砂場遊びで、海水浴の海辺で、砂像や砂のお城を作ろうとするけれど・・・・・・もっと上手に作れないかな? そんなことを思った経験はありませんか?

砂像とは?


今回お話しをお伺いした保坂俊彦さんの作品保坂俊彦 DOOR 2011 (C) 2014 保坂俊彦/FAD/SRS Co.,Ltd.
「誰にでも身近な素材である 砂から、思いもよらない造形ができあがるドキドキ感。自然の素材を使って屋外で作る気持ちよさを是非沢山の人に体験してもらいたいですね。
また、状況に応じてデザインを変えながら作る 面白さも、一度挑戦すると、病みつきになってしまうようですよ」(保坂さん)
それでは、保坂さんにお伺いして、編集部で作った砂像を例に作り方のポイントをご紹介します。
ポイント1.砂の水分に気を付けよう!/砂像のつくり方
「砂像や砂城を作るときに、まず大切なのは 砂ですね。プロが大きな砂像を作るときは、特別に選んだ砂で作りますが、砂場や海辺で作るときは、 水をよく含んだ砂を使うといいですね」(保坂さん)
砂は、ギュッとつかんで固まるぐらいがいい
作っている途中も、乾いてきたら水を少しずつかけて乾燥を防ぎましょう。ポイント2.土台をしっかり作ろう!/砂像のつくり方
次に大切なのが、 土台作り。水分をしっかり含んだ土台を作るために、底を抜いたバケツに砂と水を交互にいれながら土台を作るのがおすすめです」(保坂さん)(1).底を抜いたバケツの底に砂を少しだけ入れる




底を抜いたバケツを使うことで適度に水が抜けたしっかりした土台できる
海岸などでバケツがないときは、まず 水をしっかり含んだ砂を30センチほど積み重ね。次に積み重ねた砂をしっかり踏み固め、またその上に水を含んだ砂を重ねることを繰り返して土台を作りましょう。大きな作品を作成する時には、何段にも土台を組んで上部から掘り始めます。土台作りは、砂像を作るためにとても大切な作業です。今回のゴジラ作品も6段の土台を作って制作がはじまりました。
3.楽しく掘り始めよう!/砂像のつくり方

道具があると、より精巧に砂像や砂城作りをすることができます。最近では「100円ショップなどでも刷毛などが手に入りますし、ピクニック用のプラスティックのスプーンなども使えるかもしれません」(保坂さん)
「大きく削る部分は、大きな道具、柔らかいラインを出したい場合は筆や刷毛などの柔らかい道具というように、削りたい部分に合わせて道具を選ぶと、よりイメージに近いラインを作り出すことができます」(保坂さん)
こちらは、編集部やスタッフが、バケツで作った土台から作成した砂像です。

いろいろなイメージをふくらませながら作成するのは、とても楽しいものでした。是非、みなさんも挑戦してくださいね。
沖縄初 サンドアート・海煌祭PRESENTS『海神像』作・保坂俊彦 メイキング映像
たたかう芸術祭
保坂俊彦さんの作品が見られる新宿中央公園を見る
新宿クリエイターズ・フェスタについて詳しく見る

こちらは、編集部やスタッフが、バケツで作った土台から作成した砂像です。


砂像ができるまでを映像でチェック!
沖縄初 サンドアート・海煌祭PRESENTS『海神像』作・保坂俊彦 メイキング映像
保坂俊彦さんの作品を見に行こう〜たたかう芸術祭!【大阪】2015年10月3日〜12・16・17日
大阪のまちをアーティストの作品発表の場として「カンヴァス」にみたてて大阪の魅力を発信する「おおさかカンヴァス推進事業」。このひとつとして開催されるのが「たたかう芸術祭」。今年は中之島・道頓堀および水の回廊エリアで展示が行われます。保坂俊彦さんの作品が展示されるのは中之島公園東部エリアです。たたかう芸術祭
保坂俊彦さんの砂像のゴジラが展示されていた新宿クリエイターズ・フェスタ
2011 年から開催され2015年で 5 回目となる、新宿駅周辺各所を会場に開催される巨大アートイベント。2015年は終了。今年のフェスタの目玉はなんといってもゴジラ! 世界各地の砂像イベントなどで人気の砂像彫刻家 保坂俊彦氏が本フェスタ初登場。新宿中央公園「水の広場」にて公開されています。保坂俊彦さんの作品が見られる新宿中央公園を見る
新宿クリエイターズ・フェスタについて詳しく見る
新宿クリエイターズ・フェスタ実行委員会事務局
(新宿区区長室特命プロジェクト推進課内)
TEL:03-5273-4220
FAX:03-5273-3931
(新宿区区長室特命プロジェクト推進課内)
TEL:03-5273-4220
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