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子どもの心技体も身につく!プロに教わる4種のスポーツ合宿開催

2017年9月16日〜18日、テニス・陸上・卓球・サッカーの各専門分野のスペシャリストから教わる「4種目のスポーツを一流選手と楽しむ2泊3日のスポーツ合宿」がいこーよ&アイコウ主催で開催しました!
スポーツを思い切り楽しむのはもちろん、技術面、あいさつ、感謝の心、みんなで協力することの大切さなど、「心・技・体」も学べます。ママパパと離れて、子どもだけで2泊3日を過ごすスペシャルな合宿の模様をレポートします!

4種のスポーツを体験! ママパパと離れて過ごす2泊3日の合宿がスタート!

年長さんから小学校5年生の男女7人ずつ合計14人が参加した同イベント。集合場所の品川駅からママやパパに見送られ、バスで一路山梨県の「山梨県立青少年センター」を目指します。各スポーツ界の一流選手4人に加え、日本体育大学の学生3人の強力なサポート付きで、2泊3日のスポーツ合宿の初日がいよいよスタート!

スポーツ合宿1日目/卓球・原田隆雅コーチ

お昼に現地到着。腹ごしらえを済ませたあとはさっそく着替えて体育館に集合! 合宿1日目は、原田隆雅コーチから「卓球」を指南。選手時代は数々の大会で上位入賞、現在は東京都江戸川区で卓球道場「礼武道場」を運営しており、指南役にはピッタリのコーチです。

まずはちょっぴり緊張しながらも自己紹介。背筋をピンと伸ばして、コーチへ元気よく初めのあいさつ「よろしくお願いします!」。

最初は、ラケットの持ち方から。道具を使う競技全般にいえることですが、持ち方をマスターすることこそ上達への一歩です。次のステップは、ラケットのラバー面を真上に向け、中央に玉を置いたらそのまま落とさないようにキープします。最初は10秒、次は20秒と徐々にレベルアップして、バランス感覚を養います。

個人から今度はグループになり、円になってボールを落とさないように、それぞれのラケットからラケットへ送ります。集中力とバランス感覚、チームの協力も必要不可欠!「もっとラケットを近づければ?」と、子どもたち自身が考えてチャレンジしながら最善の方法を探ります。

その後は、いよいよ卓球台を使って練習です。「ひざの屈伸を使いながらラケットに玉をあてる」「ラケットは振り切るのではなく当てる程度」などを原田コーチから丁寧に教えてもらい、「ホームランボール」も徐々に減って数回に1回は相手コートへ打ち返せるように。

途中休憩をはさむと…飲み物を飲み終えたと同時に突然始まる「だれが走るの1番早いか選手権」(笑)。さすがは子どもたち、あっという間に「仲間」になっていました。

一流選手にスポーツを教わることは、非常に貴重な体験。それと同時に「これぞプロ!」の技を目の前で見られるまたとない機会です。「プロの技」を吸収できるのもこのイベントの醍醐味! 「サーブみせてください!」という子どもたちの要望にコーチが応えると「おーー!」と大歓声が上がります。

「プロの技」を見て気合も入ったところで、最終目標の「試合形式」で力試し。持ち方もわからなかった子どもたちが、少しラリーを続けられるようになりました! できなかったことができた時のうれしさは、その先の上達にもつながりますね♪

楽しかった1日目の競技「卓球」は17時に終了。「ありがとうございました!」と生徒たちはコーチに深々と一礼し、敷地内の宿泊施設へ向かいました。


宿泊する部屋の割り振りが済んだら、今度は枕カバーやシーツを調達して自分でセット。みんなとっても手際がいい! 
「お腹すいた!」と待ちに待った夕食タイム。たくさんおかわりする子どもたちに、食堂のおかあさんは「昼食のときとはみんな別人みたい!」とびっくりしながらもとってもうれしそうでした。

合宿中は洗濯も自分で行います。最年少の年長さんもきちんと洗濯機の使い方を教わって洗濯&洗濯干しに挑戦! いつもはママやパパがやってくれていたけど、自分で経験して始めてその大変さがわかるもの。そんな経験もこの合宿ならではですね。

プロ直伝!集中力養成講座

就寝前に「集中力養成講座」を行いました。講師は、合宿3日目の競技「テニス」のコーチでもある加藤季温さん(以下、季温コーチ)。プロ選手は、瞬時に高い集中状態にはいることが必要不可欠。実際にこのトレーニングを試合直前に行い、2007年には見事全日本制覇をしたというからその効果はお墨付きです。気になるその方法は?

