みる誕生 鴻池朋子展の基本情報
みる誕生 鴻池朋子展の紹介
一貫して自身の足元から芸術の根源的な問い直しを続けてきた鴻池朋子の展覧会
鴻池朋子 Tomoko Konoike
アニメーション、絵画、絵本、彫刻などから手芸、おとぎ話、歌まで、あらゆる身近なメディアを用い、旅をして地形や季節と共に作品をつくり、一貫して芸術の根源的な問い直しを続けている。主な個展、2015~2017年「根源的暴力」神奈川県民ホールほか2会場(2016年芸術選奨文部科学大臣賞受賞)、「ハンターギャザラー」秋田県立近代美術館、2020年「ちゅうがえり」アーティゾン美術館(2020年毎日芸術賞受賞) 他。1960年秋田県生まれ。
ロダン館の背後に広がる鬱蒼とした裏山へ分け入り、美術館からの《逃走ルート》を探しだすことから、ここ静岡での鴻池朋子の『みる誕生』が始まりました。
鴻池は、あらゆる身近なメディアを用いて、旅をし、地形や季節と共に作品をつくり、一貫して自身の足元から芸術の根源的な問い直しを続けてきました。「みる誕生」とは、生まれたての体になって世界と出会う驚きを表す鴻池の言葉です。視覚だけではなく、観客は作品を手で看(み)て、鼻で診(み)て、耳で視(み)て、そして引力や呼吸で観(み)て、眠っていた感覚を目覚めさせます。今回は、実際に裏山の小径を整備し、美術館という硬直した建築と、疎遠になってしまった自然界に、観客の身体と想像力とで新たな通路を開いていきます。
また一方、国立療養所 菊池恵楓園 絵画クラブ「金陽会」の作品、多くの方々と手芸で綴る《物語るテーブルランナー》という他者の力、人間以外の造形力である《どうぶつの糞》にも加勢してもらい、美術館のコレクションと豊かに対話させます。
これまで芸術が特権的に提示してきた価値観、それによる文化と経済のグローバリズムの構造が、今、地球規模の問題とともに大きな転換期を迎えています。本展は、前会場の高松市美術館からそのリレーのバトンを引き継ぎ、この静岡の地でさらに変容を重ねます。芸術は、常に生き延びるために伸縮や宙返りを繰り返し、揺れ動いています。生きていることは、みな、時も光も全て違う。観客さえも、もはや人間だけではないのです。
みる誕生 鴻池朋子展周辺の地図
みる誕生 鴻池朋子展の詳細情報
イベント名 | みる誕生 鴻池朋子展 |
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イベント名かな | みるたんじょうこうのいけともこてん |
主催者名 | 静岡県立美術館/静岡新聞社・静岡放送 |
開催場所の住所 | 静岡県静岡市駿河区谷田53-2 |
交通 | 電車:JR東海道線「草薙」駅県大・美術館口から、徒歩約25分またはバス約6分/静岡鉄道「県立美術館前」駅南口から、徒歩15分またはバス約3分 バス:JR「草薙」駅県大・美術館口(南口)またはJR「静岡」駅北口11番のりばから」、「県立美術館」バス停下車。 自動車:東名高速道路 静岡IC・清水ICから約25分、日本平久能山スマートICから約15分。 |
問い合わせ先 | Tel:0542635755 |
オフィシャル (公式)サイト | このイベントのオフィシャル(公式)サイトへ |
開催日時 |
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開催日時詳細 | 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌日休館。) 展示室の入室は17:00まで |
子供の料金 | 無料 大学生以下の学生は無料(要学生証) |
大人の料金 | 1,200円 一般1200円、70歳以上600円 |
応募方法 | このイベントの受付は終了しました。 |
予約/応募 | 予約不要 |
ジャンル | |
タグ | 授乳室あり駐車場無料 |
感染症対策 | 当館の新型コロナウイルス感染症対策については、以下のURLをご覧ください https://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/news/detail/245 |
みる誕生 鴻池朋子展周辺の天気予報
予報地点:静岡県静岡市駿河区2025年06月05日 00時00分発表

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