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子育て家族の車の選び方を専門家が解説! 目的別おすすめ車種も

掲載日: 2021年5月17日更新日: 2021年5月26日いこーよ編集部
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赤ちゃん連れのおでかけは、車があると行動範囲がぐっと広がるもの。出産など家族が増えるタイミングで、新たに車の購入や買い替えを考える人も多いはず。しかし、車の購入となると大きな買い物だけに、どんなものを買ったらいいか、悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、車選びの専門家に、「ママにおすすめの車選び」のポイントをうかがいました!

【記事】車内のおむつ替え・掃除・臭いの悩みを専門家が解決!【記事】チャイルドシートの悩みを徹底解決!

今回答えてくれたのは……

「カーセンサー」編集長 西村泰宏さん
2015年より自動車領域の編集に携わり、「カーセンサー」本誌の編集とリニューアルプロジェクトの推進を行う。ネットコンテンツなども含め、全体のデスク業務を担当。2017年4月より「カーセンサー」編集長に就任。2018年4月よりリクルート自動車総研所長、2021年4月より「CarsensorEDGE」編集長を兼任。2021年日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員も務める。2児のパパ。

「カーセンサー」公式サイト

「グーネットマガジン」編集部 江島誠二さん
「グーネットマガジン」編集部にて、ニュース記事や特集記事の企画などを担当。車の楽しさを多くのユーザーに伝えるため、最新のニュースから試乗記事、自動車業界の動向など幅広く取り扱う。2児のパパ。

「グーネットマガジン」公式サイト

車選びで大切なのは「今の生活に合った大きさを選ぶ」こと!

子供が増えると、これまでとは「車選び」のポイントが変わってきます。チャイルドシートは装着できるか、乗り降りのしやすさ、載せられる荷物の量、帰省時に両親が乗る席があるか…などなど、考えすぎて何が正解かわからなくなることも。そこでまずは、初心者が陥りがちな失敗を伺いました。

「子育て家庭の車選びを見ていると『兄弟、姉妹が増えるかもしれない』『帰省やキャンプに使うかもしれない』と、みなさん大きめのものを選びがちです。でも、これはNG! 帰省やアウトドアのおでかけを、年に何回も行わないという人も多いですよね。また、運転に慣れていない人が大きな車を買ってしまうと『車庫入れが難しい』『おでかけ先の駐車場でうまく止められない』など、運転が苦痛になってしまうケースが多いんです。車選びに関しては『大は小を兼ねない』ことを覚えておいてください」(カーセンサー)

ただでさえ、子供が車内にいると集中力が削がれるやすいもの。そのうえ、運転しづらさや恐怖心を感じる車に乗っていては、危険度がより増してしまいますね。

「『いざというとき』のことは考えず、自分たちの日常生活で使うことを考えましょう。たとえば『週末に少し離れた公園に行くのに使うから、荷物はベビーカーとストライダーが乗せられればいいかな』など、日常使いやすい大きさを選んだほうが、車ででかけることが楽しくなると思いますよ」(カーセンサー)

どんなシーンで利用するか、できるだけイメージすることが大切なようですね。

「乗り心地であったり、外の景色が見やすかったり……子供が『楽しい』と思える空間をイメージして選んだらいいと思います!」(グーネット)

せっかくおでかけするのであれば、子供たちにとって楽しい思い出を作ってあげたいもの。子供たちが「車が苦手」という印象にならないことを考えたいですね。

車選びは、予算決めと情報収集がポイント

自分たちが納得する車選びをしたい! でも車を購入するのは初めてで、どうしたらいいのかわからないという人もいるのでは?

「『自分と同じようなライフスタイルの人』を探して聞いてみることをおすすめします。例えば第一子が産まれる人だったら、同じように最近子供が産まれて車を買った友達や知り合いに聞いてみるとか、保育園や幼稚園のママ友、パパ友に聞いてみるのもいいかもしれませんね。そうすると車選びのポイントや、どこのディーラーや販売店で買ったなど、手順も含めて情報が手に入りやすいと思いますよ」(カーセンサー)

なるほど。自分に近い立場の経験者なら、よかったことや失敗したところも教えてくれそうです。

「今は車を持つにも手段が多様化していて、カーリースや残価設定型ローンなど少し理解を深めないとわかりづらいことも多いと思います。まずは乗り始めるまでに掛かる初期費用で支払える予算と、車を維持するための費用……駐車場代や保険代、税金、ガソリン代など、いわゆる『維持費』に支払える予算を考えておきましょう。ある程度予算をイメージできれば、次に欲しい車探し、お店探しへとステップを踏んでいきやすいと思います。新車だけでなく中古車まで含めると、意外と幅広い種類から探せたりします」(グーネット)

確かに、購入費用ばかり気にしがちですが、駐車場代などの維持費も大切。子供が生まれたら子育てにもお金がかかるので、どのくらいのお金が使えるのかじっくりシミュレーションしたいですね。

「スライドドア」は子育て世代になぜ人気?

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子育て世代が選ぶ車にはいくつかポイントがありますが、スライドドアを装備した車が特に人気になっています。どんなメリットがあるのでしょうか?

