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レベルが違う没入体験!横浜にオープンの「ダイバー・イマーシブアリーナ 」でVR体験

掲載日: 2024年5月20日更新日: 2024年5月20日いこーよお出かけコンシェルジュ 黒田有紀子

360度の世界を再現!最新VRのリアル映像と技術に思わず驚愕!

今回は、2024年4月26日(金)に神奈川県横浜市のみなとみらいエリアにある商業施設、横浜ワールドポーターズの2FにオープンしたVR施設「DIVR IMMERSIVE ARENA(ダイバー・イマーシブアリーナ)」に行って体験してきました!

VR業界のアカデミー賞と謳われるVRアワードのファイナリストに3年連続で選出された最先端アトラクションということで、どんな体験ができるかレポートします!

VRを体験するマシーンにも没入体験できるヒントが!

アトラクションを体験する際に装着する機器
VRゴーグル

ダイバー・イマーシブアリーナでは、現在2種類のアクティビティを体験できるのですが、VRを体験するのに欠かせないのがゴーグルなどのVR装置。

こちらのゴーグルは、ヘッドホンと一体になっていて、持ってみると少し重いですが、帽子のようにかぶって装着し頭で支える部分があるので、装着してみるとあまり重さを感じることはありませんでした。

映像の焦点が合う位置にゴーグルを密着させて頭全体を固定させるので、ずれにくく映像も見やすく、ヘッドホンもぴったりと装着してくれます。

そして、装着するベストもチャックをしめると、体の前から背中までピタッとした作りになっているのが特徴。このベストがさらに没入体験を演出してくれますよ。

子ども大興奮!恐竜のいる世界を大冒険できる「ミート ザ ダイナソー」

VRの世界に、自分の手やマシーンまで映し出してくれて、冒険をリアルに感じることができる!

7歳以上から体験できて子どもに大人気!恐竜に出会えるアトラクション「ミート ザ ダイナソー」を早速体験!

このアトラクションは、絶滅したはずの恐竜たちが生息する壮大な大自然を舞台に、恐竜の骨や足跡など生息した形跡を、歩きながら写真を撮ってたどっていく冒険アトラクション。

アトラクションがスタートすると、まずこの大自然に広がる世界が美しく、リアルな映像と風や水の音などがシンクロして本当に驚きました!さらに驚くのがこの世界が360度見渡せること!

歩いていると自分の後ろに小さな恐竜が走っていたり、上を見上げると木の上に恐竜を見つけたり、足元には大きな足跡があったりと、スタートから恐竜のいる世界に入り込めちゃいます。

大自然の大きな木の根や岩、茂みなどがあったりするのですが、歩いていると思わず岩をよけて歩いていたり、茂みをよけていたり、完全に没入しちゃっている自分に笑ってしまいました。

「ミート ザ ダイナソー」を体験中の写真

川の中に入るシーンもあるのですが、思わず息を止めてしまいたくなるほど、水中がリアルに再現されています。川の中に入ったら是非やって欲しいのは、上を見ながら、水の中をゆっくり出てみてください。そうすると、水辺に近づく感じやゴーグルをつたう水滴が見事に表現されています。

また、川の中で身をひそめていると、ティラノサウルスが水辺をのぞき込んできます。その時は勇気を出して顔を出してみてください!大迫力のティラノサウルスが目の前で大きな口を開けて吠えてきますよ!

その大迫力に、大人の私でも怯むほどだったので、お子様には少し刺激が強いかもしれませんが、ティラノサウルスに間近で会えるチャンスなので、チャレンジしてみて下さいね!

グライダーに乗っているシーンを体験中

冒険の終盤には、グライダーに乗って大自然を飛行することもできます。

広大な大地と美しい景色を360度見渡すことができ、本当に飛行しているかと錯覚するような没入体験でした。

今までVRは少し酔ってしまう私でしたが、このアトラクションは、そういう感覚はなく実際に歩いて冒険できたり、飛行をしていても映像が鮮明で、群れをなす恐竜たちを見たり、後ろの山々を見渡したりと飽きさせることがない内容で体験時間の20分間があっという間でした。

驚くほどのVR技術を感じるイマーシブ体験アトラクションだと思いました。

恐怖を感じる没入感!ゾンビの世界を体感できるアトラクション「ラストスタンド」!

続いては、13歳以上が対象のシューティングアトラクション「ラストスタンド」を体験!

薄暗い不気味な荒廃した街で、仲間と一緒に四方八方から襲いかかるゾンビたちと戦い、別世界への脱出を目指すミッションです。

まずは、戦うための武器はマシンガン、ボーガン、ショットガン等、数種類のうちから自分の好みの武器を試し打ちしてから選べ、自分のアバターも様々な種類の中から選びます。そして、VR銃を撃つと持っている腕だけでなく体にも伝わる振動があり、戦いへの戦闘モードにスイッチが入ります。

「ラストスタンド」アトラクションで使用するVR銃

いざ、銃を持って仲間と一緒にゾンビの世界へ!

突入すると、始めはこのぐらいか!と思うほどのゾンビの数や距離感だったのですが、時間が経つにつれて増える増える!!!!

至る所からゾンビが出現してプレイする仲間にも、ゾンビが襲いかかってきていますが、気にしていられないぐらい次々と自分にも襲いかかってきます。
そして、ゾンビを倒さないと自分たちの目の前にある柵を乗り越えて襲いかかってくるので、もうとにかく撃ちまくるしかない状態。
冷静ではいられず、キャーーー!怖い怖い!と大声をあげながら戦っていました。

撃っても撃ってもゾンビが溢れてきて、ゾンビの襲いかかる恐ろしい顔を間近に見たら、もう襲われてしまった状態で着用しているベストが振動し、ダメージを受けてしまいます。その瞬間「うわぁー!」と声をあげてしまいますが、戦いは続けられるのでもう気にせず夢中になってゾンビに向かいます。

そして、ストーリーが進むたびに戦う場所が変わり、難易度がどんどん上がってきます。前、後ろだけでなく、頭上から足元まで360度、ゾンビが襲い掛かってくる恐怖。

間近にみるゾンビの表情やこのリアルな世界に、自分が今いる場所を疑うぐらい錯覚を起こす没入体験に、思わず「まだ続くの?まだ続くの?」と言いながら恐怖に震えプレイしていました。

アクティビティを終えると、銃を撃ち続けたので腕がパンパン!戦い終えた安堵感や疲労感はドッとでますが、そのぐらい夢中になれるアクティビティでした。

ゾンビの世界をリアルに再現し、驚くほどの没入感が味わえて体験時間は20分ですが、早く終わって欲しいと思うぐらい没入体験できて大満足!

ちょっとお子様には刺激が強すぎるアトラクションかなと感じたので、13歳以上の制限があるのも納得かも。

大人でも体験すると想像を超える没入感と面白さなので、是非、一度行ってみてはいかがでしょうか。

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