『遊びながら学習で備えを！』埼玉県防災学習センターのpoyopoyo5000さんの口コミ

東日本大震災を忘れないように、定期的に震災の備えをしようということで、行きました。

　119番の電話模擬コーナーや擬似煙体験コーナー、地震体験コーナー、てんぷら火災消火コーナーなど、親子で実際に怖さと対処法を学べます。消火活動などは、実際に体験しておくことで、万が一の際に慌てずに行動できるようになると実感。消火器はきちんとホースとレバーを持たないと、ホースが暴れて消火ができません。また、安全ピンをはずさないとレバーを押しても消化液がでません。そういったことを学びながら、消火訓練（訓練は消化液ではなく、水でした）が体験できます。

　暴風雨体験コーナーでは、最大風速で毎秒30mの暴風を体験することができました。バーにつかまっていても、大人の男性でも体をスキーのジャンプ競技のように斜めにしないと立っていられない暴風です。女性は髪型がバサバサになる覚悟がある人のみ体験しましょう。年よりは危険なほどの暴風です。一応小学生から体験できます。

　地震体験コーナーは、てすりにつかまって立っているのがやっとの体験です。

子供には、体験コーナー以外では、防災Q&Aコーナー（クイズ）が人気でした。避難用品や防災用品など、日頃から必要な家庭の備えについても紹介していますし、埼玉県地図で、地盤が強いとか弱いとか洪水リスクがあるとかも確認できます。


防災・減災の権威のセミナーを以前に公聴したときに、『憂いがあるから備えをする』のが人間で、憂いは怖さを知ることだ、と言ってましたので行ってみましたが、行って良かった施設です。
頭で理解し、体で体験したことは結構記憶に残るので、年に1度は行ってみようかと思います。