
年末年始に注目の天体ショーをチェック!
2024年‐2025年末年始の天文ショー
- 2024年12月13日ごろ/ふたござ流星群が極大
- 2025年1月4日ごろ/しんぶんぎざ流星群極大
- 2025年1月12日/火星が地球に接近
12月の「ふたござ流星群」と1月の「しぶんぎざ流星群」は三大流星群のひとつ。天気が良く条件がよければ1時間に50〜100個ほども確認できることもあると言われるほどなので、子どもでも非常に観測のしやすい流星群です。
ふたござ流星群とは?

冬の夜の風物詩といっても過言ではありません。肉眼で十分に見ることができ、東の空に見ることができます。
しぶんぎざ流星群とは?
流星群の名前に使われている「しぶんぎ座」は、現在では存在しない「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」という星座からきています。
流星の出現数は年によってちがいがありますが、通常は1時間に20〜40個ぐらい、多いときで100個みられたともいわれます。
自宅のベランダからもみることもできますが、魔法瓶にホットチョコレートなどを詰めて、近くの公園などへ家族で出かけてみるのもいいですね。
天文ショーの観察時のおすすめ持ち物や服装

服装は、「なんといっても温かい服装を心がけてください。寒波が来ることが予想されるシーズンのため夜は5度前後まで下がります。
防寒具やカイロなどは必ずもっていくといいですね。
また、少し長い間座って見ることを想定して、座る時にお尻が冷たくならないように座布団や下に敷ける小さな毛布、持ち運び可能な椅子やシートなどもあるとよいようです。
流星群観察時におすすめの持ち物<br>□防寒具 □カイロ
□温かい飲み物
□椅子やシート
□星座早見盤
天文スポットの観測イベントに行こう!
流星群はもちろん自宅周辺で自分でも観察が可能ですが、天文台や科学館、展望台などでの観測会ではさらに楽しめる工夫がされています。
【観測イベントのおすすめポイント(1)】双眼鏡や天体望遠鏡でも観測することができる

もちろん肉眼でも見ることができますし、肉眼で見ることによって空の広い範囲を見ることができるという点がいいのですが、天文スポットでは、双眼鏡や天体望遠鏡を使って、ひとつひとつをより大きく見るチャンスがあります。

また、電波観測を行い、センサーで流星が流れると知らせてくれる場合もあり、観察をより容易に楽しくしてくれます。
【観測イベントのおすすめポイント(2)】専門家の星空の解説を聞くことができる

また、プロの解説を聞きながら観察ができたり、流星群以外の星雲などの観察ができたりする点も、お子さんにとってワクワクする体験になりそうです。

年間を通じて、流星群などの天体ショーの時には、全国のスポットで様々な観測イベントが行われています。機会があれば是非、訪れてみられるといいですね。