はるべさんの体験記

いつもはスキー場の食堂で食べる昼ごはんですが、昼すぎに出発したので、車中で済ますことに。行く途中にある大人気のパン屋さん「パンステージ・メリー」に寄りました。
お手頃価格で焼き立てパンがいっぱい。サービスでおいしいコーヒーが頂けて、イートインスペースやキッズスペースがあり、駐車場も停めやすい大人気のお店なので、日曜日のお昼に行ったら、駐車場も店内も満杯でビックリでした！以前、平日や閉店間際に来たときはこれほど混んではいなかった気が…。朝6:30～夜19:00(月曜定休)まで開いているらしいので、今度は早朝に通るときに寄ってみよう、と思います。

店に入るなり、娘の心をとらえたみきゃんパン。中身はチョコです。私も少し分けてもらったら、みかんの香りがして、さわやかでおいしかったです。

2009年、まだ娘がおなかの中にいた頃にドライブで来た久万は、車に酔いやすい私にとって、なかなか厳しく遠い場所でした。がまんできずに途中で車を降り、道端で吸った空気がひんやりして気持ちよかったのを覚えています……。しかし、2012年に開通した無料の自動車専用道路「三坂道路」のおかげで、あっけないほど楽に、短時間で久万高原町まで行けるようになりました。夏は涼みに、冬はスキーに、子どもと楽しく遊びに来ています。

初心者ゲレンデには昨シーズンまではゆったり動く無料リフトがありましたが、今シーズンから、無料のムービングベルトになりました。リフトだと小さな子の場合、おしりより椅子の方が高い位置になるため、親はタイミングを見計らって子供を抱え上げて乗り降りさせつつ、自分も転ばぬよう進みつつ座ったり立ったりしないといけないので大変で、いつもお父さんに任せていましたが、ムービングベルトなら小さな子でも自分で乗れます。
写真左端の人の列がムービングベルト、その隣がネットで仕切られてそり遊びや雪遊びが安心してできるちびっ子ゲレンデ、その隣が初心者ゲレンデです。

初心者ゲレンデで一回、ウォーミングアップしてから、さっそく中級者ゲレンデに挑戦。娘はやる気満々ですが、永遠に初心者コースで滑っていたいスピード恐怖症な私は、重い気持ちを引きずりつつ、3人乗りのリフトに乗りました。
娘もはじめ、滑り出しの急斜面には恐怖ですくんでしまっていましたが、滑りだしたらスイスイとあっという間に降りていってしまいました。私はまったくついていけませんでした。

スキー場はナイターに向けた整備のため、17時から1時間、お休みです。私たちは、ここでスキー場とお別れです。
中級者ゲレンデではじめ、娘に置いてけぼりにされた私、最初の2回くらいは恐怖しかなく、とにかくゆっくり、安全にずり落ちていくことをモットーにして、突っ張り続けた両足の筋肉が悲鳴を上げました。が、3回目くらいから、斜面を急だと感じなくなり、娘の後ろを楽しくついていけるようになったのです。娘の成長もですが、40過ぎた自分が成長したことに、我ながら感動した一日でした。
暖かい四国で、雪遊びが楽しめるようがんばって下さっているスキー場の方たちに感謝です。