テニスボールを3つ使い、落ちないように垂直に置いていくというもの。簡単そうに見えてとっても難しい! 3つのボールを使うのは、非常に難易度が高いので、今回は2つのテニスボールを使って行いました。難易度が下がったとはいえ、ボールが落ちないポイントを見つけるのは至難の業。季温コーチは見事に成功させていたけれど…5分間で成功者はゼロでした。それだけバランスを取る=瞬時に集中力を高めるのは難しいってことですね。

次にチャレンジしたのは、2人1組になってテニスボール2個を使ったキャッチボール。「せーの」で同時に投げて取るのを繰り返します。キャッチボール50回の目標を掲げチャレンジするも…難しい! さらに人数を増やし、3〜4人で輪になって応用編も行いました。
この集中力を高めるトレーニングは、スポーツだけに限らず勉強をする前など、集中力を高めたいどんな時にでも役立ちます。ボールさえあれば場所を選ばずどこでもできるので、ぜひお試しあれ! 最後にテニスラケットの持ち方を予習をして盛りだくさんの講座が終了、就寝タイムへ…。


スポーツ合宿2日目/サッカー・杉尾浩平コーチ

合宿2日目は、杉尾浩平コーチ(以下、杉コーチ)によるサッカーです。高校時代からのサッカー経験、Fリーグでの活躍、豊富なコーチ経験はもちろん、子どもに寄りそった丁寧な指導方法に定評があります。あっという間に子どもたちと打ち解けていました! 

ではさっそくプレイ! チーム戦ができることを目標に、手でボールを頭上に投げて取ったり、投げたボールの下をくぐったり、ペアになって自分のボールを相手に投げてキャッチしたり、足を使う前にしっかりウォーミングアップ。

次に、ペアになった相手にボール取られないようにする練習。初めは手で、次に足で…次第に実践編にも通じるテクニックへ。そして、サッカーには必要不可欠なドリブルを段階的に取り入れていきました。

4チームに分けて、それぞれ別の場所からドリブルをスタート。パイロンで区切られたスペースAから次はスペースBへ、そしてBからC、CからAと繰り返しドリブルで移動します。この練習で「この距離ならどれくらいの強さで蹴ればいいのか」「どれくらいのスピードなら相手にぶつからずにうまくドリブルできるのか」など、自然と感覚を磨いていきます。練習したあとは、コーチから口頭でおさらい。これなら子どもの直感的な感覚と論理がバシッと合致して理解力も深まりますね!

練習の後半は、いよいよ赤・青のチーム戦。序盤はゴールの中のボールが多い方が勝利という一風変わったゲームを行いました。自分のチームのゴール内に入っているボールを奪われないようにガードするのと同時に相手ゴールに入っているボールを奪い、自分のチームのゴールに運びます。

試合前にチームごとに綿密な作戦会議が始まりました。だれが攻めてだれが守るのか、みんなでフォーメンション作りにの意見を出しあいました。子どもたちの顔も引き締まってこの数時間で成長したいみたい!? 最終的に通常の試合も行い、白熱したサッカーを魅せてくれました。

子どもたちの中で、サッカー経験がある子どもが見せる「技」も、ほかの子どもたちの刺激に。レベルこそ違っても、みんなで一丸となって取り組むスポーツには、たくさん学べるポイントがあります。加えて、スタッフも舌を巻く杉コーチのプロの技や、子どもたちへの絶妙なトークのパス(笑)も場を盛り上げてくれました! 


スポーツ合宿2日目/陸上・八幡賢司コーチ

合宿2日目の午後からは「陸上」です。指南役はスラリとした長身の八幡賢司コーチ。2007年に世界陸上日本代表として活躍、2012年に110mハードルで日本チャンピオンにもなった類まれな技術を持つコーチです。現在は経験を生かして陸上教室で子どもたちに指導を行っています。

まずは、年長から小学5年生の14人で50mのタイムを計測しました。早い子で8秒となかなかの健闘ぶり。ただし、走るコツを学べばさらに速く走れるようになります!

「一流選手の走りがみたい!」というみんなの願いに応えて驚きの走りをみせてくれた八幡コーチ。手足の長さを生かしたマッハ級の走りに「すごーい!」の嵐。一流選手ならではの力強い走りにみんな感動です! 

走るための基本は「気をつけの姿勢」。普段やっているから大丈夫だと思っていても、案外猫背だったり、あごがひけてなかったりしている場合も。みんなで見合いっこして、指摘してもらうと気づきますね!

