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苦手なパパ&ママ必見! 親子で絶叫マシンを楽しむには?

掲載日: 2015年4月1日更新日: 2015年5月29日石橋 夏江
様々な乗り物が揃う遊園地。なかでも人気なのがジェットコースターなどの絶叫マシンですよね。でもそんな絶叫マシンが苦手をというパパ&ママも多いはず。そこで、子どもが「一緒に乗りたい」と言った時に一緒に楽しむにはどうしたらいいのかを遊園地&テーマパーク評論家の佐々木隆さんに聞きました!

まずは敵を知り、戦略的に攻めよう!

どうしても絶叫マシンが苦手…。そんな人は逆に、絶叫マシンについてとことん調べて、詳しくなることが大事と佐々木さん。

まずはホームページを見て、行きたい遊園地やテーマパークにどんな絶叫マシンがあるのかをチェック。『絶叫マシンが怖い!』とひと言で言っても、『落下系がダメ』『回転系がダメ』など苦手なポイントはいろいろですよね。それぞれのマシンがどんなものなのかを分析し、この中ならどれがいけそうなのかを下調べしておくのがおすすめです。」

判断基準は、身長制限と人気度!

どの絶叫マシンがどれくらい怖いのかの判断は、特に苦手な人にとっては難しいかもしれません。そんな時に注目したいのが、「身長制限」と「行列の長さ」なんだそう。

「やはり、怖い絶叫マシンほど人気があり、小さい子どもが乗れないように身長制限が厳しい傾向にあります。あとは、乗車時間が長いものも要注意。大まかな考え方ではありますが、それで怖さのレベルがある程度分かるはず。特にその遊園地の代表的なコースターというのは、特にハードな場合が多いですので、苦手な人や子どもが最初にトライするものとしてはおすすめできません。」

乗る時に気を付けることは?

では、いざ乗るとなった時はどのように臨めばよいのでしょう?

「絶叫マシンが苦手な人への特効薬は、残念ながらありません…。ただ、少しずつ慣れるということはあると思うので、怖くない物から少しずつ乗って慣らしていくのがいいかもしれません。また、劇的な克服法はないものの恐怖を和らげるコツはいくつかあります。」

「まず、乗る位置は一番後ろを避けること。実際に最後尾の席が最も揺れが大きく、速度も速いので一番スリルが味わえます。一番前も、自分の前に何もないことにより心理的に怖さが増すのでできれば変わってもらうのがいいでしょう。乗る前の飲食は控えめに。乗ったら、目をつぶると余計に怖さが増しますので、勇気を出して目を開けるようにしてください。」

実際、佐々木さんの経験でもコースターが落下するときに目を開けて落ちる方を覗き込むようにすることで、体がふわっとする感じが軽減されたとのこと。勇気がいりますが、思い切ってチャレンジしてみてください。

親子で初めての絶叫マシン、これがおすすめ!

では、初めて親子で乗るならどんな絶叫マシンがおすすめなのでしょうか?

「間違いないのは、ファミリーコースター。名前の通り家族向けのコースターなので、身長制限もそれほど厳しくなくみんなで楽しめるライトなものが多いのが特徴です。また水路を進むウォーターライドもおすすめ。最後の方に落下があるものも多いですが、そこさえ乗り切れればあとは楽しめるはず。」

親子で楽しめるおすすめ絶叫マシン4

  • フリュームライド(としまえん)
丸太型の船に乗って、渓流下りのような感覚が楽しめるウォーターライド。
最後にちょっとスリリングな落下あり。

  • ウーピーコースター(那須ハイランドパーク)
パークのキャラクター・ウーピーのオリジナルコースター。
10種類ものコースターが揃う園内でも特に家族向けのファミリーコースター。

  • わんわんコースター わんデット(よみうりランド)
パークの人気コースター「バンデット」をもじったファミリーコースター。
先頭にオリジナルキャラクター・ランドドッグがあしらわれ、見た目もかわいい。

  • ローラーコースター(花やしき)
昭和28年に日本で初めてできた、日本最古のコースター。
先頭の入り口をくぐったり、民家の洗濯物をかすめたりとユニークな演出が魅力。

写真はローラーコースター(花やしき)

今乗りに行くならこのコースター!

ライトな絶叫マシンで少し慣れてきたら、少しずつレベルを上げてみるのもいいかもしれませんね。そこで最新の絶叫マシン事情についても教えてもらいました。

今年の注目は、ナガシマスパーランドにこの夏登場する『アクロバット』。うつぶせのまま急降下や回転する、日本初の超大型フライングタイプのコースターです。また、昨年USJに誕生したフライト・オブ・ザ・ヒッポグリフや、3月にリニューアルした九州のスペースワールドにあるタイタンMAXも要チェックです。」

またかなりハードルは高いですが、よみうりランドの「バンデット」、富士急ハイランドの「FUJIYAMA」、ナガシマスパーランドの「スチールドラゴン2000」など、佐々木さんが一生に一度は乗って欲しいというテッパンコースターにもいつかは挑戦してみたいものですね。

お話を聞いたのは…

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ライター紹介

石橋 夏江

編集プロダクションverb所属。編集者・ライター。趣味は、旅行と写真とスキューバダイビング。プライベート旅でも、取材旅以上の分刻みスケジュールを組むため、友達がなかなか一緒に旅行に行ってくれないのが最近の悩み…。

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