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【体験レポート掲載中!】海苔作りのお仕事をしよう!の最新情報

2019-9-22(日)

【体験レポート掲載中!】海苔作りのお仕事をしよう!

金田みたて海岸

/千葉県木更津市中島4416
このイベントは終了しました。
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【体験レポート掲載中!】海苔作りのお仕事をしよう!のお知らせ

2019年10月01日 16時27分

【イベントレポート】

【イベントレポート】

千葉県木更津市で海苔作りのお仕事体験 
日本財団「海と日本PROJECT」の一環として、海のお仕事図鑑プロジェクト実行委員会と、子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」が共同で行っているプロジェクト【海のお仕事プログラム】が今年も絶賛進行中! 海のお仕事体験を通じてたくさんのことを学びながら、海で最高の思い出作りもできる小学生向け大人気プログラムです!


その第14弾として、9月22日(日)「海苔作りのお仕事をしよう!@千葉県」が、千葉県木更津市の金田みたて海岸で行われました。

機械を使わない昔ながらの海苔作りを体験しました!

今回のお仕事の舞台・金田みたて海岸は、江戸時代に始まった東京湾の海苔作りの伝統を今に伝える貴重な漁場の一つです。東京湾は潮の流れがよく、様々な魚や海産物を獲ることができる豊かな海で、潮干狩りが楽しめる海岸としても有名です!


そんな金田みたて海岸で行われたお仕事体験は、忙しい海苔漁師さんのお手伝いをすること。昔ながらの海苔作りの方法を学び、おいしい海苔を作ることが今回のミッションです!
まずは、金田漁業協同組合の海苔漁師さんたちに元気にご挨拶。


その後すぐに、昔ながらの海苔の作り方を教えてもらいました。海苔になる前の海藻を見た子どもたちは「これが海苔になるの?」と驚いていましたが、海苔漁師さんが二本の包丁を使って海藻を細かく刻む姿に興味津々! 早くやってみたくてウズウズした様子でした。


おいしい海苔を作るコツは、リズミカルに包丁を動かして細かく刻むこと。みんなは、教えてもらった通りに上手に刻むことができました。


次は海苔すきです。「のりす」という道具に刻んだ海苔を伸ばしていきます。隙間ができないように薄くきれいに伸ばすのが、よりおいしい海苔を作るポイントです。簡単そうに見える作業ですが、実際にやってみると意外に難しく、子どもたちはどんどん熱中していきました。


最初は慣れない手つきでしたが、集中して丁寧に作業に取り組む子どもたち。辺りに漂う海苔の香りもいい匂い!


四角い海苔だけではなく、型を使ってかわいい形の海苔も作りました!


次の行程は、海苔の水分をしぼる作業です。海苔漁師さんお手製のスポンジ製しぼり機を使って、1枚ずつギュ〜っと水気を切っていきます。ずれないようにしっかり体重を乗せてプレスするのが重要。みんな真剣な様子です。


次は「おおさか」と呼ばれる干し場にしっかり固定して天日干しをします。今は工場で作られているので室内で作業を行いますが、昔はこうして太陽の下で作っていたそう。海苔漁師さんから「お日様の光で干した方がおいしい海苔ができるんだよ」と教えてもらうと、子どもたちは自然の恵みの素晴らしさを実感していました。

現代の海苔作りの方法もしっかり学びました

海苔を乾燥させている間、室内で現在の海苔作りの研修を受けました。海苔は、冬が旬の食べ物です。カキの殻に海苔の胞子=たねをつけて育て、毎年9〜10月に、海に海苔網を張って畑の作物と同じように種付けを行い、海中で育てた後、11〜3月に収穫します。

また、おいしい海苔を育てるためには「太陽」「風」「波」「潮の干満」「雨」が必要です。そして、昔から『海は森が育てる』と言われていて、森や街から汚れた水を川に流したり、ゴミを捨てると、その川の水が流れついた海も汚れ、健康な海苔が育たないことを教えてもらいました。この話を聞いた子どもたちは驚いた様子で「これからもおいしい海苔を食べたいから、お友だちにも川を汚してはいけないと教えてあげます」など話し合いました。


また、近年は海苔作りが機械化されて昔のような苦労は減ったというのに、海水の温度の上昇や汚染など、海の環境が悪くなったことが原因で、海苔漁師さんが減ってしまったという話を聞くと、子どもたちは心配そうな表情に。
「大好きな海苔が食べられなくなったらどうしよう」と不安な声も上がる中、「減っているなら、私が海苔漁師さんを目指したい!」という力強い意見も上がりました。

海苔が鳴いている!? いよいよ海苔の完成です!

研修の後は、再び干し場に出て海苔の品評会を行いました。みんなが作った海苔の傑作を前に、海苔漁師さんが「これはよくできたね」と褒めてくれました。これで、ミッション達成です!


子どもたちが惚れ惚れしながら海苔を眺めて喜んでいたら、「海苔が鳴いているから、早く外しましょう!」と海苔漁師さんが不思議なことを言いました。そう言われて耳を澄ますと、どこからともなく「パリパリパリパリ…」と甲高く響く音が。そう、この音こそ海苔が乾燥した合図。海苔漁師さんの言う「海苔が鳴いている」と言うことなのです!

子どもたちも耳をすまして大興奮! 「面白い!」と言いながら急いで海苔の回収を行いました。


お仕事を終えた後、子どもたちはレポートを作成し、海苔漁師さんからお給料を手渡され、満面の笑みで受け取りました。

今日の感想を聞いてみたところ「海苔は機械で作るより、昔の作り方で手作りした方がおいしいと知って驚きました」「海苔作りがすっごく楽しかったです。もっと海苔が好きになりました」と言う意見のほか、「東京湾の海苔漁師さんが減ったと聞き、海苔が貴重な食べ物だと知りました。海苔漁師さんの大変さを知ったので、お友だちにも残さず食べてねと教えてあげたいです」と言う声も。

普段、何気なく口にしている海苔。魚や貝だけではなく、海苔もまた大切な海の恵みであり、また海苔漁師さんの努力の結晶だと知った子どもたち。この後みんなで、海苔漁師さんから振舞われた生海苔を食べながら、美味しさを噛みしめていました。そして、自分の手で一から作った海苔を大事そうに抱える姿も印象的でした。

こうして子どもたちは、海の伝統と環境を守る大切さを実感しながら、1日の貴重な体験の幕を下ろしました。

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