施設をマスターしたら次はペアになって競歩の練習で。負けたくない気持ちや焦りから、思わずルールを無視して走ってしまう子どもも(笑)。次はスキップの練習。スキップ競争は、普段ではあまり経験しないけど、なかなかハードです。スキップしているみんなの姿勢…背筋が伸びてる!

次は陸上を速く走るための大事なポイント「スタートの姿勢」。真横から見たときに体が「人」の文字になるように少し前かがみになります。この時ひじを90度にするのがポイントだそう。前に出している手があごの下にくるくらいを目安にするとグッドです。左手を前に出したら、右足前、右手を前に出したら、左足は後ろに。なんだかみんな姿勢がかっこ良くなったね! 

そして走るためのコツは、腕を軽く振りながら、空き缶をつぶすように太ももをおろすこと。太ももをあげるのに集中すると高く上げすぎてしまうので、あくまで「おろす」ことに注力するのがポイントです。今までの練習の集大成となる50m走を再計測すると、ほとんどみんな少しずつタイムがアップ!

最後は、2チームに分かれてトラックでリレーを行いました。チーム内で順番を決めて作戦会議後、リレーがスタート! 追いつけ追い越せとみんな大興奮!

走り終えた子どもがトラックの内側で走者と一緒に並んで走りながら「がんばれー!」と声をかけたり、チームのみんなが精一杯声援を送ったりと、感動の一幕も。そんな中、人数調整で参加したスタッフがまさかの大こけで大ブーイング…(大変失礼いたしました)。なにはともあれ、大盛り上がりをみせたリレーで「陸上」は終了しました

スポーツ合宿3日目/テニス・加藤季温コーチ

合宿最終日の競技は「テニス」。初日からずっとサポート役のリーダーとして大活躍だった季温コーチ。以前開催した、いこーよ主催テニスイベントの指南役としてもおなじみです。合宿最終日はからっと晴天に恵まれ、まさにスポーツ日和! 風光明媚な景色の中でテニス競技開始!

まずは、恒例の「よろしくお願いします!」のあいさつから。毎回競技の開始時、終了時のあいさつは、生徒の中から号令係りとして代表を立てて行いますが、希望者を募ります。「やりたい人〜!」「はい!」と複数人の手があがります。この合宿で大事にしていることのひとつ、「あいさつ」は全員完璧にマスターしました!

初日の「集中力養成講座」の最後にラケットの持ち方はすでに習得していたので、早速ボールを使ってラケットで真上にボールを弾ませます。うまくできるようになったら、ペアになって短い距離での打ち合いをしたり、縦に並んでラケットの打ち方を伝授してもらったり。

他競技と同様に、「試合ができるまで」を目標に、技術やコツを子どものレベルに合わせ教えてもらいます。サービスラインに立って、相手コート側に打ち返すのを何度かやりながら、ボールを当てるタイミングを習得。スカっと空振りしても、次はボールが当たる、その次は相手コートまで届く…。繰り返し行うことで、気づきや上達につながります。

さらに、ラケットを置いてハードな練習も! コート内の指定された7カ所に、猛ダッシュでボールを1つずつ置いていき、次の人は置かれたボールを1つずつ取って元の場所に集めるというもの。

ここでもチームに分かれて取り組みました。コートの半分ずつを使い、チーム全員が早く終了したほうが勝利です。置く場所を把握し、すばやくボールを置いていく、体力と瞬時の判断力が必要とされる練習です。みんなへとへとになりながらもチームのために、次の走者へ必死でバトンタッチ! 最後はペアになって無事に試合を行い、スポーツ合宿は終了しました。

参加した子どもたちは、卓球・サッカー・陸上・テニスの4種のスポーツにふれ、一流選手の技術を見たり、指導を受けたり、スポーツを思いっきり満喫。それ以外にも、人の話をきちんと最後まで聞くことやあいさつ、感謝の気持ちを持つこと、集団生活においてのルールなど、今回の合宿でたくさん貴重な経験や学びを体感しました。

また、悔しくて流した涙は次のステップへの原動力に、おともだちを傷つけてしまった後悔の涙は「ごめんなさい」の言葉へ。すべての経験が子どもたちの精神面をも成長させてくれたはずです。

いこーよでは、これからも未来を担う子どもたちにたくさんの経験をしてほしいと願い、新しい企画・イベントを発信していきます! ぜひ次の機会にご参加ください!

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ライター紹介

高橋 珠子

かつて…欲しいものは車のパーツ、週末は青空ガレージ…そんなメンズ要素大・満載だった私。が、いまや4歳と6歳の姉妹ママ。現在…欲しいものは子供部屋×2、週末は親子でお出かけ。子供たちからたくさん学んで親としてもっと成長した~い!と思う日々。

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