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夏休みに子どもが喜ぶ!冷たいおやつ簡単レシピ【親子料理連載】

2016年6月29日飯田友美

もうすぐ夏休み。お子さんと過ごす時間も増えますよね。この機会に、親子でお料理をしてみるのはいかがですか? 材料も少なく、手順も簡単、親子で楽しめるおやつ簡単レシピを、管理栄養士の大坪さやかさんに伺いました。

手作りおやつは栄養たっぷり

おやつは、子どもにとってただ空腹を満たすだけのものではない、と大坪さんは言います。

「子どもが1食に食べられる分量はそれほど多くありません。しかし活動量は多いので、3食の食事だけで1日の栄養素を摂るのは難しいのです。」

「子どものおやつには、1日の食事だけでは足りない栄養素を補うという大切な役割があります。とくにエネルギー、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維をできるだけ補いたいところ。市販のものですと、エネルギーは高いのですが栄養面では十分とはいえないですね。」

また、不足しがちな栄養素は、カルシウム、鉄、食物繊維だそう。栄養素を補う大切なおやつ。せっかくなら、おいしくて栄養のあるものを食べさせてあげたいですよね。そこで手作りおやつの出番です。

手作りのおやつは食品添加物の心配もありませんし、脂肪や糖分も調節ができるので安心ですね。果物や乳製品を使えば、ビタミンやミネラルも補えます。お子さんにとっては、一緒に作ることで、どの材料がどのくらい入っているのか目の前で見ることができますし、いい勉強になりますよ。」

食育の第一歩として、材料や栄養素のことなど、いつも何気なく食べているおやつについて、ゆっくり話してみるのもいいですね。

楽しくておいしいだけじゃない!? 達成感も味わえちゃう!

親子で一緒におやつを作ることで、もうひとついいことがあるそうです。

「今回ご紹介するレシピは、子どもが作業工程に関わることができるものばかり。自分で考えて作業を進めることで『自分にもできた!』という達成感や充実感を味わうことができます。」

また子どもたちは、いつでも一生懸命。手を抜かず、徹底的に料理に取り組んでくれます、と大坪さん。

「大人が、このくらいでいいかなぁ、と切り上げるところを、子どもは決して妥協しません。混ぜたり、こねたり、叩いたりなどの工程も、かなり念入りにやります。その結果、大人が作るよりも、もっとおいしいものが出来上がることもありますよ!」

親子で楽しく作る、手作りおやつ。食べるだけでなく、作る楽しみもプラスして、楽しいおやつタイムにしたいですね。


◆豆乳わらびもち

材料(4人分)

  • 無調整豆乳 400ml (牛乳でもおいしく作れます)
  • 片栗粉 大さじ8
  • 砂糖 大さじ4
  • きなこ 適量

<作り方>

1 豆乳、片栗粉、砂糖を鍋に入れ、ゴムべらでよくかき混ぜながら中火にかける。
2 ひとつにまとまるまで混ぜ、さらに2分〜3分ほど練る。

3 スプーンを使って一口大にまとめ、冷水につける。

4 もちが冷えたら水気を切って器に盛り、きなこをかける。

【ワンポイントアドバイス】

ゴムべらでかき混ぜるときは力が要るので、子どもが混ぜやすいように、大人が鍋をしっかり持ってあげましょう。スプーンでまとめる作業は、楽しみながら一緒にやってみてくださいね。冷水につける時間はお好みで。しっかりつければ、より冷たくなります。また、豆乳ときなこには、食事で不足しがちなが豊富に入っています。

◆カラフルゼリー

材料(6個分)

  • 粉寒天 4g
  • 砂糖 大さじ3
  • りんごジュース 400ml
  • フルーツ缶 1缶

<作り方>

1 器にフルーツを入れる。
2 鍋に水200mlと粉寒天を入れて煮る。
3 2分間しっかりと沸騰させた後、砂糖を入れる。
4 火からおろし、りんごジュースを入れてよく混ぜる。
5 器に流し入れ、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。

【ワンポイントアドバイス】

寒天は固まるのも早いので、出来上がりを待つ時間も短いです。缶詰以外にも、好きなフルーツをいろいろな形にカットして入れてもかわいいですよ。ゼラチンではなく寒天を使うことで、不足しがちな食物繊維が摂れます。


◆かぼちゃプリン

材料(6個分)

  • かぼちゃ 300g
  • 卵 2個
  • 牛乳 300ml
  • 砂糖 30g(大さじ3〜4)

<作り方>

1 かぼちゃの種とわたをとり、ラップをして電子レンジでやわらかくなるまで加熱する(600wで6分くらい)。
2 ボウルに卵、牛乳、砂糖を入れて、泡だて器で混ぜ合わせる。
3 かぼちゃを皮ごとフォークでつぶし、ザルなどでこす(つぶすだけでもOK)。

4 3のかぼちゃに2を少しずつ加えて、よく混ぜる。

5 器に4を入れて、電子レンジで加熱する(200Wで10分くらい)。
  ※電子レンジによって加熱時間を調整してください。

6 余熱で火を通すためしばらく置き、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。

【ワンポイントアドバイス】

加熱後のかぼちゃはとても熱いので、取り出すときは大人が扱ってください。かぼちゃは温かいうちにつぶしたほうが、作業が楽です。子どもはつぶす、こす、などの作業が大好きですので、ぜひチャレンジさせてあげてください。また皮ごとつぶすことで、かぼちゃに含まれるβ‐カロテン、ビタミンC、ビタミンEなどの栄養素もより多く摂ることができます。かぼちゃは夏が旬、この時期にたくさん摂りたい食品です。

親子で料理を作ることで、大人も料理の楽しさを再認識する、と大坪さん。一緒に料理を作れば子どもをほめるきっかけにもなりますし、楽しい時間が過ごせますよね。今回のレシピは、どれも4歳くらいからチャレンジできるとのこと。おいしいだけでなく、栄養もたっぷり、夏に嬉しい冷たいおやつをぜひ試してみてくださいね。

「親子料理連載」の記事一覧はこちら

お話を聞いたのは…

  • 大坪さやかさん

    管理栄養士。和歌山市出身。同志社女子大学卒業後、保健所、健診機関、少年院で献立作成、食事相談、料理教室等の管理栄養士業務に9年携わる。日本で唯一、少年院で食育経験がある栄養教諭免許保持者。「こどもの健康を考える管理栄養士」として、現在は小学校で学校栄養士として働きながら、自宅(大阪府)で料理教室、食事相談などを行っている。

  • こどもだけの料理教室 ゆめつぼ公式サイト
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ライター紹介

飯田友美

出版社、編集プロダクション勤務を経て、フリーランスのライターに。好きなものは猫とパンダ、趣味はライブに行くこと、お芝居を観ること。杉並区在住。2児の母。

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