子どもたちが銭湯の仕事を体験する『銭湯お仕事体験』が、「いこーよ」と「小杉湯」の主催で2017年9月17日(日)に開催されました。
東京都杉並区にある「小杉湯」は、老若男女が集まる地域コミュニティの場としての役割も担っている銭湯です。この歴史ある老舗で子どもたちが銭湯でのお仕事内容や、銭湯の入り方といったマナーを学びました。
パパママと離れて協力し合いながら、銭湯でのお仕事を真剣に楽しんだ様子をお伝えします。
ドキドキの自己紹介から!

このイベントには年中さんから小学校3年生の子ども合計6名が参加しました。はじめましてのお友達と仲良く協力していくために、まずは自己紹介からスタートです。パパやママと離れて不安な様子だった子も、次第に笑顔になっていきました。
みんなでこの日の目標を確認!

浴室や脱衣場、バックヤードなどを探検した後、小杉湯の平松さんから3つの目標が発表されました。
目標その1.銭湯をピカピカにしよう!
目標その2.パパやママに気持ちよくお風呂に入ってもらおう!
目標その3.みんなで協力してやろう!

目標の確認ができたら、それぞれがお仕事のイメージを絵で表現しました。思い思いの素敵な絵が描けていましたね♪
掃除や補充からお仕事体験開始!


いよいよお仕事体験がスタートです。タイルをブラッシングする子もいれば、鏡をピカピカに磨く子も。シャンプーをこぼさないように慎重に補充して、入浴剤をお風呂に入れたら準備は完了です!
「ふっ〜、疲れた!」と汗をふく子どもたち。いつもパパママにやってもらっていることの大変さを感じたようです。

お仕事はそれだけでは終わりません。銭湯でのマナーをお客さんに伝えるのも大切なことです。子どもたちは「湯船に入る前はかけ湯をしてください」「タオルを湯船に入れないでください」など7つのマナーを教えてもらいました。

準備が整ったらお客さんであるパパママを迎え入れます。「いらっしゃいませ」と入浴料を受け取ったら、覚えたばかりの銭湯のマナーをしっかりパパママに伝えます。
お仕事をやりきった子どもたちはどこか誇らしげ。パパママも子どもたちの成長を感じることができたようで、優しい笑顔があふれました。
パパやママと一緒に体験入浴!

お仕事で汗をかいた後のお風呂は最高!「パパ、この鏡は僕がピカピカにしたんだよ!よく見えるでしょ」「ママ、このシャンプー、入れるのが難しかったんだ」そんな声が聞こえてきそうです。

お風呂上がりの牛乳やアイスは、いつも以上に美味しく感じたことでしょう!
お仕事体験を通して成長できました!

仕上げはみんなでお仕事の振り返り。どんなことをやったかな? どんなふうにできたかな? その日の感想をみんな元気に発表しました。
「家でもお風呂掃除をするよ!」「もっと家でもお手伝いしたい!」など、子どもたちのやる気がアップしたようです。

パパママからは「子どもの表情が変わって、生き生きしている。参加させてよかったです。」と、うれしい声も上がっていました。
「いこーよ」では、今後も継続して銭湯でのお仕事体験を企画していきます。
興味をもってくださった方は、ぜひご参加ください。
次回は2017年12月10日(日)の開催を予定しています。
募集開始までしばらくお待ちください!