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角川武蔵野ミュージアムコレクション展髙山辰雄15cm×15cmの宇宙の基本情報

角川武蔵野ミュージアムコレクション展髙山辰雄15cm×15cmの宇宙

2023-12-2(土)~2024-4-8(月)

角川武蔵野ミュージアム

/埼玉県所沢市東所沢和田 3-31-3角川武蔵野ミュージアム
このイベントは終了しました。
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角川武蔵野ミュージアムコレクション展髙山辰雄15cm×15cmの宇宙の紹介

記念すべきコレクション展第一弾、約160枚の高山辰雄作品を展示

■当館が所蔵する約160枚の髙山辰雄作品とともに、彼が絵に込めた思いを解き放つ

髙山辰雄は、伝統的な日本画の技法を用いて作品を制作し、それが国内外で高く評価されている日本画家です。日本画壇の最高峰まで登り詰めた髙山は、常に人間とは何かを問い続け、目の前にあるものと真摯に向き合い描いてきました。

当財団と髙山のつながりは深く、株式会社KADOKAWA本社エントランスでの作品展示や画文集の出版をするなど、生前からの親交がありました。そのため、当館では貴重な髙山作品を数多く収蔵しています。

今回は、その中から画業の転換期ともなった初期作品《裸婦》(1948年)をはじめ、女性美の集大成ともいえる《青衣の少女》(1984年)など、髙山の代表作品を公開します。

展示の中心となるのは1987年~1999年の13年間、毎月1枚ずつ描き続けた『文藝春秋』の表紙絵156枚です。15㎝×15㎝の表紙絵には、春夏秋冬を繰り返す小さな宇宙が広がっています。そこには移ろいゆき、循環していく自然や人間の姿が描かれています。

髙山が見ていた景色を追体感することで、自然や宇宙とつながったこの世界を見つめ直すきっかけとなる展示になっています。

●展示内容

Section1 髙山辰雄の言葉
髙山は明治45年(1912年)、大分県大分市に生まれました。生家の側にあった松林がそのまま海につながっていたといいます。そして、部屋から見える朝焼けや夕焼けの由布岳、鶴見岳の美しさを感じながら少年時代を過ごしました。その後、東京で絵を学び画家となり、戦争を経験しさまざまな葛藤を抱えながらも、洋画家ゴーギャンの伝記に出会い自身の表現を獲得していきます。

このエリアでは、髙山の没年(2007年)に角川書店(当時)から出版された『存在追憶 限りなき時の中に』から髙山の言葉を抜粋しながら、画家の人生を紹介します。

同書の中で髙山は、「絵描きの特別な目ではなくて、みんなと同じ目になりたいと思って、これまでやってきました。」と語っています。 人間とは、生きるとはと自ら問い続け描いてきた画家の真っ直ぐな言葉を感じてください。

Section2 廻る四季 『文藝春秋』の表紙絵
このエリアでは、髙山が1987年から1999年までの13年間をかけて取り組んだ、文芸雑誌『文藝春秋』の表紙絵156枚を全点展示します。

髙山は、日展三山として並び称される先輩の画家・杉山寧から、表紙絵のバトンを受け継ぎました。一枚目となる同誌1987年1月号に描かれた画家の言葉にも、その偉業を引き継ぐことの緊張が書かれています。杉山がそうであったように、表紙絵の一枚一枚には過ぎゆく季節を慈しむような、洗練された言葉が添えられています。

本展では新しい試みとして、156枚の表紙絵を、年代順で並べるのではなく、春夏秋冬の季節に分け、さらに「元旦」、「音」などの言葉によって分類します。

Section3 喫茶店から宇宙を考える
生前、髙山はよく喫茶店を訪れたといいます。そこではスケッチをしたり、外を眺めてもの思いにふけっていたと語っています。喫茶店での髙山の空想は宇宙にまで及びました。画業の後半は、太陽や月、星などの天体を意味する「日月星辰」という言葉を好んで使い、日本画の中に果てしない宇宙を再現することを試みていました。

このエリアでは、髙山の愛した喫茶店を空間として再現し、秘蔵の絵画コレクションを展示します。女性美を追求した傑作ともいえる≪青衣の少女≫をはじめ人間、鳥、花、自然、そして万物につながる宇宙を思い描いた絵画をご覧になれます。



●人物紹介
髙山辰雄:1912(明治45)年~2007(平成19)年
大分県大分市生まれ。1936年、東京美術学校日本画科を主席卒業。
在学中から松岡映丘に師事。1946年、1949年に日展特選、独自の芸術的な画風が評価される。
以降、日本芸術院賞、芸術選奨文部大臣賞、日本芸術大賞等を受賞。1982年、文化勲章受章。
日展を中心に活躍し、東山魁夷、杉山寧とともに「日展三山」として知られる。

●関連イベントも順次開催いたします。
詳しくは公式サイトをご覧ください。

角川武蔵野ミュージアムコレクション展髙山辰雄15cm×15cmの宇宙周辺の地図

角川武蔵野ミュージアムコレクション展髙山辰雄15cm×15cmの宇宙の詳細情報

イベント名角川武蔵野ミュージアムコレクション展髙山辰雄15cm×15cmの宇宙
イベント名かなかどかわむさしのみゅーじあむこれくしょんてん 髙さんたつお 15㎝×15㎝のうちゅう
主催者名角川武蔵野ミュージアム(公益財団法人 角川文化振興財団)
開催スポット角川武蔵野ミュージアム
開催場所の住所埼玉県所沢市東所沢和田 3-31-3角川武蔵野ミュージアム
予約ページ予約はこちらから
オフィシャル
(公式)サイト
このイベントのオフィシャル(公式)サイトへ
開催日時
  • 2023/12/02(土)〜2024/04/08(月) 10:00-18:00、10:00-21:00【応募締切 2024/04/08(月)】
開催日時詳細■開催日
2023年12月2日(土)~2024年4月8日(月)

■会場
角川武蔵野ミュージアム 4F エディット アンド アートギャラリー

■開館時間:日~木 10:00~18:00/金・土 10:00~21:00 
 ※最終入館は閉館の30分前

■休館日:第1・3・5火曜日


子供の料金1,000円
税込価格です。
未就学児:無料
中高生:1,200円
大人の料金1,400円
税込価格です。
応募方法
このイベントの受付は終了しました。
予約/応募予約不要
注意・制限事項*休館日、開館時間は変更となる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
*年末年始は休まず営業いたします。また、営業時間が通常と異なる日があります。詳細は公式サイトでご確認ください。
*2024年1月15日(月)~19日(金)は臨時休館となります。
*展示内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。
ジャンル
    タグアート日本画

    角川武蔵野ミュージアムコレクション展髙山辰雄15cm×15cmの宇宙周辺の天気予報

    予報地点:埼玉県所沢市2025年05月17日 12時00分発表

    5月17日(土)

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    5月18日(日)

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