「PLAY! インタビュー」
PLAY! PARK(プレイパーク)のお知らせ
PLAY! PARK(プレイパーク)
東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3
- 幼児4.5
- 小学生4.2
- [口コミ39件]
| 東京都人気ランキング | 週間14位 | 月間9位 | 年間4位 |
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PLAY! インタビュー
2021年03月12日 14時48分
※営業時間や定休日などは最新の情報ではない可能性があります。
お出かけ前に最新の公式情報を、必ずご確認下さい。
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PLAY! インタビュー 手塚貴晴+手塚由比と小栗里奈が語るPLAY! PARKのこと(前編)
PLAY! PARKを作るのは遊びをとことん楽しむ気持ち。
建築家、グラフィックデザイナー、アーティスト。
PLAY! には、たくさんのクリエイターたちが関わっています。
そんなクリエイターの皆さんに、PLAY! の舞台裏の話を聞くインタビューシリーズです。
昨年6月、PLAY! PARKはユニークな子どもの屋内遊び場としてオープンしました。
開館から約半年が経ち、コロナ禍に負けない子どもたちの歓声が今日も響いています。
その裏側では、遊ぶことの大好きな大人たちが、
「(子どもたちが)自分の“好き”に出会うきっかけを作りたい」と楽しく奮闘中。
PLAY! PARKを設計した手塚貴晴さんと手塚由比さん、
キュレーターの小栗里奈さんが、
オリジナル遊具のこと、ライブイベントのこと、PLAY! PARKの今について語ります。

― 大学を卒業したばかりの小栗里奈さんをPLAY! PARKキュレーターに大抜擢したのが、手塚貴晴さんでした。そもそもの出会いは?
小栗里奈 私はもともと名古屋芸術大学で空間デザインを勉強していました。
子どもが遊ぶ場所やそこで使うものをテーマに、子どもたちがどう体験するか、どう使うかを研究していたんです。
卒業制作展で、審査員として来ていた手塚貴晴さんが私の作品を見て声をかけてくれたのが最初です。
― どんな作品だったのですか。
小栗 「ハグくみ」という、遊具でも家具でもない、子どもと大人がくっつくためのものです。大きなどら焼きみたいな布団に穴を開けてヒモを通し、それを絞っていくとシュウマイや巾着みたいな形になります。一緒にいろんな形を作りながら潜り込んだり、包まれたりしているうちに、いつの間にかくっついている(笑)。

手塚貴晴 ほかの学生が一生懸命建築を作っているところで、この人ひとりで大きなどら焼きと戯れていたの。変わった人だなあ、と思って。ほかの学生が難しいコンセプトを語っているのに、「こうやるとおもしろいんですよ!」ってストレートで単純なところが最高だったので、思わず賞をあげちゃったんです(笑)。
手塚由比 帰ってきて「おもしろいお姉さんがいた」って写真を見せてくれました(笑)。
小栗 家具や建築を学んでいたはずなのですが、途中から「子どもと一緒に遊びたい」という気持ちがどんどん強くなって。ものを作るのは当たり前で、それを子どもに体験してもらうイベントをやったり、学生たちと展示会を開いたり、「どうやって人に届けるか」ということに夢中で取り組んでいましたね。
貴晴 その後、私たちがPLAY! PARKの設計をすることになって、「子どもを“お皿”に入れて遊ばせる」というコンセプトができました。せっかくなら子どもだけじゃなくて、おやつの「どら焼き」も入れようって思ったんです。小栗さんの担当教授に電話をしたら「本当は助手にしたいんだけど」と言われたけれど、強引にPLAY! に連れてきちゃいました!
PLAY! PARKのキュレーター
― 小栗さんはPLAY! PARKのキュレーターとしてどんなことをしているのですか。
小栗 PLAY! PARKで使うための遊具を学生さんと一緒に作ったり、ワークショップをしたり、子どもたちと遊んでいる時もあるし、毎日やっていることが違います。でも基本は遊んでいます(笑)。

