子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」は親子の成長、夢の育みを応援します!

「ご家庭で実践「質の高い時間」の過ごし方」
親子×音楽カフェ ビーバンプのお知らせ

親子×音楽カフェ ビーバンプ

大阪府吹田市山田西1-26-15 アイキューブ南千里
口コミを書く施設情報を送る
保存
265

ご家庭で実践「質の高い時間」の過ごし方

2025年11月10日 09時07分

※営業時間や定休日などは最新の情報ではない可能性があります。
お出かけ前に最新の公式情報を、必ずご確認下さい。

親御様のご質問に回答します

『リトミックで本当に伸ばしたい力とは?』

リトミックへの期待の高まり: 兼業主婦の増加や早期教育への関心の高まりから、「リトミックで目に見える効果を早く出したい」というお声を多くいただきます。

当教室の考え: 結論から申し上げますと、月1回のレッスンだけでお子さまの能力が飛躍的に向上するのは難しいのが現実です。リトミックで培われる「集中力」「聞く力」「表現力」「理解力」といった能力は、日々の生活の中で育まれる「言語力」「親子の信頼関係」という土台があってこそ、大きく花開きます。


『ご家庭での「質の高い時間」が能力の土台を築く』
早期教育の結果が出やすいご家庭の共通点: 弁護士ご夫婦や大学研究員のお子さまなど、早期教育で目覚ましい成長を見せるご家庭には、ある共通点があります。

テレビ・動画観覧の時間の少なさ: 視覚的・一方的な情報に頼る時間を極力減らしている。

「向き合う時間」への投資: その分、親御さんがお子さまと積極的に対話し、関わる時間に費やしている。

自己学習の意識: 早期教育に関する理論や情報をご自身で学び、実践されている。

結果としての言語能力・理解力の発達: このような日々の積み重ねが、お子さまの言語の発達を促し、リトミックのレッスン内容を深く理解する力につながっています。

『ご家庭で「言語力」と「理解力」を育む3つのヒント』

リトミックの効果を高めるには、まずご家庭で「聞く力」と「理解力」の土台を築きましょう。特別な時間ではなく、日常の中でできるシンプルな工夫をご紹介します。

1. 動作と言葉の「実況中継」を意識する
「パラレルトーク」と「セルフトーク」

※パラレルトーク:子どもがしている行動や感じている気持ちを、大人が言葉で説明してあげるというコミュニケーション技法
※セルフトーク:大人が自分の行動や気持ちを言葉にするもの

お子さまの行動を言葉にする(例:「〇〇ちゃん、今おもちゃの車をコロコロしてるね!」)

親自身の行動を言葉にする(例:「ママは今からお皿をきれいに洗うね」)

ポイント: 短い言葉で、感情を込めて語りかけることで、言葉と体験が結びつき、語彙力と理解力が養われます。

2. 「静かな環境」で30分の「語りかけタイム」
テレビやBGMを消す: 気が散る音をシャットアウトし、親子の声だけに集中できる環境を作ります。

視線を合わせて傾聴: 一方的な語りかけではなく、お子さまの目を見て、お子さまが発する言葉や音、仕草に丁寧にうなずき、応答します。

豊かな言葉で表現: ただの単語ではなく、「〇〇ちゃん、お花のいい香りがするね」「今日は暖かくて気持ちいいね」など、表現豊かな文章で語りかけましょう。

3. 「抱っこ」や「着替え」にも言葉を添える
生活動作の言語化: 抱っこをする時は「抱っこするよ」、靴を履く時は「お靴を履こうね」と、必ず言葉に出して動作と結びつけます。

リトミックの基本: これは、リトミックが目指す「動作と音楽(リズム)の結びつけ」の、日常における基礎練習となります。


このブログでご紹介したご家庭での過ごし方は、あくまで「能力の伸びが早いお子さまの事例」であり、理想的な育児の選択肢の一つに過ぎません。すべての家庭が真似る必要はありません。

ですが、早期教育の結果や小学校受験などを意識されている方には、一つの重要なヒントとなればと願って記しました

親子×音楽カフェ ビーバンプのお知らせ一覧

あなたにオススメの記事