「幼い子供を車に乗せるときは、抱っこして乗せることが多いですよね。スライドドアは開口部が広く、両手が塞がっていても子供を乗せやすいことが大きなポイントだなと。実際自分もスライドドアの車に乗っていますが、子供の乗り降り時はとても便利に感じています」(グーネット)

子供が小さいうちは乗り降りをママパパが手伝ってあげる必要があります。そのときにスライドドアだと楽なんですね。

「実は車は、安全性能や運転性能を追求した結果、同じ車種であってもモデルチェンジのたびに大きくなる傾向があります。しかし駐車場は昔のままの大きさという場所が多く、結果的に隣の車や壁との距離が狭くなっているんですね。スライドドアは、ドアの開け締めの際のリスクを減らしてくれるというメリットがあります。なので、お子さんが小さいとオートスライドドアはやはり便利ですよ」(カーセンサー)

市街地だと、自宅やおでかけ先の駐車場が広くないことも。開いたドアが隣の車にぶつかってしまう危険が高まります。ドアが横に広がらないスライドドアなら、その心配が少なくて助かりますね。狭い場所でも乗り降りしやすいのも便利です。

「一方で、子供がある程度大きい場合など、乗り降りをきちんとできる年齢になれば、一般的なヒンジのドアでも大丈夫だとは思います。そもそも我々が子供の頃は全部ヒンジでしたし(笑)」(カーセンサー)

子育て中は絶対にスライドドアじゃないとダメ、ということもないようです。自分が使用する環境や子供の年齢にあわせて選ぶことが大切ですね。

「こんな人にはこの車!」目的別おすすめ車種ベスト3!!

生活環境や家族構成、家族のやりたいことで、最適な車は変わってくることがわかりました。そこで、子育て中のファミリーにおすすめの車を、カーセンサー編集長に聞きました。目的別に紹介しているので、ぜひ車選びの参考にしてください。

画像提供:カーセンサー

乗り降りしやすい車がほしい人におすすめの車種ベスト3

ベスト1:Honda ステップワゴン 

ベスト2:ダイハツ タント

ベスト3 Honda N-BOX

「Honda『ステップワゴン』はオプションで『わくわくゲート』というのを付けられるんですが、車の後ろにスペースがない場合でも、リアゲートを横に開けることができ、乗り降りのバリエーションが豊富になりますよ。ダイハツ『タント』は2世代目から助手席側に柱がない“ピラーレス”になり、開口部の広さで人気です。現行のものは後部座席から運転席へのアクセスも良くなりました」(カーセンサー)

1人目の出産で、運転は不慣れな人におすすめの車種ベスト3

ベスト1:トヨタ RAV4

ベスト2:日産 エクストレイル

ベスト3:Mini 5DOOR

「『運転席の高さ』がなるべく高いほうが、見下ろすことで視野が広くなります。また、直線的なデザインのほうが側方感覚がつかみやすい。そのため、意外と大きいと敬遠しがちのSUV車とかのほうが運転しやすかったりするんですよ。デザインにこだわりたい人にはminiもおすすめです」(カーセンサー)

2人目の子供が生まれて買い替えたい人におすすめの車種ベスト3

ベスト1:日産 セレナ

ベスト2:マツダ CX8 

ベスト3:三菱 デリカD:5 

「お子さんの年齢差にもよりますが、チャイルドシートを2つ以上設置する必要があるなら、いわゆるミドルサイズ以上、『5ナンバーサイズ』といわれる大きさのミニバンが王道になると思います。となるとおもてなし度の高い運転支援性能『プロパイロット』がついている日産セレナ(プロパイロットなしもあるので確認を)などは候補の筆頭でしょうね。また、ミニバン以外の選択肢としては3列シートSUVのマツダ『CX8』も面白いと思いますよ」(カーセンサー)

車内で着替えや車中泊もできる「広々した車」がほしい人におすすめの車種ベスト3

ベスト1:Honda N-BOX 

ベスト2:スズキ ソリオ 

ベスト3:日産 NV200

「お子さんがいる場合の広さでポイントとなるのは、やはり“高さ”。お子さんが立ったまま着替えられると、おでかけのときのオムツ替えもぐっと楽になりますから。となると箱型のワゴンが中心になると思います。そういう意味では、やはり選択肢になるのはHonda『N-BOX』やスズキ『ソリオ』。また、車中泊をしたい人には社用車をアレンジするという選択肢も最近では流行っており、鉄板の『ハイエース』以外でも日産『NV200』を車中泊使用にアレンジというのもおすすめですよ」(カーセンサー)

プロが考えるファミリーカー選びの秘訣とは?

多くの人が「長く乗り続けるし出費の大きな買い物だからこそ失敗できない」と思って気負いがちな車選び。子育て世代なら、機能面を重視する人も多いと思います。しかし、日常で使うものだからこそ、愛着を持てるものを選ぶのも大切なこと。

「個人的意見なんですが、『子供のため』と性能や機能性だけで選ぶのではなく、デザインや色など、『運転するお父さんお母さん自身が気に入るかどうか』も大切にしてください。僕らは『車は一番大きな“アウター”と呼んだりしてますが、一生着るコートやジャケットなんてほとんどないですよね? 自分たちが今やりたいこと、今の家族のサイズに合わせていずれは買い換えていく、そのくらいの感覚でいいと思います」(カーセンサー)

いかがでしたか? お気に入りの車であれば、おでかけの回数も増えて家族の思い出もより深くなるはず! 車選びから楽しんでみましょう。

お楽しみいっぱい♪ 「いこーよ」モニター参加者募集中!

お話を聞いたのは…

  • 「グーネットマガジン」編集部 江島誠二さん

    「グーネットマガジン」編集部にて、ニュース記事や特集記事の企画などを担当。車の楽しさを多くのユーザーに伝えるため、最新のニュースから試乗記事、自動車業界の動向など幅広く取り扱う。

  • 「グーネットマガジン」公式サイト
  • 「カーセンサー」編集長 西村泰宏さん

    2015年より自動車領域の編集に携わり、「カーセンサー」本誌の編集とリニューアルプロジェクトの推進を行う。ネットコンテンツなども含め、全体のデスク業務を担当。2017年4月より「カーセンサー」編集長に就任。2018年4月よりリクルート自動車総研所長、2021年4月より「CarsensorEDGE」編集長を兼任。2021年日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員も務める。

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いこーよ編集部

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