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夏休みのママにおすすめ! 調理器いらずの簡単時短レシピ3選

掲載日: 2018年7月18日更新日: 2018年7月18日いこーよ編集部

夏休みの時期にママが抱える悩みごとで多いのが、給食のない夏休み中の「子どものお昼ご飯」。お昼はパパっと簡単に済ませたい、学童保育に持っていくお弁当に毎日何を入れていいのかわからない、と思っている人も多いのでは?

そこで今回は、子育て両立・共育支援事業を行う「エスキッチン」で食育サポーターとして活躍する加野有美(かのゆみ)さんに、お弁当はもちろん、パパッと簡単に済ませたい「子どものお昼ご飯」に最適なレシピを3つ教えてもらいました。

フライパン1つで副菜2品&ブリの照り焼き弁当

ご飯との相性が抜群の「ブリの照り焼き」は、お弁当のおかずにも最適! 今回は、メインおかずのブリの照り焼きと、副菜2品をフライパン1つで同時に仕上げる簡単レシピを紹介します。包丁も使わないので、忙しい朝でもササっと作ることができますよ。

【材料(2〜3人分)】

<簡単ブリの照り焼き>
・ブリ 2〜3切れ(一人半身で計算) 
・片栗粉 適量
・塩 少々
・ごま油 小さじ2
〜タレ〜
★焼き肉のたれ 大さじ3
★生姜すりおろし(チューブでもOK) 小さじ1/2

<カラフルパプリカ炒め>
・パプリカ(お好みの色) 1/2個
・塩 適量

<もやしと豆苗のさっぱり和え>
・もやし 1/2袋
・豆苗 1/4パック
・塩 小さじ1/3
・顆粒だし 小さじ1/3
・ごま油 小さじ1

【作り方】所要時間:15分

1. ハサミを使ってブリを半分にして軽く塩を振ったら、片栗粉を薄くまぶしておく。パプリカは縦にハサミを入れて、1cm幅の食べやすい大きさにする。豆苗は5cmにカット、もやしは洗っておく。

2. アルミホイルの上にもやしと豆苗をのせて塩と顆粒だしをふったら、アルミホイルを丸めて包み込む。

3. フライパンの右半分に2を置いて、左半分にはゴマ油を入れる。左半分に1のブリを置いて表面に焼き目をつける。両面に程良い焼き目が付いたら、1のパプリカを入れて蓋をして、中火〜弱火の間で3分間蒸し焼きにする。

4. 蓋を開けて、混ぜ合わせた★のタレをブリとパプリカにかける。タレを煮詰めて絡ませれば、「ブリの照り焼き」と「カラフルパプリカ炒め」が完成!

5. もやしと豆苗が入ったアルミホイルを取り出して、ゴマ油を数滴垂らしたら「もやしと豆苗のさっぱり和え」も出来上がり!

メインおかずと彩りが綺麗な副菜2品が同時にできるので、お弁当にもってこい! アルミホイルを使用するため、フライパンはテフロン加工のものがおすすめです

焼き肉のたれを入れると焦げやすくなるので、とろみが出て絡めたら、すぐに火から外しましょう。パプリカはしんなりしたら先に取り出してOKです。


オーブントースターで生姜焼き

暑い日は、できるだけ火を使わずに料理ができたらうれしいですよね。今回紹介するのは、オーブントースターで作る生姜焼き。時短になるうえ、洗い物も少ないのが魅力です。同時に副菜も作れるので、お肉と野菜をバランスよく食べられますよ

【材料(2〜3人分)】

・豚肉ロース薄切り 200g
・ゴマ油(塗る用) 適量
・ゴマ お好みで
〜ショウガだれ〜
★しょう油 大さじ2
★みりん 大さじ1
★生姜すりおろし(チューブでもOK) 5g
★ゴマ油 小さじ1
<副菜キャベツ>
・千切りキャベツ 1袋(サラダ用のものでOK) 
・塩 小さじ1/2
・黒コショウ 少々

