「【イベントレポート】」
【体験レポート掲載中!】水中カメラマンのお仕事をしよう!のお知らせ

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【イベントレポート】
2019年09月03日 17時04分
【イベントレポート】
水中カメラマンのお仕事に挑戦!
館山の魅力を伝えるために美しい海を撮影しました!
日本財団「海と日本PROJECT」の一環として、海のお仕事図鑑プロジェクト実行委員会と、子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」が共同で行っているプロジェクト【海のお仕事プログラム】が今年も絶賛進行中!
海のお仕事体験を通じてたくさんのことを学びながら、海で最高の思い出作りもできる小学生向け大人気プログラムです!

その第7弾として、8月25日(日)「水中カメラマンのお仕事をしよう@千葉県」が、千葉県館山市にある館山ダイビングサービスSARAで行われました。早速、その様子をレポートします!
水中で安全に撮影するための研修を受けました
今回、子どもたちが体験したお仕事は水中カメラマン! 水中カメラマンとは、水の中でも壊れないように保護したカメラを使って、水中で写真撮影をするカメラマンのこと。水中には危険な場所もあるため、一般的なカメラマンとは違った特別な知識が必要です。難しいお仕事ではありますが、その分、地上では見られないような美しい光景に出会えることも水中カメラマンならではの楽しさです。
さて、そんな水中カメラマンのお仕事に挑戦する子どもたちには、今回も重要なミッションがあります。依頼主は館山市役所。「館山の海の魅力を多く人に伝えるために、“渚の駅”たてやまに展示する水中の写真を撮って欲しい!」というもの。
今回は、これまでになく難しいお仕事ですが、心配はいりません。海の中のスペシャリストである、ダイビングスクールの先生と、世界の海の写真を撮影している水中カメラマンさんが丁寧に指導してくれます。まずは、安全にお仕事を行うため、2人1組のバディを組みました。バディを組む理由はお互いに危険を知らせあうためだと聞くと、子どもたちの顔は緊張気味に。気を引き締めて、それぞれのバディと握手を交わしました。
バディと一緒に、魚が逃げない特別な泳ぎ方を練習しました
最初は浜辺での研修からスタート。2人の先生から、水中カメラの使い方、安全に海に潜るためのシュノーケルの正しい付け方、息継ぎの仕方を教わると、子どもたちの表情はますます真剣に!
しっかり基礎を学んだ後、いよいよ海へ向かいました。館山は「鏡ヶ浦」という別名があるほど、水面は鏡のように静かでキラキラと美しいことで有名な海です。
今すぐ泳ぎたいとそわそわする子どもたちでしたが、先生が教えてくれたのは学校で習う泳ぎ方とは全く違うものでした。「水中カメラマンとして大事なことは、魚を驚かせないことです。だから、魚に逃げられないように静かに泳ぐ必要があります」と聞いて、驚く子どもたち。さらに、安全にお仕事をするため必ずバディとぴったり並んで泳がなくてはなりません。子どもたちは再び真剣な表情を浮かべて、しっかり練習を重ねました。
最初は、波に戻されてしまったり、浮かびながら静かに進む特別な泳ぎ方に悪戦苦闘する子どもたちでしたが、練習を続けるうちにチームワークもバッチリに! 練習風景を見ていたパパとママも驚くほど、綺麗に整列して泳げるようになりました。
水中撮影スタート! 海の生き物を探しながら素敵な写真を撮りました
休憩をとって体を休めた後は、ついに水中カメラマンのお仕事開始です。まずはバディとお互いを撮影しあってカメラの操作を学んだ後、水中探索のスタートです。
練習では上手に泳げた子どもたちでしたが、実際に水中撮影用のカメラを持ってみると、とっても大変! カメラに夢中になってバディと離れてしまったり、魚を探すのに熱中してパシャパシャと波を立ててしまったり、なかなかうまくいきませんでした。
それでも諦めない子どもたち! 海の中を覗いて魚を探すと、小さな魚を発見! 「こっちに緑色の魚がいるよ!」「こっちにはカニがいるよ!」と声を掛け合って、みんなで協力して撮影をしました。
館山の美しさを伝えるために、海中だけではなく岩場までしっかりチェック。ヤドカリや綺麗な貝を見つけると夢中でシャッターを切りました。
撮影の後は、みんなで撮った写真をパソコンで確認しました。“渚の駅”たてやまに展示して館山の魅力を伝えるというミッションを果たすため、写真を選ぶ顔は次第に真剣に。「こっちの方が綺麗だよ!」「これがいいね!」と話し合いながら、丁寧に選びました!
さて、こうして無事に大仕事を終えた子どもたちはホッと一安心。改めて、自分が撮影した写真を眺めながら、綺麗な海の景色に満面の笑みを浮かべました。「お魚に気づかれないように静かに泳ぐのが難しかったけど、いい写真が撮れてよかったです!」「海はプールと違って深いし波があって危険もあるけど、安全に気をつければとても楽しく泳げることがわかりました。また館山の海に遊びに来たいです!」と、感想を聞かせてくれました。
また「泳いでいるお魚をこんなに近くで見たのは初めて! かわいいお魚たちのためにも海を汚さないようにしたいと思いました」という頼もしい意見も。こうして子どもたちは、水中カメラマンのお仕事を通じて様々な海の魅力に触れ、さらには綺麗な海を守っていく大切さを実感する有意義な1日を過ごしました。