
大人が一緒じゃないと行けない場所に連れて行こう!
この時期になると、子どもの好奇心はさらに豊かになり、身体活動も活発になってきます。友達との活動も多くなるので、親としては大人と一緒じゃないと遊びに行けない場所を選んであげると良いですね。キャンプや登山などの屋外活動、鉄道が好きなら鉄道博物館に行く、科学に興味があるなら科学博物館、花が好きならフラワーテーマパークとか、体験ができるお出掛けは特におすすめです。児童期はお父さんと男の子にとってはハネムーン期。中学生にもなれば勝手に離れて行ってしまうので、子どもと一緒にいる時間を親が存分に楽しみましょう。男同士、女同士で遠出や泊まりのお出掛けも楽しいです。男の子が父親、女の子が母親と出掛けるのは、子どもにとっても嬉しいこと。ここを逃すと次のチャンスは子どもが大人になってからになるので、今の時期に積極的に誘いましょう。子どもの趣味に親が付き合ってもいいし、親の趣味に子どもを付き合わせてもいいでしょう。
自分の世界を持っているけれども完全に自立しているわけでもない。仲間の世界と親子の世界が同時に成り立つ時期なので、子ども同士で遊ぶ世界と、親子で遊ぶ世界、両方を楽しむことができます。
8歳児に適した自然遊びとは?
女の子なら「こういうのがキレイ」など個性をもって、物事を捉えるようになっていきます。いつもの生活では気づかないけれど、自然の中では親も視点が変わって、子どもの個性を感じやすくなるかもしれません。また、キャンプなどでは、料理や火おこし、設営など、役割分担をしてみてください。「任されて、達成して、ほめられる」うれしさを感じることができると考えています。登山に慣れていれば、山小屋で一泊しながらの山旅も可能です。(栗田先生)
パパ・ママの気になるお悩みに専門家がアドバイス!
8歳ごろ、親子でのお出かけで親として心がけることは?
「お出掛けは、レストラン、道、電車内、施設の中でどう振る舞うか、また道で困っているお年寄りに会ったらどうするか、など親が見本を示して子どもに公共のマナーを教えるチャンスです。ただし、子どもは頭ではわかっていても実際にできるまでにはタイムラグがあるということも覚えておきましょう。なので年相応の行動を根気よく教えていく。まずは親御さんがマナーは『誇らしく、自分を好きになれるもの』という認識を持ちましょう。そしてできたら褒めてあげる。『もう紳士(レディー)じゃない?』と認めてあげる。『素敵になってきた』『成長してきた』というメッセージを送ることは子どもにとって励みになりますよ。」(石﨑先生)
8歳ごろの子どもとのおでかけで、おすすめの場所はありますか?
「子どもだけでは遊びに行けない場所がおすすめです。遠い場所やお金の掛かる場所、子ども自身が動いて何かを体験できる場所もいいと思います。外で遊ぶことの楽しさを体感させてあげたいですね。また場所ではありませんが、パパと子どもだけ、ママと子どもだけなど、色々なパターンのお出掛け経験を積み重ねていくことをおすすめします。」(石﨑先生)親の趣味に子どもを付き合わせるおでかけは、いいの?
「そのことに子どもが興味を持ちやすいように考えながら、子どもと一緒に親が好きなところに一緒に行って体験することはとても良いことです。親が楽しんでいる姿を見るのは子どもにとってうれしいことです。ただし、子どもにも親と同じように楽しむことを強要するのはNG。どう感じるかは子どもの意思を尊重してあげたいですね。」(石﨑先生)乗り物よいをします。何か対策があれば教えてください。
「体質にもよるので誰にでも効果がある対策はありません。薬を飲んだりして回避できるようにしましょう。親はなんともなくても、当の本人は非常に辛いので、きちんと対応してあげることが大切だと思います。」(石﨑先生)8歳児には、友達同士ではなく、親と一緒だからこそ行ける、遠出・宿泊や費用のかかる体験系のお出かけがオススメということですね。
特に、この時期を逃すと次のチャンスは、子どもが大人になってからといわれる、パパと息子、ママと娘ペアのお泊りお出かけなども、是非チャレンジしてみたいものですね。
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