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「【イベント開催レポート】」
【終了】"見えないものをみる" 技術で海のゴミ問題にチャレンジのお知らせ

【終了】"見えないものをみる" 技術で海のゴミ問題にチャレンジ

2022-8-22(月)

兵庫県西宮市芦原町9-52
このイベントは終了しました。
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【イベント開催レポート】

2023年02月06日 13時52分

海の安全・安心を支えるお仕事体験

日本財団 海と日本PROJECTの一環として展開されている、海のお仕事体験プロジェクト実行委員会と子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」の共同プロジェクト【海のお仕事体験プログラム】を各地で開催!
海にかかわるお仕事体験を通してたくさんのことを学びながら、海での最高の想い出づくりもできる小学生向けの大人気プログラムです!

そして2022年はなんと関西エリアで初開催。
海と関わりのあるフィールドで活躍されている事業者や団体と連携して、海と地域と私たちとのつながりをテーマとしたさまざまな職種のプログラムを展開しました。

今回は、8月22日(月)に開催された「海の安心・安全を支えるお仕事をしよう!@西宮市~“見えないものをみる”技術で海のゴミ問題にチャレンジ~」のイベントレポートをお届けします。

海の安心・安全や課題を考えてみよう!

今回子どもたちが挑戦するのは、海の安全・安心を支える機器の研究開発のお仕事。
古野電気さんは、1948年に世界ではじめて魚群探知機の実用化に成功して以来、数々の世界初の製品を開発している会社です。現在は総合舶用電子機器メーカーとして、魚群探知機のほか、ソナーやレーダーなど様々な製品をお客様に提供しています。

今回は、大きな設備を使った実験もあり、開発者の立場から子供たちが海のことを考える貴重なお仕事体験プログラムです。

海の安全を研究開発するお仕事を知ろう

初めに、古野電気さんから会社の概要や製品、理念などについて説明して頂きました。
古野電気さんは世界で初めて魚群探知機の実用化に成功し、世界80カ国以上に販売拠点を持っているそうです。
今回のプログラムでは、「最近増えている海ゴミが漁に使う網に絡んでしまって取るのが大変。網も傷ついてしまい困っている。」という漁師さんを助けるために、魚群探知機の実験に取り組みます。

魚群探知機って何??

魚群探知機とは、超音波を使って船の下にいる魚の群れを探知し、その群れの大きさや水深などを教えてくれる機械です。
群れの大きさなどの反応は、超音波の反射の強さによって色分けされ、モニター上に映し出されます。
魚群探知機の仕組みやどこで使われているかについて学んだ後、実際に魚群探知機から超音波を発信してどのように映るかなどを体感しました!
子どもたちは、超音波で海底の形や様子や魚の情報を得られることを知り、驚いていました。

ゴミを使った魚群探知機の実験に挑戦!

その後、水槽実験室に移動し、海ゴミ問題で困っている漁師さんの力になるため、ゴミとして見立てたペットボトル・ポンプ・ビニル袋が、魚群探知機でどのように反応するか実験しました。

まず子どもたちは、魚やゴミがどのように反応してモニターに映るかワークシートに予想を書きました。
そして、魚に見立てた球を水槽に入れて魚群探知機の反応を観察し、次にゴミに見立てたペットボトルなどの反応を見ました。

先ほど実験した球とは異なる反応の太さや色があらわれ、ペットボトルとビニル袋とポンプもそれぞれ反応にちがいがあり、子どもたちは興味深々な様子でした。実験を通して子どもたちは、魚群探知機の技術の難しさや精密さを実感していました。

古野電気の開発者の方々から「海ゴミをしっかりと特定するためには、まだまだ高いハードルがある」ことも教えていただきました。実験の最後には、熱心に実験に取り組む子どもたちに向けて「大人になったら、一緒に海の安心・安全、環境を守る技術を開発しよう!」と声をかけてもらい、子どもたちはとても嬉しそうでした。

未来の操船技術について学びました!


実験の後は、船の運航に関する技術を学びました。
港に行くとよく目にする様々な種類の船。実は日本は国外からの輸送の99%以上が船によって運ばれており、船は私たちの暮らしを支えるとっても重要なものです。
まずは船の種類や大きさ、操縦方法などを学びました。
航行に必要な、周りの船や障害物の情報をカメラ映像と重ねて表示できる ARナビゲーション技術や、たくさんの船が動いている中で、衝突しないルートに自動的に安全に導く自律航行技術など、未来に向けた技術が開発されているそうです。
子どもたちは未来の船の姿を想像して、わくわくした様子でした!

キャプテンシートに座って操船体験!

さらに、最新技術がつまった操船シミュレータの体験も行いました。
キャプテンシートに座って操船に挑戦!
エンジン(推進器)のレバーを前に倒すと、船は数秒たってからゆっくり動き始めます。舵を切ってもすぐには動かず、しばらくして大きく船の向きが変わり、車とは違った操船技術が必要なことを知りました。

この最新シミュレータでは、雨を降らすなど天候を変えたり、夜の操船を体験するなど様々な環境も再現でき、真っ暗な海で船を動かす大変さを体感しました。
最初は慣れない操作に苦戦した様子の子どもたちでしたが、大型コンテナ船を操縦する貴重な体験のなか楽しく船を動かしていました!

最後にレポートの作成を行いました!

最後にレポートを書いてお仕事体験は終了です。
今日の体験で気が付いたことや初めて知ったこと、驚いたことなどをまとめました。
魚群探知機の反応や、物体による違い、船を動かすときに意識することなど、学んだことをしっかり書き留めていました。

お仕事体験を通して

最先端の技術に触れ、海の安全・安心、そして海の環境問題を考えた今回のお仕事体験。
最初はどこか緊張した様子の子どもたちでしたが、最後には笑顔がたくさん見られました。
実験やシミュレータ体験で、真剣に考えながら話を聞いている子どもたちが印象的でした。

海での安心・安全な航行を支える技術開発があり、そのおかげで私たちの生活も支えられていることを学びました。そして、魚群探知機やレーダーの最新技術を、海の環境を守る未来の技術へと応用・発展できないか?古野電気の開発者の方々と一緒に考える貴重な体験を通して、海への興味・関心を深めてもらうことができました!

参加した親子のコメント

【親のコメント】
・知らないことが色々ありましたが、海の安全を守るために尽力してくださっている貴社のお仕事にとても感動しました。(大阪府)
・航海士の方々の日頃の苦労を少し想像することができました。(大阪府)
・魚群探知機を1948年に世界で初めて開発された会社が西宮市にあること、そして様々な分野で私たちの生活を支えてくださっていることに感謝の気持ちでいっぱいになりました。(大阪府)
・子供が魚や海に興味があるので、様々なお仕事があるという機会になったらいいなと思います。(大阪府)

【子どものコメント】
・海のことで困っている人を助けるために、新しい技術を考えていてすごいと思いました。(大阪府)
・大きなものを船に積んで、よく浮くなと思いました。(大阪府)
・おさかながどこにいるか分かってすごいと思いました。(大阪府)
・船がかじを切ってから動くまでに時間がかかることや、運転の難しさを知ることができて良かったと思います。(大阪府)
・魚群探知機を使った水槽実験でゴミの反応の仕方が予想とは全然違ったのでびっくりしました。(大阪府)

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