
東京都立川市にある屋内キッズパーク「PLAY! PARK」に、2025年4月11日(金)から幻想的な新アトラクション「ゆらゆら森」が登場しました。
いこーよでは制作過程の裏側と、お披露目会を取材! 「ゆらゆら森」の魅力を紹介します。
「大きなお皿」に現れた「まっしろな森」!

「PLAY! PARK」の中心には、「大きなお皿」と名付けられた楕円形の空間があります。ここでは、約3ヶ月から半年ごとに、建築家やクリエイター、美術や建築を学ぶ学生たちと共同でオリジナルの遊具を開発・制作しています。
今回新たに設置されたのが、「ゆらゆら森」です。軽量で弾力性・復元性に優れた建築資材「ミナフォームマルマル(R)」約3,500本を天井から吊るしており、子どもたちが自由に探検できる空間になっています。
この企画・制作を手掛けたのが、東京都市大学建築都市デザイン学部建築学科・手塚研究室の学生たちと、PLAY! PARK企画・制作チームです。
学生たちによって生み出された、温もりあふれる遊具

「ミナフォームマルマル(R)」の設置作業には、東京都市大学手塚研究室のゼミ生9名が参加しました。「遊ぶための余白」を大切にしながらも、細部までこだわった手作業が「ゆらゆら森」の温かみを生み出していました。
ゼミ長を務める吉田さんは「ミナフォームマルマル(R)は日常生活であまり目にしない素材なので、子供たちの想像力でいろいろな遊び方を見つけてほしいです」と語ります。
また、PLAY! PARK企画・制作チームの川合由美さんは「ゆらゆら森の中で、子供たちがそれぞれの居場所を見つけてもらえればと思います」と、この空間での体験に期待を寄せていました。
遊び方は無限大!自由な発想が生まれる森に

2025年4月11日に開催されたお披露目会では、子供たちが大はしゃぎ!

隠れたり、かき分けながら進んだり、ロープのように引っ張りあったり、それぞれ思い思いの方法で「ゆらゆら森」を満喫していました。

また、「お皿」の中に転がっている大きな「たまご」を一緒に探検する姿も見られ、子供たちの豊かな想像力を駆使した遊びが広がっていました。
「ゆらゆら森」の素材を使ったワークショップも開催中!
「ゆらゆら森」のオープンに伴い、ミナフォームマルマル(R)を使った2つのワークショップが不定期で開催されています。(対象年齢:3〜12歳)
ミナフォームマルマルくんをつくろう
ミナフォームマルマル(R)で不思議な生き物を作るワークショップ。
直径50mmと20mmのミナフォームマルマル(R)に目や模様を描き、毛糸で髪の毛を生やし、細いミナフォームマルマル(R)で両手をつけて持ち上げると、ニョロニョロと動く生物が完成します。持ち帰りも可能です。
「新種発見!ミナウオ」
直径20mmのミナフォームマルマル(R)の浮力を活かした「ミナウオすくい」が体験できるワークショップ。モールでヒレをつけてオリジナルの魚を作り、水に浮かべたらすくって遊びます。
作った「ミナウオ」は持ち帰りもOK! 家のお風呂でも楽しめますよ。
子供と一緒に創造的な空間を楽しもう!

子供たちの自由な発想と、建築を学ぶ学生たちの創造力が融合した「ゆらゆら森」は、子供も大人もいい刺激をもらえること、間違いなし! 2025年7月上旬までの限定展示ですので、ぜひ親子でおでかけしてみてくださいね。
PLAY! PARK
開館時間:(平日)10:00 - 17:00(休日)10:00 - 18:00
※大型連休や春休み等は平日も18:00 まで、入場は閉館の1 時間前まで
最終入館:閉館の1時間前
休館日:原則無休(団体貸切や年始を除く)
住所:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟 3F