「【イベント開催レポート】」
【終了】10月23日（土）テトラポッドを研究開発するお仕事＠茨城県のお知らせ

テトラポッドを研究するお仕事にチャレンジ

日本財団「海と日本PROJECT」の一環として、海のお仕事図鑑プロジェクト実行委員会と子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」の共同プロジェクト【海のお仕事プログラム】が今年も開催されました！

海のお仕事体験を通してたくさんのことを学びながら、海で最高の思い出作りもできる小学生向け大人気プログラムです！

10月23日（土）「テトラポッドを研究開発するお仕事」が、茨城県の土浦市で開催されました。

テトラポッドについて勉強！

今回子どもたちが挑戦するのは、テトラポッドを研究するお仕事。

まずは、株式会社不動テトラのボスから、私たちの住む日本と海の関係、テトラポッドについて学びます。

日本は海に囲まれていますが、海と山が近いところが多く、海の近くに住宅など私たちの生活の場があります。

そのため、海の災害から生活を守る必要があります。
海の災害には、台風・津波などがあり、波の力によって災害が引き起こされます。
また、最近では地球環境が変化により災害が大きくなっているとも言われています。

このような災害から私たちの生活を守るためにはどうすればいいのでしょうか？
その答えが、今回の主役であるテトラポッドです！

テトラポッドは、波消しブロックと言われ、波の力を消すためのものです。
ブロックを積み重ね、ブロックの隙間を使って、波や流れの力を分散・吸収します。

今回お世話になる不動テトラの研究所では、波や地盤、構造物の研究を行う研究職のスタッフが働いています。

多くの実験を行い、新しい製品や技術を生み出しています。
実験を繰り返すことで、色々なことが計算式で分かるようになり、効果を高めることができるようになります。そうすることで災害から私たちの生活を守ってくれています。

テトラポッド作りにチャレンジ！

講義でテトラポッドについて学んだ後は、実際にテトラポッド作りにチャレンジ。

テトラポッドの形はどうしてあの形なのか？
波を効率的に分散・吸収するためにあの形になっているそう。

その形が作られる過程を今回は、ミニサイズのテトラポッドづくりで体験。
慣れない石こうを使って、型を取りながら、一生懸命楽しみながら取り組んでいました！

不動テトラの研究所を見学

テトラポッド作りの後は、研究所を見学。

人工的に波を作る機械や波の影響を計算する様子を見学しました。

実際に津波の力を目の前で見学しながら、威力や影響に不安を覚えながら、
テトラポッドの役割をより一層理解ができたようでした。

そして何より、海岸にあるテトラポッドを作るために多くの人の努力が必要だということを実感。

テトラポッドの消波実験にチャレンジ！

研究所の見学の後は、消波実験にチャレンジ。

各グループ協力し合い、テトラポッドを積み上げていきます。
どのくらいの高さ、積み方がいいのか試行錯誤しながら積み上げました。

テトラポッドの配置が完成したら、人工的に波を起こし、どのくらい波が分散されているのか観察。
子どもたちは、自分たちが考えて積み上げたテトラポッドの様子を真剣に観察していました！

最後に実験の結果をレポートにまとめてチームごとに発表し、今回のミッションは終了。

お仕事の大変さと有難みを実感！

テトラポッドを研究するお仕事に向き合い、ミッションを終えた子どもたち。
感謝の言葉とともにお給料を渡され、自信に満ちた表情で受け取りました。

一日の感想を子どもたちに聞いてみたところ「テトラポッドの役割について知ることができた」「大きなテトラポッドを作るのは大変だと思った」など、テトラポッドを検討するお仕事の大変さ、有難みを実感することができた１日でした！

参加した親子のコメント

【親のコメント】
・親子ともどもたくさんのことを学ばせていただきました。近々、実際に海に行き、テトラポッドを見に行きたいと思います。（東京都）
・テトラポットについて今回参加してみてとても勉強になりました。テトラポッドの様々な役割を知って、海や環境問題を深く考えるきっかけになりました。（千葉県）

【子供のコメント】
・テトラポッドは自分たちの生活を守ってくれていることを知ることができた。（千葉県）
・次に海に行くときに本物のテトラポッドをみようと思う。（東京都）