貴晴 遊べる人って大事なんですよ。今の人って遊び方を知らないから。卒展だって、小栗さんほど楽しそうにしている人はいなかったもの。突出というか、完全に外れていたね。
小栗 外れている自覚はなかったんですけどね(笑)。もともとおもちゃそのものよりも、それを組み合わせたり、工作したり、遊ぶという行為が好きだったんです。だからPLAY! PARKでも、工作とか、運動とか、子どもたちがそれぞれ自分の好きなことと出会うきっかけを作りたいなと思っているんです。
貴晴 肩書きはキュレーターでも、小栗さんの仕事って昔からあるような職種ではないんですよね。クリエイターでもありキュレーターでもある、そういうおもしろい人をPLAY! PARKに入れないとだめだと思ったし。
PLAY! LIVE
― 昨年、コロナ禍でオープンが延期されただけではなく、計画していた遊具の設置もできなくなって、どうしましたか。
小栗 まず、予定していた遊具のバルーンモンスターを思い切ってつぶしてまっさらにしました。まっさらにしたところで人を集めることはできなかったので、東京フィルハーモニー交響楽団のハープの演奏者や、コカコーラの空きペットボトルでパフォーマンスをする人などを招き、「PLAY! LIVE」としてゆったりと音楽を楽しめる空間として使ってもらったんです。

貴晴 ここでしかできないことをやろう、という話をしていました。子どもって本当は音楽が好きなのに、クラシックコンサートって“子どもはお断り”じゃないですか。だったら子どもが楽しめる音楽会をやろうと。
小栗 普段は背筋を伸ばして見るような交響楽団や日本舞踊も、お客さんは寝転がったりして、リラックスして楽しんでいる。演奏者のそばで赤ちゃんがハイハイしたり、ほかではあり得ない光景なんだけれど、なんだか心地よくて不思議な感覚でした。

由比 もしコロナがなかったら、バルーンモンスターなどの遊具しかやっていなかった。そういう意味ではPLAY! LIVEによって、PLAY! PARKの使い方が広がった感じはあります。“お皿”の床はやわらかくて気持ちがいいし、囲まれているからひとつの“場”になっているんですよね。子どもたちものびのびしているけれど、ちゃんと音楽を聴いているという認識もある。
貴晴 この人なんて寝たままでしたよ。
由比 (笑)
貴晴 子どもってゴロゴロしながらも、ちゃんと音楽に近寄っていくんですよ。今は音楽もアートも商品になってしまって、触ったら怒られるじゃないですか。その距離感をなくしたいの。音楽の聴き方を変えよう、アートの楽しみ方を変えようという試みでもありましたね。
小栗 お客さんからも「もうPLAY! LIVEはやらないんですか」と聞かれるので、遊具の入れ替えのタイミングなどでまた開催できたらと思っています。
(後編へ続く)
PLAY! PARKを作るのは遊びをとことん楽しむ気持ち。
建築家、グラフィックデザイナー、アーティスト。
PLAY! には、たくさんのクリエイターたちが関わっています。
そんなクリエイターの皆さんに、PLAY! の舞台裏の話を聞くインタビューシリーズです。
昨年6月、PLAY! PARKはユニークな子どもの屋内遊び場としてオープンしました。
開館から約半年が経ち、コロナ禍に負けない子どもたちの歓声が今日も響いています。
その裏側では、遊ぶことの大好きな大人たちが、
「(子どもたちが)自分の“好き”に出会うきっかけを作りたい」と楽しく奮闘中。
PLAY! PARKを設計した手塚貴晴さんと手塚由比さん、
キュレーターの小栗里奈さんが、
オリジナル遊具のこと、ライブイベントのこと、PLAY! PARKの今について語ります。

― 大学を卒業したばかりの小栗里奈さんをPLAY! PARKキュレーターに大抜擢したのが、手塚貴晴さんでした。そもそもの出会いは?
小栗里奈 私はもともと名古屋芸術大学で空間デザインを勉強していました。
子どもが遊ぶ場所やそこで使うものをテーマに、子どもたちがどう体験するか、どう使うかを研究していたんです。
卒業制作展で、審査員として来ていた手塚貴晴さんが私の作品を見て声をかけてくれたのが最初です。
― どんな作品だったのですか。
小栗 「ハグくみ」という、遊具でも家具でもない、子どもと大人がくっつくためのものです。大きなどら焼きみたいな布団に穴を開けてヒモを通し、それを絞っていくとシュウマイや巾着みたいな形になります。一緒にいろんな形を作りながら潜り込んだり、包まれたりしているうちに、いつの間にかくっついている(笑)。