【作り方】調理時間:15分

1. ボウルに★のタレを入れて混ぜ合わせ、豚肉が重ならないように入れて下味をつける。

2. アルミホイルを長め(60cm程度)に切って、二重に折りたたむ。右側半分にゴマ油を塗って1の豚肉を一枚ずつ平らに入れたら、挟み込むようにアルミホイルを閉じる。

3. アルミホイルをさらにもう一枚(30cm程度に)カットしたら、千切りキャベツを平に乗せて、塩・コショウをしてから包み込む。

4. オーブントースターで13分程度焼く。

トースターのw数はメーカーによって異なるので、お肉の火の入り具合で様子を見ながら調節してください。温度は200度がおすすめ

お肉を包む際は、アルミホイルにゴマ油を塗る作業を忘れないようにしてください。張り付き防止と、味にコクを与える作用があります


ポチっと簡単! 炊飯器でオムライス弁当

オムライスは子どもが喜ぶ定番メニュー! 今回は、オムライスの卵も含めて全てを炊飯器一つで作る方法を紹介します。全ての材料をお釜に入れたら、ポチっとスイッチを押すだけで出来上がり! ガスもIHも使わず手軽に作ることができますよ。

【材料(4人分)】

・米 2合
・ウインナー 5本
・コーン缶 大さじ2
・玉ねぎ(みじん切り) 1/2個
・ミックスベジタブル 大さじ2
・バター 20g
★ケチャップ 大さじ4
★顆粒コンソメ 小さじ1
★塩 小さじ1/2
★コショウ 適量
★水 約380cc
★ローリエ(なくてもOK) 1枚

<スクランブルエッグ>
・卵 3個
・牛乳 大さじ2
・マヨネーズ 大さじ1
・塩・コショウ 適量

【作り方】調理時間:15分(炊飯時間は除く)

1. 米は研いでおく。ウインナーは縦半分にして、さらに5等分にカットする。玉ねぎはみじん切りにする。

2. お釜に1で準備した米・ウインナー・玉ねぎと、コーン、ミックスベジタブル、バターを入れる。

3. 耐熱皿にスクランブルエッグの材料のすべてを入れて、偏らないように箸で溶いておく。

4. ★の材料全てをよく混ぜ合わせて2のお釜に流し入れる。中央をあけるように具材を端に寄せたら、3の卵液を耐熱容器ごと入れて炊飯する。

5. 炊きあがったら耐熱容器を取り出し、底の方から卵をよく混ぜてフワフワにする。ケッチャプライスは軽くしゃもじで全体を混ぜてから、炊飯器のフタをして10分程度蒸らす。

6. 蒸らしたケチャップライスと卵をあわせて、お皿やお弁当箱に盛り付けたら完成!

時間がないときは、早炊きモードでもOK! 炊き上がりから10分以上蒸らしてから、お釜を開けるのがポイントです。お米は固めに炊きあがるので、芯が気になる場合は、電子レンジで1〜2分加熱するのがおすすめ。

玉ねぎのみじん切りを入れる時間がない場合は、ウインナーとミックスベジタブルだけでも彩りが美しくなりますよ。

どれも手軽にパパっと作れそうなレシピでしたね。調理器具が少ないので、洗い物が少ないのもうれしいポイントです。ぜひ記事を参考に、作ってみてくださいね。

お話を聞いたのは…

  • 加野 有美(かの ゆみ) エスキッチン食育サポーター

    大学卒業後より料理講師など食に携わる仕事を経て「食べること=生きること」をモットーに、多くの人が健康的でイキイキと過ごすことができる食の提案をしている。旬の野菜料理やパン、製菓を得意とする。調理師・食育インストラクター・国際薬膳食育師など食に関する資格を多数所持し、食育講座やレシピ提案、ライター業、イベント、出張料理と多岐にわたり活動中。保育士資格を保有し、子どもたちの食育にも力を入れている。

  • エスキッチン

ライター紹介

いこーよ編集部

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