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「里山を世界へ。江戸ワンダーランドの挑戦!」
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里山を世界へ。江戸ワンダーランドの挑戦!

2024年01月25日 18時00分

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里山を世界へ。江戸ワンダーランドの挑戦!

【江戸ワンダーランド日光江戸村で新エリア造成「EDO-SATOYAMAプロジェクト」を推し進める植樹式、調印式を実施】

2023年12月2日に江戸ワンダーランド日光江戸村(栃木県日光市)で、桜の苗木の「植樹式」と一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団(長野県信濃町)との連携を強化する姉妹森の「調印式」が行われた。

同カルチャーパークでは人口100万人(当時の世界で最大都市)を形成した江戸において、人と自然が共生していた里山の風景・文化の復活を目指す「EDO-SATOYAMAプロジェクト」を展開、実践している。このプロジェクトは、山林などの自然(里山)と都市が一体化した江戸の暮らし、文化を再現・紹介するだけでなく、来場客にエコツーリズムや環境教育プログラムを展開する里山作りを進めている。

里山作りには、作家・探検家で環境活動家としても知られ、江戸ワンダーランドを愛してやまなかった故C.W.ニコル氏がかねてより協力。2017年には、地元鬼怒川保育園の園児たちと、場外スペースに 50 本の桜の苗木を植えた「桜プロジェクト~未来に繋ごう、子供たちと一緒に」も行った。それから6年の月日がたったこの日に、成長した園児たちが育った桜の苗木を場内の里山スポットへ植える「植樹式」が行われた。植樹式ではまず大きくなった1本の苗木を場内に植え替えた。

(写真:姉妹森調印式の様子)
(右)江戸ワンダーランド日光江戸村社長 ユキ・リョウイチ氏
(左)一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団理事長 森田いづみ氏
(写真:桜苗木の植樹式の様子)

「C.W.ニコル・アファンの森財団」理事長の森田いづみ氏は「(地元の)長野ではこんなに大きく育たない」と成長した苗木を目にした感慨深げな様子。そして江戸ワンダーランド社長のユキ・リョウイチ氏のあいさつでは今後への決意を述べるとともに、成長した子どもたちに対して、彼女たちの名がつけられた桜を見るために「ここにいつでも帰ってきてほしい」、また子どもたちの母親にも「おばあちゃんになって孫と一緒にいつでも見に来てほしい」と感謝の言葉を伝えた。この日の植え替えは1本で、残り49本の苗木も順次、場内への植え替えを進めていくそうだ。
(写真:桜苗木の植樹式での子どもたちの様子)

また、同日夕方には江戸ワンダーランドの里山と、ニコル氏のアファンの森(長野県信濃町)をつないで「姉妹森」と呼び、連携を強めて活動していく「調印式」も行われた。アファンの森との姉妹森は富良野自然塾の森(北海道)に続く国内2例目となる。式では、江戸ワンダーランド社長のユキ・リョウイチ氏から、今後も森を整備し、里山として再生する活動を続けていくこと、そして里山のすべてを新しいコンテンツとして還元すべく、エコツーリズムはもちろんのこと、旅行業界のトレンドとなりつつある農業体験やアドベンチャーツーリズムもこれまで以上にカルチャーパークの中へ積極的に取り入れていくことを宣言した。また、かつて日本にあった美しい里山の風景を取り戻していく活動をとおして、周辺地域を起点として国内はもちろんのことアジア、世界も視野に入れた貢献をしていく決意も語られた。
(写真:姉妹森調印式でのユキ・リョウイチ氏スピーチ)
(写真:姉妹森調印式での記念撮影)

江戸ワンダーランド日光江戸村は、街道、宿場町、商人の町、忍びの里、職人の町、侍の町など精密な時代考証に基づいた実物さながらの江戸の町並みが再現したカルチャーパーク。さまざまな江戸文化体験企画、芝居、イベントを通し、江戸の古き良き文化を楽しみ学ぶことができるのが施設の特長である。
(写真:江戸ワンダーランド日光江戸村全景)
(写真:どこか懐かしくも新しい江戸時代への入り口。江戸ワンダーランド日光江戸村の入場ゲート)
(写真:屋形船)
(写真:江戸ワンダーランド日光江戸村場内)

来場客は、江戸時代の衣装に着替え(有料)、江戸人になりきってカルチャーパーク内を散策することができる。変身できるのは、殿様、お姫様、花魁、侍、浪人、新撰組、町娘、子供忍者、農民などさまざま。衣装を着て町を歩けば、職業に応じた声がけをされるなど、町の住人である江戸人(キャスト)とのふれあいも楽しみの一つ。もちろんマスコットキャラクターの「ニャンまげ」も来場者を迎えてくれる。
(写真:変身処時空(町娘、忍者))
(写真:変身処時空(武家娘、侍))
(写真:変身処時空(忍者))
(写真:変身処時空(姫))
(写真:変身処時空(新選組))
(写真:変身処時空(町娘))
(写真:変身処時空(殿))
(写真:糸つむぎ体験)

江戸文化体験では、江戸ものづくり(糸つむぎ、機織り、紙すき、だるま絵付け、藍染め体験、摺り体験など)や、子どもたちに向けての「忍者」「子ども侍」「謎解き捕物」の体験、大人の侍体験などを用意している。
(写真:絵付体験)
(写真:せんべい焼き体験)
(写真:子ども侍体験)
(写真:忍者体験1)
(写真:忍者体験2)
(写真:忍者からくり屋敷)

中でも人気の忍者体験は、忍者修行の体験ができる忍びの里で、「忍者修行の館」や「忍者仕掛迷路」「忍者からくり屋敷」「手裏剣道場」、イベント「忍者特別合同訓練」などさまざまなアトラクションが用意されている。
(写真:花魁道中)
(写真:忍者劇場)

施設内4箇所にある舞台でのお芝居や、あでやかに着飾った花魁(おいらん)たちがゆっくりとカルチャーパーク内を練り歩く「花魁道中」も大きな見どころ。忍者アクション、芝居、光や音の演出などが魅力の「忍者劇場」は2023年4月にリニューアルした重厚な戦国バトルのドラマをショー仕立てで年齢を問わずに楽しむことができる。

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