手塚貴晴 ほかの学生が一生懸命建築を作っているところで、この人ひとりで大きなどら焼きと戯れていたの。変わった人だなあ、と思って。ほかの学生が難しいコンセプトを語っているのに、「こうやるとおもしろいんですよ!」ってストレートで単純なところが最高だったので、思わず賞をあげちゃったんです(笑)。
手塚由比 帰ってきて「おもしろいお姉さんがいた」って写真を見せてくれました(笑)。
小栗 家具や建築を学んでいたはずなのですが、途中から「子どもと一緒に遊びたい」という気持ちがどんどん強くなって。ものを作るのは当たり前で、それを子どもに体験してもらうイベントをやったり、学生たちと展示会を開いたり、「どうやって人に届けるか」ということに夢中で取り組んでいましたね。
貴晴 その後、私たちがPLAY! PARKの設計をすることになって、「子どもを“お皿”に入れて遊ばせる」というコンセプトができました。せっかくなら子どもだけじゃなくて、おやつの「どら焼き」も入れようって思ったんです。小栗さんの担当教授に電話をしたら「本当は助手にしたいんだけど」と言われたけれど、強引にPLAY! に連れてきちゃいました!
PLAY! PARKのキュレーター
― 小栗さんはPLAY! PARKのキュレーターとしてどんなことをしているのですか。
小栗 PLAY! PARKで使うための遊具を学生さんと一緒に作ったり、ワークショップをしたり、子どもたちと遊んでいる時もあるし、毎日やっていることが違います。でも基本は遊んでいます(笑)。

貴晴 遊べる人って大事なんですよ。今の人って遊び方を知らないから。卒展だって、小栗さんほど楽しそうにしている人はいなかったもの。突出というか、完全に外れていたね。
小栗 外れている自覚はなかったんですけどね(笑)。もともとおもちゃそのものよりも、それを組み合わせたり、工作したり、遊ぶという行為が好きだったんです。だからPLAY! PARKでも、工作とか、運動とか、子どもたちがそれぞれ自分の好きなことと出会うきっかけを作りたいなと思っているんです。
貴晴 肩書きはキュレーターでも、小栗さんの仕事って昔からあるような職種ではないんですよね。クリエイターでもありキュレーターでもある、そういうおもしろい人をPLAY! PARKに入れないとだめだと思ったし。
PLAY! LIVE
― 昨年、コロナ禍でオープンが延期されただけではなく、計画していた遊具の設置もできなくなって、どうしましたか。
小栗 まず、予定していた遊具のバルーンモンスターを思い切ってつぶしてまっさらにしました。まっさらにしたところで人を集めることはできなかったので、東京フィルハーモニー交響楽団のハープの演奏者や、コカコーラの空きペットボトルでパフォーマンスをする人などを招き、「PLAY! LIVE」としてゆったりと音楽を楽しめる空間として使ってもらったんです。

貴晴 ここでしかできないことをやろう、という話をしていました。子どもって本当は音楽が好きなのに、クラシックコンサートって“子どもはお断り”じゃないですか。だったら子どもが楽しめる音楽会をやろうと。
小栗 普段は背筋を伸ばして見るような交響楽団や日本舞踊も、お客さんは寝転がったりして、リラックスして楽しんでいる。演奏者のそばで赤ちゃんがハイハイしたり、ほかではあり得ない光景なんだけれど、なんだか心地よくて不思議な感覚でした。

由比 もしコロナがなかったら、バルーンモンスターなどの遊具しかやっていなかった。そういう意味ではPLAY! LIVEによって、PLAY! PARKの使い方が広がった感じはあります。“お皿”の床はやわらかくて気持ちがいいし、囲まれているからひとつの“場”になっているんですよね。子どもたちものびのびしているけれど、ちゃんと音楽を聴いているという認識もある。
貴晴 この人なんて寝たままでしたよ。
由比 (笑)
貴晴 子どもってゴロゴロしながらも、ちゃんと音楽に近寄っていくんですよ。今は音楽もアートも商品になってしまって、触ったら怒られるじゃないですか。その距離感をなくしたいの。音楽の聴き方を変えよう、アートの楽しみ方を変えようという試みでもありましたね。
小栗 お客さんからも「もうPLAY! LIVEはやらないんですか」と聞かれるので、遊具の入れ替えのタイミングなどでまた開催できたらと思っています。
(後編へ続く)

PLAY! PARK(プレイパーク)のお知らせ一覧

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