吉野ヶ里遺跡の復元された弥生時代の環壕集落
吉野ヶ里歴史公園の見どころ

吉野ヶ里遺跡の復元された弥生時代の環壕集落
環壕集落とは、周囲を堀で囲んだ集落のことです。
吉野ヶ里遺跡で見つかった弥生時代最大級の環壕集落跡は、約40ヘクタールの大集落を堀と城柵で囲んでいました。
園内「環壕集落ゾーン」の復元建物は、発掘調査で見つかった弥生時代後期にあたる3世紀後半の埋め戻した柱の跡や竪穴、環壕の位置の真上に復元されています。
集落内はエリアごとに役割が異なっていたことが出土品や建物の形状から判明しており、98棟の建物により当時の風景と営みの様子を再現し、見学することができます。
吉野ヶ里遺跡で見つかった弥生時代最大級の環壕集落跡は、約40ヘクタールの大集落を堀と城柵で囲んでいました。
園内「環壕集落ゾーン」の復元建物は、発掘調査で見つかった弥生時代後期にあたる3世紀後半の埋め戻した柱の跡や竪穴、環壕の位置の真上に復元されています。
集落内はエリアごとに役割が異なっていたことが出土品や建物の形状から判明しており、98棟の建物により当時の風景と営みの様子を再現し、見学することができます。
- 物見やぐらと環壕に守られた、王や支配者層の居住エリア「南内郭」環壕集落ゾーン「南内郭」:弥生時代に王たちが住んだエリア。高さ10mの物見やぐらからは園内が一望できます。竪穴住居内では生活の様子が再現されています。
- 最大の建物[主祭殿]があり会議や祭祀を行った、クニの最重要拠点「北内郭」環壕集落ゾーン「北内郭」:クニの重要な決め事や祭祀を行った最も重要なエリア。主祭殿は吉野ヶ里最大の建物。内部には、王や巫女の様子が再現されています。
- 発掘調査の現場をそのまま保存した、歴代の王の墓「北墳丘墓」環壕集落ゾーン「北墳丘墓」:吉野ヶ里の歴代の王たちの墓。外見は芝生の丘ですが、内部には発掘調査当時の状況をそのまま保存しており、約2100年前の甕棺が展示されています。見学路には墳丘墓や甕棺について説明や展示がされています。
