アクトインディ株式会社
『交通・レジャー(お出かけ)』施設の広告事情 ~紙媒体からインターネットメディアへのシフト~
2013(平成25年)日本の広告費(株式会社 電通)
大手広告代理店の電通より、2013年(平成25年)日本の広告費が発表となりました。
その中で分析されていた「交通・レジャー」業種の広告トピックスを紹介します。
【交通・レジャー】
交通、旅行・宿泊、スポーツ、レジャー施設(テーマパークなど)、公営レース、映画・コンサート・各種イベントなど
●2013年 マスコミ四媒体※1広告費伸び率
「交通・レジャー」マスコミ四媒体広告費:21,123千万円 (前年比:99.3% 構成比:7.6%)
2012年には、昨年対比でプラスの伸び率でしたが、2013年は一転して減少に転じています。
媒体別に昨年対比(2013年広告費)を見ますと、
・テレビは99.4%(8,358千万円)とほぼ横ばい
・雑 誌は110%(1,647千万円)と伸長
・ラジオは95.3%(980千万円)と減少傾向
・新 聞も97.8%(9,991千万円)と減少傾向
特に、新聞広告は12年度の四媒体で唯一1,000億円を超える額からの減少となり、減少額でラジオ広告を上回りました。
さらに、「交通・レジャー」業種は新聞広告全体の中で占める割合が一番高く、一番新聞広告を活用している業種での
減少となりました。
※1マスコミ四媒体(テレビ広告・新聞広告・雑誌広告・ラジオ広告)
●折込広告の減少
「交通・レジャー」業種のトピックスとして、折込広告の減少について言及しています。
折込広告全体の広告費は、5,103億(前年比98.8%)と昨年から微減でした。
尚要因については、“出稿枚数ベースでは横ばいとなるも、印刷および用紙代の上昇が影響し、用紙サイズの縮小傾向
がみられ、回復が継続せず微減となった”と述べられております。
昨年対比でマイナスとなった業種の代表として「交通・レジャー」が取り上げられました。
●クーポンの役割がスマホに移行
フリーペーパーの広告費減少の要因のひとつとして“クーポンの役割がスマホに移行”と分析されておりました。
さらには、インターネットへの影響して、“インターネット広告費へのシフト”と減少傾向の要因を挙げておりました。
<参考推定値>
2013年商業印刷市場
19,700億円(前年対比96.7%)そのうちポスター・チラシ・パンフレットは12,250億円(前年対比:93.5%)
データ出典
2013(平成25年)日本の広告費 (株式会社 電通 調べ)
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『交通・レジャー』業種の広告費は雑誌広告こそ伸びましたが、それ以外の紙(新聞・折込・地域誌など)へ
広告費減少が見て取れました。
フリーぺーパーの中でも述べられておりました通り、紙媒体からインターネット媒体への広告費のシフトが始まっています。
ユーザーが情報を探す媒体として、インターネットを活用してきていることが広告費にも影響していると考えられます。
いこーよでは、インターネット広告へのシフトはこれからも続く現象としてとらえており、
今後もユーザーの動向やインターネットの情報などマーケティングに役に立つ発信していきます。
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