「ラファエル前派の軌跡展」
あべのハルカス美術館のお知らせ
ラファエル前派の軌跡展
2019年09月26日 16時12分
※営業時間や定休日などは最新の情報ではない可能性があります。
お出かけ前に最新の公式情報を、必ずご確認下さい。
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ラファエル前派の軌跡展 あべのハルカス美術館
19世紀イギリス 自由を求めた画家たちの青春があった
1848年、旧来のアカデミズムに対抗して若き画家たちがラファエル前派同盟(Pre-Raphaelite Brotherhood)を結成します。
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
《シビュラ・パルミフェラ》
1865-70年頃、リヴァプール国立美術館、レディ・リーヴァー・アート・ギャラリー
(c) National Museums Liverpool, Lady Lever Art Gallery, Port Sunlight
当時、西洋絵画はルネサンスの巨匠、ラファエロ・サンティが基準とされていました。
古い因習に反発した若い画家たちが、ラファエロより前の時代の描き方をめざそうと旗揚げします。
それは絵画の対象を理想化しすぎず、ものごとをありのままに描こうとする姿勢でした。
本展はイギリスが誇る画家、ターナーに始まり、ロセッティ、ミレイ、さらにはバーン=ジョーンズ、モリスへとつながる画家たちの青春と情熱を、その人間関係と重ねながら展覧します。
ジョン・エヴァレット・ミレイ
《滝》
1853年、デラウェア美術館
(c) Delaware Art Museum, Samuel and Mary R. Bancroft Memorial, 1935

ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
《ムネーモシューネー(記憶の女神)》
1876-81年、デラウェア美術館
(c) Delaware Art Museum, Samuel and Mary R. Bancroft Memorial, 1935
ジョゼフ・マラード・ウィリアム・ターナー
《カレの砂浜―引き潮時の餌採り》
1830年、ベリ美術館
(c) Bury Art Museum, Greater Manchester, UK
ラファエル前派同盟 第二世代は絵画にとどまらない活躍
ラファエル前派の第二世代を担ったバーン=ジョーンズは親友ウィリアム・モリスとともにロセッティに合流します。
ふたりの共同制作も見どころの一つ。
モリスは産業革命による大量生産化に異を唱え、手仕事として生活に芸術を取り入れるアーツ&クラフツ運動を主導します。
こうしてラファエル前派が起こした芸術運動は世界規模へと広がっていきました。

エドワード・バーン=ジョーンズ
《慈悲深き騎士》
1863年、バーミンガム市美術博物館
(c) Birmingham Museum Trust on behalf of Birmingham City Council

モリス商会《イチゴ泥棒》
1883年、タリー・ハウス美術館
(c)Tullie House Museum and Art Gallery, Carlisle, UK
講演会やイベントも充実
藤田治彦教授(神戸芸術工科大学)や、キュレーター林綾野さん(アートキッチン代表)の講演会のほか、謎解きゲーム、紅茶講座、モリス柄のX’masカード作成など、関連イベントを多数ご用意しています。先着順のものもありますので、ホームページをご確認ください。
ラファエル前派の軌跡展 公式HP
https://prb2019.jp/
子育てママ&パパ注目→たまご&ひよこDAY
10月21日(月)11:00~15:00
マタニティや子育て中の方を対象にした、休館日貸切の特別鑑賞DAY。
お子さんとご一緒に気兼ねなくお楽しみいただけます。
対象:妊娠中の女性、子育て中の方および同伴者
参加費:一般1,300円、大高生800円、中小生300円
事前申込不要、当日の好きな時間にお越しください。
19世紀イギリス 自由を求めた画家たちの青春があった
1848年、旧来のアカデミズムに対抗して若き画家たちがラファエル前派同盟(Pre-Raphaelite Brotherhood)を結成します。

《シビュラ・パルミフェラ》
1865-70年頃、リヴァプール国立美術館、レディ・リーヴァー・アート・ギャラリー
(c) National Museums Liverpool, Lady Lever Art Gallery, Port Sunlight
当時、西洋絵画はルネサンスの巨匠、ラファエロ・サンティが基準とされていました。
古い因習に反発した若い画家たちが、ラファエロより前の時代の描き方をめざそうと旗揚げします。
それは絵画の対象を理想化しすぎず、ものごとをありのままに描こうとする姿勢でした。
本展はイギリスが誇る画家、ターナーに始まり、ロセッティ、ミレイ、さらにはバーン=ジョーンズ、モリスへとつながる画家たちの青春と情熱を、その人間関係と重ねながら展覧します。

《滝》
1853年、デラウェア美術館
(c) Delaware Art Museum, Samuel and Mary R. Bancroft Memorial, 1935

ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
《ムネーモシューネー(記憶の女神)》
1876-81年、デラウェア美術館
(c) Delaware Art Museum, Samuel and Mary R. Bancroft Memorial, 1935

ジョゼフ・マラード・ウィリアム・ターナー
《カレの砂浜―引き潮時の餌採り》
1830年、ベリ美術館
(c) Bury Art Museum, Greater Manchester, UK
ラファエル前派同盟 第二世代は絵画にとどまらない活躍
ラファエル前派の第二世代を担ったバーン=ジョーンズは親友ウィリアム・モリスとともにロセッティに合流します。
ふたりの共同制作も見どころの一つ。
モリスは産業革命による大量生産化に異を唱え、手仕事として生活に芸術を取り入れるアーツ&クラフツ運動を主導します。
こうしてラファエル前派が起こした芸術運動は世界規模へと広がっていきました。

エドワード・バーン=ジョーンズ
《慈悲深き騎士》
1863年、バーミンガム市美術博物館
(c) Birmingham Museum Trust on behalf of Birmingham City Council

モリス商会《イチゴ泥棒》
1883年、タリー・ハウス美術館
(c)Tullie House Museum and Art Gallery, Carlisle, UK
講演会やイベントも充実
藤田治彦教授(神戸芸術工科大学)や、キュレーター林綾野さん(アートキッチン代表)の講演会のほか、謎解きゲーム、紅茶講座、モリス柄のX’masカード作成など、関連イベントを多数ご用意しています。先着順のものもありますので、ホームページをご確認ください。
ラファエル前派の軌跡展 公式HP
https://prb2019.jp/
子育てママ&パパ注目→たまご&ひよこDAY
10月21日(月)11:00~15:00
マタニティや子育て中の方を対象にした、休館日貸切の特別鑑賞DAY。
お子さんとご一緒に気兼ねなくお楽しみいただけます。
対象:妊娠中の女性、子育て中の方および同伴者
参加費:一般1,300円、大高生800円、中小生300円
事前申込不要、当日の好きな時間にお越しください。
