育児の悩みの1つとしてよく挙げられる、イヤイヤ期。「今、まさに困っている!」というご家庭もあるのではないでしょうか? そこで、子どもとおでかけ情報サイト『いこーよ』ではアンケートを実施して、ユーザーのみなさんのイヤイヤ期にまつわるエピソードを集めてみました。思わず共感してしまう苦労話から大変な時期を乗り越えた経験談まで、様々なエピソードを公開します。

「魔の2歳児」という言葉もある通り、イヤイヤ期経験者に聞いてみると、当時のお子さんの年齢は2歳前後がほとんど。また、状況や環境の変化がきっかけになることもあるようです。
さらに厄介なのが、家の外でイヤイヤモードになってしまった場合。他人に迷惑をかけてしまったり周囲の目が気になったりして、親のストレスは倍増…。
それでは、イヤイヤ期はどうやって乗り越えればいいのでしょうか。壁にぶつかった時に参考にしたい、経験者のコメントをご紹介します。
魔の2歳児。イヤイヤ期エピソード

「魔の2歳児」という言葉もある通り、イヤイヤ期経験者に聞いてみると、当時のお子さんの年齢は2歳前後がほとんど。また、状況や環境の変化がきっかけになることもあるようです。
「2歳の男の子、ご飯イヤ、保育園イヤ、お風呂イヤ、歯磨きイヤ、今イヤイヤ全盛期! 気張って『イヤ!』と叫んでます」(しおさん)
「2歳の時に弟が生まれたことで、赤ちゃん返りやイヤイヤ期が一層激しくなり、手がかかりました。それまで自分でできていたことをしなくなり、ご飯まで食べさせていました」(チョコパイさん)
「2歳で保育園へ行き始めの頃、自分の思い通りにならない時は、まだ上手に言葉で表現できずに、よくかみつかれた」(SHさん)自我が芽生え始める年齢なのに加えて、お兄ちゃんやお姉ちゃんになったり、保育園に通い始めたりする子も多いタイミング。小さな子どもにとっては、自立への第一歩を踏み出そうとする時期なのでしょうね。
食事や着替えなどの日常生活に悪戦苦闘
ひとたびイヤイヤ期に突入してしまうと、何をするのも「イヤ」「イヤ」「イヤー!!」。親にとっては、頭を抱える状態に。アンケートからも、朝起きてから夜寝るまで、あらゆる身の回りの世話に手を焼いたという実体験が続出しました。「自分の欲しいもの、食べたいものしか口に入れない。昨日までバクバク食べてたものをあげようとしても、一切口を開けなくなる」(たいちょうさん)
「自分で靴を選びたくて、違うのを履かせようとすると暴れまくるので、出発までに10分はかかる」(かよこさん)
「一番困るのは、パンツを履かないこと。今はほとんどなくなったが、実家に帰った時にもパンツを履くのを嫌がり、フローリングにお漏らししたことがあった」(ぺったんさん)
「歯磨きを嫌がり、大人二人がかりで羽交い締めにして歯磨きしていた頃もありました」(おにぎりママさん)食事、着替え、お出かけ、歯磨き…と、日常生活のすべての場面で手間と時間がかかり、予定はずれ込む一方。これが重なると、大人としてはどうしてもイライラしてしまいます。
外出先でスイッチが入ってしまうと大変!

「どこでも嫌な事があるとすぐに寝っころがり、なかなか起きないので、道行く人の視線がとても痛かったです」(たこやきちゃんさん)
「保育園に行くのを嫌がり、毎日泣いていました。近くの公園で一歩も動かなくなると、しかたなく先生に迎えにきてもらうことも…」(アイリーマックさん)
「公園で遊びだすと帰らないと駄々をこね、無理やりベビーカーに乗せようとするとキックパンチの応酬。子育てに悩み、辛くて本気で泣いたことも」(シュクルさん)
「1歳半から3歳になるくらいまではイヤイヤが酷く、外出するのも一苦労。イヤイヤモードになると泣き叫ぶので近所の方には虐待を疑われたり…(汗)。この状況が一生続いていくんだととても暗い気持ちで生活していました」(アリさん)このように、悩み疲れ、かなり思いつめてしまったという声も寄せられました。
イヤイヤ期どうやって乗り越えたの?

「イヤイヤ期は、したいことにとことん付き合ってあげました。そのおかげか、全然長引くことなく過ぎていきました」(アーチャンさん)
「いつか終わるイヤイヤ期ならば、もっと気楽に過ごせばよかった。一番可愛い時期だっただろうになぁ」(アリさん)
「この時期は親もどうにかなるんじゃないと思うほど、大変でした。しかし、『成長には1つ1つ意味がある』と考え、聞こえないふりをしたり、あまりにもわがままな時は怒ったり。親子で共に成長する時期だったと、今となっては思います」(ベリーさん)
「毎日が戦争でしたが、一番母親として成長できた時期でもありました。余裕を持って行動したり温かく見守ったりするために、忍耐強くなりました」(まりりんさん)イヤイヤ期は、子どもにとっても親にとっても、成長するための大切なステップ。そして、多くの方が書いてくださったように「いつかは終わるもの」でもあります。とても難しいことですが、小さなことで泣いたり叫んだりと大騒ぎしている子どもの姿が愛おしく思い出されることを信じて、どっしり構えて向き合うのが一番なのかもしれませんね。