『ミュージアムショップからは逃れられない』川崎市 藤子・Ｆ・不二雄ミュージアムのtakuchanさんの口コミ

・　ホームページでは、登戸駅からのシャトルバス利用が勧められていますが、向ケ丘遊園駅からも路線バスが使えます。ファミレスなどの家族向け飲食店は、登戸駅より向ヶ丘遊園駅付近の方が多いので、ランチをミュージアムの外で取るならば、向ヶ丘遊園駅周辺でランチを済ませてからミュージアムに行く又はミュージアムで遊んでから向ヶ丘遊園駅周辺でランチという選択もあり。ただ、登戸駅構内やシャトルバスでは、藤子アニメのキャラがたくさん登場して、ミュージアムに向かう子供たちの興奮をいやが上にも高めてくれます。やはり往路は、ミュージアムの玄関として登戸駅を使うのがおすすめ。
・　日曜10時前に到着しましたが、ミュージアム前には入館待ちの人が数十メートルの行列。開館と同時に比較的速やかに入館できますが、待機場所は吹き曝しなので、酷暑酷寒の時期や雨天時に小さい子を連れていく場合は、ご注意を。
・　館内は漫画原画などの展示スペースが７割、オリジナルアニメなどの体験・遊びスペース（みんなのひろば、Ｆシアター等）が３割といった構成。展示スペースでは、ドラえもんなどの漫画原画や藤子先生の愛用の品などが展示されていて、それはそれで興味深いのですが、内容的にも配置的（展示位置が高い）にも、小さい子の興味を引くかいささか疑問。子供を楽しませるという観点では、もう少し展示の仕方を工夫したり、体験系設備を増やしたりといった改善が望まれます。
・　一応、順路としては、展示スペースを通って、体験・遊びスペースに行く流れになっていますが、先に体験・遊びスペースに行って、空いているうちにＦシアターでアニメを観たりするのも手。
・　今回はミュージアムカフェを使う予定がなかったので、カフェの混み具合を調べたりはしませんでしたが、チラ見しただけでもかなりの混雑度。カフェを使うのであれば、入館後速やかに整理券をゲットする必要がありそうです。
・　入館料は大人1,000円、子供500円と比較的割安ですが、みんなのひろばのカプセルトイや退館口前のミュージアムショップで捕まること必定。これらの出費を含むと結局そんなに安くないかも。でもミュージアムショップのグッズは大人の目にも魅力的で逃れ難い。
・　蛇足ですが、藤子先生が使っていたワープロに保存されていたという、「平家物語 上・
下」の原稿が展示されています。こういうものも書かれたんだあ、ととても興味深く眺めました。ちょっと分かり難い場所に展示されていますが、探してみてください。藤子先生の性格がよく表れた作品ですよ。