽しく取り組めます。教室は東京・神奈川に4教室。問い合わせ先
■0120-922-993 ■http://www.benesse-kyoshitu.jp

学研 科学教室

60年以上、科学誌と教材を作り続けてきたノウハウが生きる、科学実験教室。全部で36種類ある学研オリジナルの教材は、実験テーマに合わせた科学教材を自分で組み立てるなど、科学の楽しさを引き出す工夫がいっぱい。異学年の生徒たちが、一緒に学ぶのも特徴です。体験を通して行う実験は知的好奇心を育み、生きる力を身につけます。
■0120-114-154 ■http://www.889100.com/kagaku/

夏休みは家族で思い出に残る体験をしよう!

夏休みは家族旅行やイベントなど、親子でさまざまな体験をするチャンス。キャンプや海水浴で自然を満喫したり、遊園地やプールで体を動かして遊んだり。たくさんの思い出を作りましょう!親子におすすめの旅行先や夏休みのイベント情報をご紹介します。

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ライター紹介

有賀まゆ

ファッションにグルメにとても感度の高いママ編集者兼ライター。フットワークも軽く、子どもをつれてどんどんお出かけして、情報を集めています!

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