Twitterや書籍、マンガなどでも話題のイケメン保育士・てぃ先生がパパママの悩みに一問一答していく人気連載! 全国から寄せられた子育ての悩みに寄り添い、解決策を探ります。今回は「一緒に過ごす時間が短くても子どもを満足させるコツ」について伺いました。
てぃ先生監修記事もあわせてチェック!保育園方式で「ママとの遊び」を時間割に入れて習慣化!
質問1
4歳の娘が一緒に遊ぼうとずっと誘ってくるのですが、彼女が満足するまで付き合う事ができません。どうしたらお互い満足いく時間が過ごせるのでしょうか?
(こまさん/4歳女の子のママ)
てぃ先生からのアドバイス
もしかしたら、お子さんを大事に思うあまり「今日は長めに遊んであげよう」とか「まだ遊びたがるから、あとちょっとだけ…」とか、お子さん優先の過ごし方になっていませんか? それではママのストレスが溜まるし、お子さんも際限なく遊びたくなるし、逆効果だと思います。
例えば、「時計の針がここに来るまで遊ぼうね。そのあとは夕ご飯を作る時間ね」とお子さんと取り決めをして、その通りに過ごしましょう。急な「はい、お遊びおしまい」は「もっともっと」の元になります。まずは先の見通しをもたせることから始めると良いかもしれません。
それは試したけれど、ダメだった…としたら、あきらめるのが少し早いかも!? 1週間でも良いので辛抱強く繰り返す。1日やそこらですぐに変わるものではありません。繰り返しによって次第に習慣化されるんです。
保育園ではそうした生活習慣が自然と徹底されています。1日の時間割が決まっていて、ご飯の時間の次は歯磨き、トイレ、手洗い・うがい、お昼寝…。「今日は歯磨きなしでいいか」なんて妥協はないわけです。強制というより、それが当たり前として習慣化されているんですね。
おうちでも食事やお風呂、寝る時間と同じように「ママとの遊び」の時間を決めてみるのも一つの手ですね!
小さなスキンシップの積み重ねが大きな満足に
質問2
パートで週4日働いていて、18時半くらいにお迎えです。一緒にいる時間が少ない分できることはありますか?
(I.Sさん/4歳男の子のママ)
てぃ先生からのアドバイス
肌と肌をふれあうスキンシップを増やすのはいかがでしょうか? 膝の上に乗せて遊んだり、頭をなでたり、おなかや背中をさすったり。お話しするときもただしゃべるのではなく、手をつないだり、ほっぺをさわったりして子どもとふれあってみてください。
フルタイムで働くパパママは18時〜19時くらいのお迎えが多く、20時になる方もいます。お迎えにきたパパママを見ていると、子どもが照れちゃうくらいベタベタしたり、だいぶ大きいのに駅まで抱っこして帰ったり、皆さんとってもスキンシップが上手! 一緒にいられる時間は少なくても、スキンシップをしっかりしていれば大丈夫です。小さなスキンシップから子どもは愛情を感じ取るものですよ。
子どもの人生と同じくらいパパママの人生も大切に
どちらの相談もお子さんとの時間を一番に考えるからこその悩み。「でも無理をしすぎないで、ママ自身の時間・人生も大切にしてほしいな」とてぃ先生。今回のアドバイスを参考に、親子で満足できるひとときを過ごせるといいですね。
次回は「0歳で保育園に預けるのはかわいそう!?」をテーマにお届けします。お楽しみに!